魚喜(2683)の株価推移と優待の行方
長年の魚喜うおッチャーである筆者が昨今の株価推移を解説するとともに今後何がおこるのかを予測します。
まずはじめに適時開示および株価推移を確認してもらいたい。
読者簡便のため以下に株探へのリンクをおいておきますので適宜ご参照ください。
適時開示
株価推移
9月以降の日足を見てください。
大株主
まずお断りしておくと、(有)フォー・エムも創業一族の資産保有会社です。
事実確認
昨年末、実質筆頭株主であった会長が亡くなりました。このとき創業者一族の共同持分は53.41%でした。
10月28日に遺産分割協議が確定。以降自由に株が売れるようになりました。12月23日現在、共同持分は50.95%まで2.54%低下。
株化下落の推測
さて11月1日からの株価推移と出来高を見ると、通常より出来高が増えて、株価の下落傾向を見て取れます。創業家の株が徐々に市場に放出され需給を悪化させて株価を下げていると見てよいでしょう。
今後の予測
おそらくこのまま持分比率が取締役の選任を維持できる50.01%になるまでは売却が進められると思われる。そこで需給の悪化は終わり、株価は下げ止まるのではなかろうか。
なぜ創業家は株を売るのか
株価上昇に自信がないからでしょう。なぜ自信がないのか?
今後の後の推測
一方、魚喜といえば株主優待で優待投資家の一部に人気である。なぜなら年末に5000円相当の数の子が届くからである。15万円程度で5000円の数の子が届くのであれば3%強の利回りになる。大変お得感が感じられ、家族にも喜ばれる品と言ってよいでしょう。
だがしかし、今年も数の子はすでに株主に届いているが、そこには優待見直しを示唆する挨拶文が。
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