備忘録:石田尚志展(神奈川県立近代美術館/葉山館)
ふと思い立って、美術館に行ってみた。
逗子からバスに揺られて葉山に来た。道中、海抜2m台と書いてあるところもあったが、美術館自体は12mくらいのところにあり、ひとまず安心して館内に入る。
絵と、その製作過程やらその絵を使った動画やらがセットで展示されていることが多かった(ないのもあった)。
製作過程は、コマ送りで撮影する画像を切り貼りした……らしい。製作過程というのはおもしろい。完成品を見ただけではわからない色の重なりが見てとれる。
なお、動画は撮影禁止だったが、静止画はOKだった。
作品を見ていて、なんだかぐるぐるしてるなぁ……と感じた。
緻密な線や大味な線、いろんな線があったが、全体的にうねうねしているのである。直線もあったが、どうにもこうにもぐるぐるしているという印象をうけた。
何を見たのかよくわからないが、なんだか圧倒されている間に順路を歩ききっていた。
そういえば逗子にきたのは初めてなので、近くの海岸をフラついてみた。
サンダルと足の隙間に砂が入ってきて、たちまち逃げ帰った。海と仲良くなれる日は遠そうである。
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