閑雲を引いたら原神にハマった

約一ヶ月前に原神を始めてみたので折角だしソシャゲに対して苦手意識を持つ人間こと私はプレイしている中で何を思うのか、あわよくば克服したいなというのもあり個人的に記事に書いていこうと思っていた、しかし続きをやろうとは思わなかったのでほとんど放置していた。

なぜかと言うと、シンプルにゲームをするのが煩わしかった、ソシャゲという要因にとは別に、シンプルに。
どうも私はひどくせっかちなようで走ってはすぐにスタミナを切らして回復するまで優雅に小走りをし、また走りを広大な世界で繰り返すのが途方もなく感じてしまった。

最初に触ってから約一ヶ月経った頃、一昨日のことだが。
YouTubeで動画を見ているときに原神に新しいキャラクターが追加されたという情報を偶々得た。
なんとなく気になり見てみると閑雲というキャラクターが紹介されていた。

めちゃくちゃ俊敏に飛び回っているキャラクターを見てこれだ!と思った。
私が一番に感じたストレスとなるポイントを閑雲は解決できる。

原神を起動して閑雲を引こうと思った、しかし閑雲を手に入れるのに必要な祈願というシステム、それを開放していなかった。
何を隠そう私はチュートリアルを終える前に原神を中止していた、よく覚えていないが当時の自分はなにやら時間に追われていたらしい。

そこからはあっという間で道中青いドラゴンと緑が基調のキャラクターを目撃したり赤い少女に不審がられたりパイモンを食料にしたりガイアと言う不穏極まりない名前と様相をしたキャラクターと騎士団代理団長と図書館司書と会った、騎士団長殺しという小説を思い出した。

祈願にアクセス出来るようになったので少し課金をして閑雲を引いた、同じキャラクターを複数回引くとキャラクター性能が上がり、 閑雲は一つ目の重複で大きな恩恵を得られると言うのもありもう一体引いた、さあ動かしてみよう。

閑雲の性能は想像以上だった、自分は今ソニックのゲームをプレイしているのかと思った、元が緩慢でスタミナという枷に縛られているのもあって見た目以上の爽快感を得た、原神の移動手段がストレスフルなのはこの時のためだったんじゃないかと思った。

……ほんの少ししかプレイしていないのに、原神を語るにはいささか烏滸がましい事この上ないぞ、口を慎めよ。


かくして私は閑雲を引くことによって原神にハマった、どれくらいハマったかと言うと、二日でプレイ時間は十二時間を超えた。
ちょうど長編の小説を二冊読み終えたところだったので気分転換としてちょうどよく作用してくれている。

原神によって睡眠時間を少し削ってしまっている所は自重しなければならないが、実質的には始めたばかりというのもあり、まあ良しとする。
とにかく今は生まれて初めてソシャゲにハマったという事実を嚙み締めておこうと思う。

閑雲、引いてよかったな。

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