2024/07/09 誰も通れぬ程狭き道をゆけ
・陽が高い。日差しが強い。気温も高い。車がいつもより少ない。何もかもがいつもと違う。
・完全なる遅刻をした。今の会社に来てから遅刻しそうになることはあってもここまで完璧に遅刻したのは初めてだ。
・目が覚めた瞬間に全てを理解して血の気が引いていくあの感覚を久々に味わった。自分が遅刻する原因の9割は無謀な二度寝によるものなんだけど今回は自分で自分に呆れるほど馬鹿な理由だ。昨日の夜はここ最近でも1番の眠気が押し寄せてきてて、思い出そうとしても朦朧とした景色がぼんやりと浮かぶだけなんだけど、とにかく明らかなのは"携帯の電源を意図的にオフにした"ということ。通知が気になったのかどうなのかは分からないがとにかくそのせいで設定していたすべてのアラームは無に帰すことになった。結果、目が覚めた時間は出社時刻の3時間後だった。
・電源を切っていたため先輩や上司からの電話もすべてシャットアウトしていた。起きてすぐに上司に電話をすると、「今日は午前休にしてから、午後から出勤してね」とのこと。めちゃくちゃ優しかった。一応これで遅刻扱いではなくなるっぽい。遅刻しておいてなんだけど「完全に自分の信頼貯金が生きたな」と思った。今日までの完璧な体調管理による欠勤遅刻ゼロ、何かミスをした時にすぐに報告、そしてとにかく言い訳をしない(これが難しすぎるからそもそものミスを減らす方向に意識が向く。これはこれであり。)これらのこれまでの行いで培ってきた"胡散臭くない感じ"が今日保険として活きた。それが嬉しい。ただ、この午前休は本来なら金曜の午後休として消化される予定だったらしい。そんなこと教えてくれるなよ😭😭😭。いや、このくらいの応報で済んだのが幸いなのか。
・とにかく二度と(二度とは難しいかもしれないからまずは今年度は)遅刻しません。
・イレギュラーな出勤になったため残業ができないらしく早めに帰った。たくさん寝たしいつもの半分しか働いていないわけだから当然元気がありまっていた。
・元気が有り余っていたので帰ってすぐ近所のDAISOまで歩いた。店まで向かう道中、前を歩いていた人が線路沿いの細道に消え、DAISOに近づいた時に横道らスッと現れた。え?そこ道あったの?ここに住んでながら1年以上になるけど知らなかった。Googleマップで調べてみても道として表示されてる道はなかった。しかし航空写真に切り替えてみると小さい歩道橋?らしいものがかかっている。買い物を終えた後、さっきの人が通ったであろうルートで帰ってみると、そこには小さい歩道橋があった。茂みと線路を跨ぐためだけの細くて短い歩道橋。嬉しっ。
・小学生の頃、通学路でよく通ってた狭い道を思い出した。狭い道のロマン、間違いなく歩く習慣ができないと忘れてただろうな。この調子で生活圏内の狭い道、全部見つけるぞ。
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