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S2 準優勝構築 大空洞パルキア

割引あり

初めまして、ぎんと言います。
今回はシティリーグ準優勝出来た事もありS2で大空洞パルキアのノートが無さそうだったので結果の覚え書きも兼ねて色々書いていこうかと思います。

本ノートでは

  • 大空洞パルキアの強み

  • 有利不利

  • 各カードの採用理由

  • プレイ解説(序盤、中盤終盤の動き)

  • 当日のマッチアップ解説

  • 各デッキへのプランと戦い方

について解説していこうと思います。

最後の各デッキへのプランと戦い方では、シティリーグや大阪clに大空洞パルキアを持っていきたい方向けの内容になっています(なっていたら良いな…)

あまり文字を書くのが得意ではないので拙い所があるかとは思いますが、それでも良いよという方はぜひ見ていってください!



大空洞パルキアの強み

大空洞パルキアとは、大空洞を使用することにより今までは最大260までしか出せなかった打点を更に上昇させて戦うデッキです。
使用していて強みとして感じたことは
・Vstarラインまでの火力上昇は簡単でワンパンしやすい
・キャンコロ手裏剣が決めやすい
・宝石探しによる豊富な展開補助
などが挙げられると思います。
特に宝石探しが優秀で状況に応じて必要なカードのサーチが容易であり、安定したプレイが出来ます。

有利不利について


・有利
レジドラゴ、ルギア、カビゴンLO、サーフゴー、サーナイト、テツノイバラ 

280ラインまで出しやすい都合上Vポケモンを使用してくる相手は、こちら側がワンパンできるので有利だと思います。
大空洞パルキアは最近tear1に登りつめ、トップメタの一角となったレジドラゴに有利を取れるデッキです。ドラゴが増えてくるようなら大空洞パルキアも増えてくるかも…?
また、このデッキはフトゥーやスグリ、キャンコロが入っているためカビゴンLOに縛られず動けることが多く、立ち回り次第ではカビゴンなど簡単に倒せてしまうでしょう。
カビゴンが苦手、負けたくない思っている方がいるならぜひこのデッキをどうぞ!!笑



・5分
タケルライコ、トドロクツキ、テラパゴス、ブリジュラス、ボム系統

アグロデッキにこちらのパルキアなどを先に取られてしまうと思うように動き出せず、サイドレースが負けた状態で始まるとそれを覆すのは中々難しいです…。
逆に言うとこちら側がサイドレースを先行出来るとそのまま勝てることも多いため5分と言えるでしょう。



・不利
悪リザ、ドラパ、古代バレット、非エク主体のデッキ

280打点まで伸ばしやすい大空洞パルキアですが2進化ラインの火力まで伸ばそうとすると相手の盤面に依存するため、相手が上手ければ上手いほどベンチを絞られてワンパンは難しくなります。
先行で月光手裏剣を決めてしまえばその限りでは無いと思いますが、純粋な火力勝負では負けてしいがちな印象です…。
また、非エクで戦うデッキには弱く、デッキ的に闘弱点が多いので、はじょうもうこうを持ったコライドンが入った古代バレットは特に厳しいです。

各カードの採用理由

今回使用したデッキリストはこちらになります。
気になりそうなところだけピックアップして話していきます。
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/xx884c-xdA7Vl-DJx4xY

ほとんど全てのカードが活用出来ました

ポケモン

・パルキア
2-2。以前は3-3、3-2で使っていましたが手裏剣使用後はパルキアは1匹しか殴らない展開が多かったこと、ヒスイのヘビーボールを採用していることもありパルキア2匹並べたい展開になったとしても問題なく並べられていたのでこの数に落ち着きました。

・ネオラント
序盤で宝石探しを使いすぎるとその後のリソースが無くなってしまうため、息切れして強い動きが出来なくなります。その後の展開のサポートとしてやはり入れておきたい1枚。ハイボから繋がるのももちろん強い。
あとネオラントでスグリを持ってくると火力が実質50アップするのでこれで助けられた試合も何回かありました。

・スピンロトム
ヒスイのヘビーボールがあるので大丈夫かなぁと思ったけど、中々展開できないことも多々あったのでもしかしたら2枚でもいいかもしれません…。

・ガチグマあかつき
テラパゴスなど後続の攻撃準備が整ってない場合が多かったので採用、最後に置くと実質1エネで起動するのも強いですね。
また、スタジアムを剥がされたり崩れたスタジアムを使われると、パルキアやテラパゴスだけだと火力上昇や盤面の再構築が難しく火力を出せなくて負けてしまう可能性があります。スタジアムやベンチの数に依存しないアタッカーの存在は重要だとも言えます。

グッズ

・ボールライン
ポフィンの枚数は最後まで悩んでいました。基本1ターン目の動きで勝敗が変わると言っても良いくらい序盤が重要なのですが枠が厳しかったので1枚に…多分普通に2枚でいいと思います笑。

・大地の器
2枚でも充分回りますが3枚目が欲しい場面も多かったので3枚でも良かったかも。

・エネルギー付け替え
個人的に大空洞パルキアにはとても重要な1枚だと思っています。
月光手裏剣後にガラスのラッパと付け替えがあれば2連続で月光手裏剣が打つ事も可能になります!
2連続で打たれる警戒を大抵して来ないので2回決まればほとんど勝ちが決まります。
それ以外にも手張りができない時にガラスのラッパでエネを供給し、それをアタッカーに付けてあげる事で攻撃可能に出来るので、それで助かったことも沢山ありました。

・改造ハンマー
主にレガシーエネルギーを剥がすために使います。ルギア、グレンアルマあたりが使ってきてサイドレースをずらそうとして来るので、それを咎める1枚になります。これのお陰でルギア対面は有利になれると思います。
ダブルターボも剥せるのでテラパゴス、テツノイバラにも強く戦えます。

サポート

・フトゥー博士のシナリオ
縛られて逃げられない、傷ついたポケモンの回復、宝石探しの再利用などが主な使用方法です。場にホーホーが居てヨルノズクに使うと再度宝石探しが出来て実質トレーナーズ2枚サーチになります。そして次のターンも宝石探しできる事になるので入れてよかった1枚。

・スグリ
打点上昇かポケモンいれかえが出来るカード。悪リザ対面だと相手が4匹出していればこっちのベンチ8匹展開+スグリで悪リザをワンパンすることが可能です。
テラパゴスも最大打点270にすることが出来るのでサーフゴー、お守りをつけたオーガポンを倒せたり、7匹だけでもスグリ込でテラパゴスを倒せたりします。火力がベンチ由来で変動するデッキなので火力の補助をしてくれる優秀なカードです。

・博士の研究
グッズが多く採用されているこのデッキでは手札干渉された後の復帰手段として、とても効力を発揮します。博士の研究後の手札にヨルノズクがあれば更に必要なカードのサーチも行えるでしょう。逆にヨルノズクから博士の研究+トレーナーズを持ってきて展開の補助にもなれます。
カイだけではベンチを展開しきれない場合にも、博士の研究を使えば8体フルで展開する可能性も高く、ピン刺しで入れています。

プレイ解説


初動の動き

大空洞パルキアは先行で展開出来れば裏呼びでvラインもワンパン、キャンコロ手裏剣も可能なので先行を選びたいです。
初動の理想盤面はこちらになります。

毎回こうだったら良いですね…

1ターン目はスピンロトムとパルキアが並ぶようにします。最悪テラパゴスは次のターンに置いても間に合うため基本的はこの盤面を目指します。
初手にボールが1枚しかない場合は基本的にパルキアかスピンロトムを出します。スピンロトムでホーホーを展開出来ていれば少なくとも次でテラパゴスが攻撃可能な盤面まで持っていくことも出来るかと思います。

2ターン目は月光手裏剣、あくうのうねりでサイド2枚取りを目指します。宝石探しでキャンセルコロンとプライムキャッチャーを持ってくることが可能なので2進化主体のデッキであれば月光手裏剣を使います。



vポケモンを使用するデッキであればパルキア2匹にエネルギーを付けておき、プライムキャッチャーを使用してでも相手の核となるVポケモンを取れれば有利に試合が運びそうです。


月光手裏剣が狙える状況であれば月光手裏剣を使う構え+オリジンパルキアvstarに1エネ付けるまでが出来ると次のターンパルキアで殴る動きもしやすいです。
最悪手張りが出来ない場合でも入れ替え+エネルギー付け替えで攻撃する事も可能です。

中盤の動き

初動の強さが目立つ大空洞パルキアですが、宝石探しを使い切ってしまうとリソース不足により強い動きが難しく、そこから逆転されてしまうことが多いです。そのため2、3匹目のホーホーを並べる、ビーダルを育てておくなどの対策を講じる必要があります。
また、2匹目のパルキアやテラパゴスにエネルギーを付けておくことで後続のアタッカーを育てるのも同時に行いましょう。

ナンジャモされてもハイパーボールにアクセス出来るカードは多く、再度宝石探しを使えれば復帰は容易

終盤の動き

基本的にサイドレースは2-2-2で進めたいため
終盤はテラパゴスやパルキアで出せる火力で必要なら裏呼びしながら戦います。
Vstarラインはテラパゴスでは倒しにくいため、裏のポケモンを呼び出す事が多いと思います。
また、終盤は手札干渉がほぼ確実に飛んでくる環境のためビーダルやキチキギスを出しておくことで手札干渉の耐性もあげておく必要があります。
サイドレースで負けている場合は打開の手段としてナンジャモは山に残しておきましょう。


ここまでベンチを作り上げておけば勝利は近いでしょう



当日のマッチアップ解説

正直相手の展開が厳しかったりマナフィを入れてない、出せないって相手が多くそれに助けられたと思ってます。
あとその日はじゃんけんが最強でした、9戦中8回じゃんけんに勝ちました。じゃんけんの勝ち方を真面目に調べたかいがありました←
先行有利デッキなのでじゃんけんに自信がある方にはオススメの山かもしれませんね!!!
連戦で少し曖昧になっている所もあるかもしれないので間違っていたらごめんなさい。

先レジドラゴ〇
相手の後攻1ターン目、レジドラゴが1匹しか出せなかったようで、プラキャ使って呼び出してパルキアで撃破。
次にレジドラゴを2匹並べて前に非エクを盾に出してくるも宝石探しからのボスで裏呼びし更に有利に、ナンジャモで手札干渉されるもサイドレースは覆せなかったようで勝利。

先ドラパルド〇
マナフィを入れていないデッキだったらしく先2で月光手裏剣が決まりサイドレース有利、そのまま勝利。

後テラパゴス〇
先行1ターン目に相手がファンコールをつかってホーホーヨルノズク達を持ってきたが後攻1ターン目でナンジャモを使用、相手が宝石探しを使えないターンが多く先にサイドを進めて勝利。

先ドラゴ×
先行1ターン目、パルキアしか出せずドローでボールを引かず、なんと1秒で1ターン目が終了。もはや笑いました。
流石にこれを覆すことが出来ずそのまま敗北…。

先悪リザ〇
マナフィがサイドに落ちてしまっていたらしく先2月光手裏剣をきめてヒトカゲ2匹を処理、その後ネジキで悪リザが出てくるも相手がボムを打てずパルキアがワンパンされませんでした。
ただ対戦相手が非常に上手く、展開に必要でだしたロトムやネオラントをネジキや崩スタで消されてしまい前の悪リザを殴ることしか出来ない展開にされてしまいました…。
ただその後ピジョやボムに繋がるカードが中々出せなかったらしく、こちらもビーダルを立てて手札干渉の耐性をつけられ、パルキアで殴り続けてそのまま何とか勝利出来ました。

先サフゴ〇
何とこの回もマナフィがサイドに落ちてくれていました。先2で月光手裏剣を決めてそのまま先手有利で勝利。
ただ2回目の宝石探しを残していたためマナフィが出てきていたとしてもキャンコロ手裏剣は決められていたと思います。

決勝トーナメント
後テラパ〇再戦
相手の初手、ボールが無かったようでファンコールを使えず、こちらはカイからパルキアスピンロトムなどを展開。こちらの方が展開が早かったお陰で先にサイドを2枚先取りしそのままサイドレースを走り切り勝利

先ライコ〇
1ターン目はパルキアが後1で倒されることを懸念して手札のテラパゴス、パルキアは出さずスピンロトム、ホーホーホーホーのみを展開。2ターン目は相手が出したイキリンコをテラパゴスのユニオンビートで倒しサイドレースを先に進められました。
決勝トーナメントに進出してる方なのでプレイングも本当に上手くて2体目のアタッカーとして育てたかったパルキアを何度も取られ、ジャッジマンを打たれ、厳しい展開が続きました。
終盤はエネの付いていないライコをカウキャで呼んでポケストップを剥がして祈りのナンジャモ。
奇跡的に相手が止まってくれたのでベンチを展開しユニオンビートで勝利。

先サフゴ×再戦
先行1ターン目、ボールが1枚しかなくパルキアのみを展開、しかし相手はコレクレーマナフィを出し展開は完璧。
2ターン目も攻撃できるほどの展開はできそうもなく準備のターンに。
3ターン目でやっと殴り合いが始まりましたがここでサポ権を使っているのに宝石探しでサポを持ってきてしまう痛恨のミス。何とかサイドレースを進め始めましたが後続のアタッカーが育ってないまま戦いが始まってしまい息切れして負け…。
時間も沢山使ってしまって時間切れになってしまったのでお相手には本当に申し訳ないです…。
宝石探しで持ってきたのがサポートではなく2体目のパルキアなら話は変わっていたでしょう……。

各対面の対策について

多種多様なデッキで溢れているこの環境は正に群雄割拠。私が各対面においての対策や気をつけていることを書いていきます。
正直上級プレイヤーでは無いので浅い所もあるかとは思いますが少しでも大空洞パルキアを使う方のプレイングの助けになれば幸いです。


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