佐々木彩夏、AMEFIRASSHI、B.O.L.T、CROWN POP、浪江女子発組合ら スタプラあーりん軍団が横アリ集結! @JAM EXPO2022 DAYS2@横浜アリーナ(配信)
昨年(2021年)はももいろクローバーZと私立恵比寿中学がともに参加したことで、スタプラフェスの感を呈した @JAM EXPOだったが、今年は佐々木彩夏以外は若手の妹グループのみの参加。それでも勢いに乗るばってん少女隊をはじめ多数のグループが参加。佐々木彩夏が率いる浪江女子発組合とそのメンバーでもあるAMEFURASSHI、B.O.L.T、あーりんソロコンに毎年ダンサーとして参加しているCROWN POPとスタプラのあーりん軍団が横浜アリーナに顔を揃えた。
AMEFURASSHIは早朝のキウイステージに登場。小島はなのコロナ感染でTIFの参加を断念した無念を晴らすかのような充実のパフォーマンス。最近のフェス参加の際のスタイルであるが、自己紹介やMCは一切はさまず「Arttificial Girl」「Drop Drop」「SENSITIVE」「Lucky number」「MOI」と6曲連続のパフォーマンス。今年は配信での観戦となったために現地の雰囲気は分からないのだが、映像でパフォーマンスを見た限りは圧倒的な出来ばえだったのではないだろうか。
一方、午後のピーチステージでは会場の狭さを逆用し、一体感の演出できる「MICHI」でスタート。一転して「BAD GIRL」「Blue」でスタイリッシュな演出が可能な歌唱力の高さをアピール。再び代表曲の「Drop Drop」でかまして歌、ダンスの完成度の高さを見せつけた。内容はよかっただけに改めてこれはストロベリーステージで見たかったなと思わせた。
B.O.L.Tも久しぶりに生のパフォーマンスを見たが、年少組2人の成長ぶりに目を見張った。特に驚いたのは白浜あやのスタイルのよさ。以前は大人っぽい青山菜花に対し、丸顔のベビーフェイスということもあり、あどけなさが目立った白浜だが、特に今回は衣装がおなかが見えるものとなっていることもあり、スキニーですらっと伸びた体形にいつの間にこんな風にと思わせられた。披露したのも(おそらく)最近の楽曲が主体で、聴き馴染みのない曲が多かったのだが、その分あやなのがメインボーカルとして使われている曲が多くて、グループとしての成長も感じた。
浪江女子発組合もよかった。特にAMEFURASSHIの小島はな、愛来、鈴木萌花は抜群の歌唱力を見せ、あーりんが率いる歌上手グループの印象をスタダ以外のアイドルのファンに見せつけた。ukka、CROWN POP、ばってん少女隊もいいパフォーマンスを見せ、スタダ勢のライブアイドルとしての質の高さを示してみせた。特にCROWN POPは所属が@JAM EXPOを共同主宰しているMUSIC NOTEということもあり、毎年参加しており、思い入れが強いこともあってか単独でメインのストロベリーステージに上る充実感もあり、気迫あふれるパフォーマンスを見せた。ここもメインボーカルの二人だけでなく、全員が歌えるグループであるというのを印象付けるパフォーマンスだった。
しかし、そうしたものの全てを吹き飛ばすインパクトを見せたのが、その後のあーりんの降臨。横アリの空間をわが庭とばかりに支配しまざまざとアイドル界のエンタメ王のオーラを見せつけた。
対外試合というのを意識してか、冒頭は自分のではなく、ももクロのオーバーチュア(Overture)から始まり、「ココナツ」では今回は出演しない残りの3人のメンバーのパペットを乗せた小さなトロッコを引っ張り、茶番ではあるが、ももクロのあーりんを強調するような演出。すっかり、場内をなごませたところで、今度は一転して「キューティーハニー」からバックダンサーにAMEFURASSHIの小島はな、愛来を引き連れての新曲「Lady Cat」と続け大人の色気も感じさせた。そこからは「あーりんは反抗期」「だってあーりんなんだもん」とあーりんワールドを炸裂。横浜アリーナの空間を自分の色で染め上げた。唯一に無二を感じさせる圧倒的なパフォーマンスであった。
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