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2024年、挑戦した事、訪れた場所

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2024年は社会人5年目となり、5年目という数字的には節目を考えさせられるような年になりました。
お仕事方面では、部署異動に伴うチーム異動があり、キャリアについて考えさせられることが多くなりました。とはいえ、仕事で人生モヤモヤしていてもしょうがないので、とにかく外に出て!色々な体験をして!人生の糧にする!を目標に様々な場所に訪れたり、体験をしたのでした。
そんなこんなで2024年で印象に残ったことをいくつか振り返ってみます。


予備自衛官に任官

2023年に予備自衛官補(技能 : 情報処理)に試験に合格していたため、2024年に教育訓練を修了し、予備自衛官に任官しました。予備自衛官になってからも、訓練招集に応じて、有事に備えて訓練に励みました。

元自衛官の方や普段は医者、看護師、サイバー関連のエンジニアなど、普段の仕事で交わることのない人々と寝食を共にして励む訓練は、得難い経験となりました。また、来年も定期的に訓練招集があるので頑張ろうと思います。社会情勢が徐々に怪しい方向に傾きつつある昨今、日本ではどこか他人事のように考える人々が多いですが、自分は当事者意識を持って生きていきたいです。

2ヶ月のアメリカ生活

2023年も2週間ほどアメリカに滞在していたのですが、思い切って2ヶ月滞在しました。
テネシー州を拠点に様々な州を訪れ、ニューヨーク、アトランタ、ペンサコーラ、シカゴ、デンバー、フェニックスなど、時間が許す限り色々な場所へ行きました。もちろん英語は喋れません、体当たりコミュニケーションで何とかなります。特に印象に残った場所、体験をいくつか記載します。

決死の壁のぼり Longs Peak

ロッキーマウンテン国立公園内にある名峰で標高4345mのLongsPeakに登りました。午前2時から12時間、22kmの道のりはとても登り甲斐がありました。

頂上直下は、200m以上の壁に張り付くようにして登っていきます。
クライマックスに相応しい歯応えのある壁が待ち受けています。
ここで噴出したアドレナリンの強さは一生忘れることができません。

荒野にポツンと地下核ミサイルサイロ

アリゾナ州のフェニックスからレンタカーで片道2時間のツーソンという場所には、荒野の中に冷戦時代の核ミサイルサイロが点々と存在します。その中の1つは博物館として残されていたので見学しにいきました。実物の大陸間弾道ミサイルが今も鎮座しています。

見学では、当時の核ミサイルがどういったプロセスを経て、実際に発射に至るのか手順を一通り教えてもらえます。最後には、ランダムに選ばれた人が発射キーを回すといったところまで実施します。

このような歴史をコンテンツとして消費できるようになった現代は良い時代になったのかは「?」ですが、歴史の重みを感じました。

自動運転タクシーWaymoに乗ったよ

アリゾナ州のフェニックスでは自動運転タクシーのWaymoがサービスを稼働しています。アプリで簡単に呼び出して、運転手のいない車が目の前にやってきた時は、ぶったまげました。なんたる未来。早く日本でもサービス開始して欲しいものですね。

LiDARセンサーがたくさんついていて可愛いです。

空港で雑魚寝するスキルを獲得

アメリカの宿は円安のせいか高い、どこへ行くにも格安の飛行機で夜間便を利用。観光初日の宿は取らずに空港で寝ることを覚えました。空港で寝るアメリカ人は多かったので、そういう文化なのかも?(てきとう)

ニューヨークにて
フェニックスにて

立入困難な硫黄島に渡島

ご縁があり硫黄島に渡島させていただきました。

東京から約1200km、島全体が自衛隊基地ということもあり、一般人の立ち入りが難しく、かつ火山活動によって年々隆起していく島では過去の痕跡は消えつつあり、遺骨収集や歴史継承の難しさを目の当たりにしました。

米軍が旗を立てた写真で有名な摺鉢山に登ると、島全体が見渡せます。上から見ると意外と小さな島、こんな島が更地になる勢いで砲爆撃を受け、壕を掘って戦った人々がいたこと、犠牲になった1万人超の遺骨はまだ見つかっていないこと、忘れてはいけない歴史の舞台がそこにはありました。

迫力の近迫射撃見学

自宅近くにある富士駐屯地の広報活動の一環として、近迫射撃を見学させていただく機会がありました。東富士演習場内の射弾下掩蔽壕の中に入り、防弾ガラス越しに3km後方から放たれる砲弾が200m先に着弾する様子を見学します。

タイミングや位置など寸分の狂いもなく、目の前に着弾する砲弾の様子を見て陸上自衛隊の練度の高さを窺い知ることができました。

意外と落ちてくる砲弾は目視で見えること、耳栓越しでも聞こえてくる「ヒューーンッ」という不気味な音、射撃終了後にあたりに散らばった砲弾の破片の生温かさなど、忘れられない体験になりました。

走って足掻いて走って

初めてのトレイルランニングレース

信州松代ラウンドトレイルで36kmを疾走…とはいかず、最後の10kmで膝を痛めて、足を引きづりながら8時間ギリギリで完走。来年は40km、50kmと距離を伸ばして、秋くらいの80kmくらいのレースに参加したいですね。最近はジムで基礎トレーニングをずっとしています。

初めてのスパルタンレース

ガーラ湯沢で開催されたスパルタンレース 新潟 、BEAST部門(20km30障害物)に出場。日本国内で開催されるスパルタンレースの中では一番きついレースになります。きつい日差しと猛暑の中、激坂をひたすら登ったり下ったり…冬場はスキー場なだけあって急斜面、なかなか足にきました。

全身をいじめ抜くような障害物の数々が襲いかかります。背の高さを超える壁を乗り越えたり、張り巡らされた有刺鉄線の中を這って進んだり、重しを運んだり…果ては槍を投げたり…雲梯系とロープ系のコツがつかめずペナルティをくらいまくったので、練習して精進しないといけません。

山の記録

特に印象に残ったもの

残雪期白馬岳主稜

残雪期の有名なバリエーションルートへ、山頂直下には斜度60~70度の雪壁が待ち受ける。それまでに至る道をジェットコースターのようにうねる尾根を登っていく。

23時ごろに登山口に向かったら、なぜか学生時代の友人がいて一緒に登ることになった。

頼もしい友人の背中を見ながら、久しぶりの再会を噛み締めながら止まることのない会話を楽しみながら、いつの間にか午前7時。山頂でした。

空木岳→檜尾岳

こちらも学生時代の友人と誘い合わせて1泊2日のわちゃわちゃ登山。
気心の知れた友人とじっくり時間をかけて登山は良いものです。

無人の避難小屋で雑魚寝も友人がいたからこそ、楽しい時間になりました。

鶏を絞めて、捌いて、食べた

養鶏農家さんに教わりながら、初めて鶏を絞めて、捌いて、余すことなく食べました。自分に渡されたのは雄の鶏で暴れん坊。

首の頸動脈を切る、血抜きする、羽毛を剥がすと手順を踏んでいくごとに見慣れたお肉になっていき、湧き出る感情はどうやって美味しくいただこうか?でした。普段は何気なく消費しているお肉ですが、こうして命をいただく手順を一からやってみると感謝の気持ちが湧いてきました。胸肉、ぽんじり、鶏ガラまできっちり消費しました。

2025年に向けて

とにかく体を鍛えよう!とにかく外に出よう!とにかく元気に生きよう!が行動指針です。頑張りましょう。


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