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祇園祭の帰り道(詩)
さっきまでの喧騒が嘘のように静かな新幹線の中
京都から名古屋はなんでこんなに近いんだろう
君は降りたくないと言った このまま東京まで連れてって
俺が名古屋で降りようか 言いかけたけど言えない
見たいと言ってた祇園祭にやっと行けたのに
別れるときのこの切なさは楽しかった思い出を哀しい思い出にしてしまう
来月また大文字焼き行けるじゃん!
そう言って俺は席に戻り、車窓から見える家々の灯火を眺める
電照菊の明かりを通り過ぎ うとうとしてたら新横浜も過ぎ
さて、降りる支度するか
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