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フェイスシールド

この薄いフイルムが、患者さんとの壁を作っているみたいで嫌だった…。
患者さんを疑っているようで、嫌だった…。

でも、私たち医療者が感染してしまったら、医療が成り立たない。
日々、多くの患者さんと接する私たちが、知らぬ間に感染して、それを、次の患者さんに感染させてしまうかもしれない…。
そう考えたら、この、近未来的なフェイスシールドは必要なものなのだ。

コロナ感染の疑いのある患者さんは、一般の診察室とは別の隔離室で診察し、検査をさせていただく。
そんな時、多くの患者さんが「すみません…」と、おっしゃる。涙ぐむ人もいる。

謝らなくていいよ…。
それより、患者さんの気持ちを考えると、心が痛む…。結果が出るまで不安でしょう…。
もし、陽性だったら…。症状がこれ以上重くなったら…。苦しくなったら…。死、までよぎるかもしれない…。家族はどうなる…。仕事は…。

コロナ感染者を世間は、悪者扱いな風潮がある。
でも、明日は我が身だし、感染した人ほど、抱きしめるようにして擁護する必要があるのだと思う。
そして、私は、そうしたい。

私は、感染者病棟で働いている訳ではないが、実際に最前線で治療、看護に当たっている方々に、心からエールを送りたい。

早く、このフェイスシールドが外せる日が来ることを切に願う。

そして、ウィルスに負けないカラダを作ろう❣️
そのためには、日々、自分と向き合い、整えよう🍀

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