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I Like③〜好きな音楽〜

この記事は自分の好きな事を好きなように書いています。
要約すると色んな音楽を聴いていこうぜっていう話を僕がどんな音楽を聴いてきたかの歴史を遡る文章です

今ではほぼ毎日音楽が流れているような生活をしているわけだが、正直なところ小さい頃音楽漬けだった訳ではない。

僕の音楽のリスナーとしてのスタートは
14歳の時にバンドをやろうと誘われたからである。
それまではろくに音楽は聴いてないし、おそらく興味すらなかったと思う。

14歳の頃、当時アニメオタクだった僕は友人からとあるアニメを勧められた。
その名も「けいおん!」
2000年代のトップに君臨するであろうアニメが放送された年に僕らは厨二病真っ盛りであった。

そうなると必然的に楽器を始めるのは当たり前なもので、親に頼み込んでお金を借りた。
友人らと「あぽろん」という楽器屋に通い、店員さんに勧められるがまま初心者セットを買った。

これが僕の音楽の始まりだった

まあその初心者セットのベースは半年後には買い換えてしまうのだがそれは別の話。

楽器を始めて、友人らと練習をするようになり、初めて自分が音楽というものを知らない事に気付かされた。
とはいえ友人らには恥ずかしくて聞けないので、パソコンで
「ベーシスト 上手い人」
とか
「ベースがカッコいい音楽」

とかをよく検索していた。
そこからyoutubeの履歴がどんどんバンドのPVになっていった。

とはいえけいおん!から楽器を始めた人間が聴く音楽といえばアニソンであった。
そして当時は「ニコニコ動画」の「歌ってみた」の全盛期であり、それらの曲の「演奏してみた」をよくみていた。
「ベーシストは変態」なんて言葉もこの時期に知った。

そして厨二病患者はハードロックにハマる
最初はX JAPANのギタリストhideのソロの曲からハマり、Janne Da Arcやシャムシェイドにハマる。
特にJanne Da Arcはものすごくハマっていた。
ライブまでDVDを買ってヘドバンをしていた。
まあベース担当のka-yuが脱退した事により、復活はあり得ないのだが、今でも復活を願ってやまない。

この頃から少しずつ洋楽を聴くようになったと思う。
定番のdeep purpleやLed Zeppelin、ブラックサバスなどのベスト盤
ベーシスト御用達のRed Hot Chili Peppersなど
教科書的なアルバムもレンタルして聴いていた。

そして厨二病は高校受験シーズンになる
その頃からより洋楽を聴き始めていた。

そこで今の僕の音楽的性癖の核となるバンドと出会う。
GREEN DAYである。
Basket Caseのpvを見た時に衝撃を受けた。
その頃から一貫してポップパンクが好きになる。

そして高校生になり、住む場所が変わり
聴く音楽の変化と共に、性格がねじ曲がり始めた15歳
バンド=音楽と曲解していた時期だった

生ドラムとギターが入っていない音楽はクソ

大真面目に思っていた。

そしてよくTSUTAYAでとにかく色んなバンドのベスト盤を借りまくっていた。
バンドの友だちと話を合わせるため、流行りの邦楽ロックも聴くようになった。

そこで好きになったのが
岸田教団&The明星ロケッツである。
同人界隈からメジャーに上がったバンドといえばやはり岸田教団であり、この当時はメジャーからも音楽をやりつつも基盤は同人というような活動をしていた。
ファンから総帥と呼ばれている岸田のベースサウンドは当時の僕のベースプレイの基盤になった。

そして高校時代の音楽の最大と言えば
ベーシスト 栗林 学氏との出会いである。
出会いはニコニコ動画の「生放送」である。
彼はプロのスタジオミュージシャンであった。
そしてよくお酒を飲みながらくだらない話をしてはリスナーを笑わせて、そして演奏になるとプロの演奏になり僕を夢中にさせた。
彼の演奏するジャンルは主にフュージョン。
マーカスミラー、ヴィクターウッテンなどのベーシストの存在を知った。
そこからフュージョンやモータウンを聴くようになっていった。

そしてバンド活動が受験のため終わり、各々が進学していき僕は専門学校に通う。
ミュージシャンコースではなく、裏方のスタッフコースへ
そこで沢山の音楽好きの馬鹿と出会う。
僕らはよく勝手に好きなCDを持ち込んでは勝手にミキサーとスピーカーをセッティングしては各々に好きな曲を再生するという遊びをしていた。
そしてこの時期から良い音ってなんだろうと考えるようになる。
中古の昔売れたCDなどを買い漁るようになり、
友人とあーでもないこーでもないと話していた。
20歳頃僕はSMAPが好きになっていた。
「SMAP 012〜VIVA AMIGOS!」
というアルバムをたまたま購入したのがきっかけである。
このアルバムは本当に名曲夜空ノムコウが収録されているのだが、他の曲のバンドサウンドとメンバーのボーカルの主張とのマッチングが完璧なのである。

このSMAPとの出会いから徐々にバンド至上主義の考えからいろいろな音楽を楽しく聴けるようになったと思う。

そして社会人になり今となるのだが
社会人になり、趣味としてラジオを聴くようになった。
そこで出会ったのがラジオパーソナリティ
鷲崎 健
である。
元は彼のトークから好きになった。そして彼がミュージシャンとしても活動している事を知る。
彼の音楽と共に、ラジオを聴くようになっていった。

ラジオを聴くと必然的に知らない音楽を聴くわけで、徐々に
生ドラムもなければギターも入っていない音楽も受け入れるようになった。

そして24歳の今の僕の音楽への偏見だが
どんな音色でも、メロディとリズムが気持ちよければそれでよしという程になるまで緩みきった。

さて、つらつらとどんな音楽が当時好きだったかを書いてみたが、決して面白いものでもなく、よくいるバンドマンもどきの聴くレベルである。
最終的に一番好きなジャンルは何かというと、
ポップパンクになるのだが、どんなジャンルも好きだし、今ではワールドミュージックも好きで聴いている。

お酒を飲んで酔っ払って歩いて帰る時にはカーペンターズを聴いて少し泣きそうになるし、少しヤケになった時は深夜高速を聴いて、生きててよかった夜を探し、彼女がいた頃はバンザイ好きで良かったと思っていた。

今僕はApple Musicを登録している。
サブスクは僕にすごくマッチしていて、何となく名前だけ知っていた音楽が聴けるし、昔の曲まで遡る事もできる。
更に面白いのは履歴により、オススメのアルバムも紹介してくれる。そこから知ったバンドも沢山ある。

最終的にこの記事は何を言いたいかという事だが、
1つのアーティストを追いかけるのも素晴らしいと思う

だけど

それだけが音楽じゃないよ
他のアーティスト、ジャンルも聴いた方がお得だし、
人間1人あたりの人生で聴ける音楽の総量なんて多分そんなにないから、色んな音楽聴いた方が面白くね?って話である


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