友人と設定を交換して書いてみた①


前回の記事とちょっと似てますが、時系列的にこっちの方がしたのは先です。
これが楽しかったので、他の人の設定を借りて小説を書くというのをやってみたかった、みたいなところもあります。

そして小説を書く時の癖で、書くときに一文の文頭に一つ空白を入れがちなのですが、noteだと読みづらさを感じるので、今後noteには入れるのをやめます。
つい癖で入れてしまうのですが、noteはnoteでまた読みやすくできたらいいな~って思います。
小説も出来るだけ読みやすく読めたらいいなと考えてます。


今回コラボした友人ははるさん(@harubero)です。
はるさんは光の腐女子で、ほのぼのやハッピーエンドが好きで、BLにおいてカプがあわず喧嘩することもあるんですけど、イラストも絵も話も超可愛いです。
私が書く話は割と暗くなりがちなのですが、彼女の描く話は光寄りの話が多いです。
そんな時、あまり自分っぽくない話考えたわ~とあらすじが送られてきました。
その時の設定がこちらです。

画像1

珍しい!闇深くていいじゃん!!!!って拍手して漫画で読みたいという話とか、設定とか色々話した結果、私が小説で書く事になりました。

▼キャラクターデザイン

ピクルーで大体こういうイメージと、キャラのイメージをあげた後に、お互い絵を描いてキャラを詰めて行きます。ピクルーの規約上、このnoteに画像を載せていいのか不明の為、載せていませんが、私とはるさんの間で、キャラクターのイメージが結構割れました(特に受け)

最終的には、普段はるさんが描くキャラのイメージじゃないというか、完全に私の好みのキャラデザに振りました。
ちなみに、自分で小説を書くときもこっちのイメージで書かせて頂きました。

余談ですが、普段私は小説を書くとき、短編の場合はあまりキャラクターの画像をイメージせずに書いています。長編だとそれなりにイメージはしますが、読み切りの短編だと受けは黒髪で攻めは茶髪でちゃらついてる~とか、そういう程度しか書きません。でも、こうやってキャラデザを詰めていくとキャラクターのイメージが明確になるのでいいなと思いました。

キャラデザを詰めて行く上で、金がないから攻めはバリカン一本で坊主っていう話もしましたが、私が書けないので却下しました。
そのあとバリカンでやった為前髪切るのを失敗した攻めの画像も送られて来ましたが、愉快な面白話になってしまうため、小説には入れませんでした(喧嘩)

名前に関しては、貧乏攻めの方が豊かになってほしいという意味で豊にしました。私が勝手に考えた。
豊はシンママで受けの隣の家にある町営住宅に住んでるという細かい設定とかははるさんです。この設定、小説に入れたっけ?

書くにあたって、重視したことは、やっぱり攻めと受けの心情のやりとりかな~と思います。最終的に、嫌いだと思っていたのに本当は好きだった、というのがやりたかった。でもそれも攻めの手の中、というか……。

あと、最後は救いのある話にしてね、と言われて驚いたのですが、「本当は攻めが受けのこと殺したいほど憎んでたとかはNG」とのことだったので、じゃあいっか!!と思って書きました。

救いがあるかどうかは、読み手に委ねようと思います。

▼完成

そうして、書き上がった小説はこちらです→終われば、サヨナラ


この話を書いたのは2019年の10月くらいでした。
この記事は当時のラインメッセージを見ながら書いています。

書き上がったあとの肝心の感想とかは、通話で話したためログとしてはあまり残っていなかったのでもう思い出せないのですが、めちゃくちゃ病んでてしまの話って感じって言われて嬉しかったなっていう記憶があります。秘密にしてましたが、ヤンデレ攻めを書くのが好きなので。

あとは、漫画では書けない細かいシーンを、小説だと細部に渡ってかけるのとか、心情が細かく描写されるのがいい、って言って頂けました。
漫画と小説だと、出来ることは全く違ってくるのですが、漫画だと絵で一瞬でわかることも、小説だと文字で説明しないといけない。その分、漫画だと限られた文字数で伝えることを、小説だと長い心理描写で書くことができる。
こういう違いが、楽しいなと思います。
自分が考えた設定を誰かに形にしてもらえるのは、めちゃくちゃ楽しい!って話もしました。めちゃくちゃ楽しい!

次回は私が設定を考えて、はるさんに漫画を描いてもらった話をします。

▼おまけ/設定画

はるさんが描いた設定画(掲載許可はもらってます)


画像6

豊と壮真

画像7

黒髪バージョンもかわいいっ!て話をした。

画像8

中学生時代のイメージ

画像9

バリカンしか持っていなかった為前髪を切るのを失敗した攻め


ついでに私が描いた設定画

画像10

どっちも性格が悪そう。



終わりです。

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