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2021年、夏の挑戦

 今年2021年、僕の夏休みは通常より少し長く、(土日は含むけど)8/7〜8/16の期間で取ることができた。この夏休み期間、実は僕の中でいくつかチャレンジしたいことがあった。

① KorgGadgetによる作曲コンペ「GadgetSonic2021」に2曲以上のエントリーをすること。
② 真島ゆろさん主催の「曲名統一祭」に1曲出品すること。
③ あべしさん主催の「夏休みアレンジ祭り」に参加すること

 僕の夏休みはとっくに終わってしまったので、反省のつもりで記録しておこうと思う。

① GadgetSonic2021への出品
3曲エントリーできた。エントリーした楽曲はこちら。

 幸いにも3曲目の「something living 」(生意気にも邦題として「棲」とタイトルをつけた)は、準グランプリにあたるSONIC OF THE YEARに入賞することができた。
 このことに関しては非常に嬉しく、また自分自身に思うこともあり、別記事にしようと思う。多分、僕の自己肯定感の低さが漏れ出る記事になりそう。

(8/30追記 以下の記事を追加しました。)

② 曲名統一祭
 『±0』という統一された曲名で曲を投稿しようというイベント。僕は趣味で音楽をやっているDTMerだろうからボカロPとはちょっと違うかもしれないけども、でもボカロを使った曲には興味がある。なので、「参加してみたいな〜」という軽いノリで曲を作ってみようと思った。結果、かなり苦しい思いをすることになった。
 まず、歌詞ができない。「±0」から、どちらかといえばネガティブな方向のイメージしか出てこない。なのに、そのイメージが言葉にならない(今思えば、言葉にすることを拒否していたのかもしれない)。結果、ダークな感情が心の内から溢れるばかり。曲先で作ってみたメロディにも合わない(明るいイメージで作っていた)。
 曲名統一祭は8/14。多分、1週間前くらいから割と諦めてた。マジで間に合わん。歌詞できてないし曲も定まってない。Niconicoに投稿するなら動画も作らなきゃいけない。イラストとかどうする?どう考えても間に合わない。そんなわけで、割と諦めてた。
 あれよあれよという間に、もう当日。8/14。Niconicoには『±0』のタイトルが並ぶ。「あー、この祭りに交われなかったなぁ」と残念に思いながら、好きな曲のコードをピアノで弾いた。
 コードを適当に弾いていると、「あれ?なんかいいかも?」というダークなメロディが弾けた。これなら、僕が「±0」に持っていたダークなイメージがハマるかもしれない。これが、8/14の16:00くらいだったと思う。「まだ間に合うかも」と思った。
 そう思ったら、あとは割と早かったように記憶している。メロディに合うように歌詞を作ったり、逆に歌詞に合うようにメロディを変えたり。曲先でも詞先でもない、曲と詩が互い違いに組み上がったり組み直されたりして出来上がっていった。ハマる時のこの感じが気持ちいい。もっとこの気持ちよさを高い頻度で味わいたいものだ。
 イラストはノーコピーライトガール様からお借りすることにした。いつかお借りしたいと以前から思ってはいたものの、お借りするには(自分としては)勇気がいる。僕には勇気があまりないのでなかなかお借りできないでいたが、この切羽詰まった状況。勢いが僕に勇気を与えてくれた。…すごく素敵なイラストをお借りすることができた。
 曲作って動画作ってniconicoに投稿して…。こんなことをやっていたら、8/14の23:00を回っていた頃だった。間に合った…。曲はこちら。

 聴いた人が救われるわけでもない、暗い曲だと思う。まあ、作った本人を慰めるための曲になったような気がする。
 幸せな人を羨んで、才能のある人を羨んで…。自分の心の奥底に隠しておきたいドロっとした感情を、何も包まずに表に出しただけの曲。ただ、表に出しただけでも僕は救われたよ。なにぶん制作にかけた時間が短すぎたので、曲や詞の推敲が十分にできていない&先の展開が作れていないので、どこかのタイミングで完成版を作りたい。

③ 夏休みアレンジ祭り
 これに関しては、アレンジ曲提出の締め切りが本日であることと、僕が作った原曲を提示できない(ネタバレを防ぐため)ので、ここで詳細を書くことができない。後日、詳細を書きたいと思う。まず僕が言えることは、以下のツイートで書いた通り。だいたい、僕はそんなにアレンジをした経験がない…。

 表に出せる唯一のアレンジって、次の曲しかないかも。

 さらに書けることといえば、
・僕は、アレンジしやすい“素うどん”のような曲を作りました。
・僕がいただいた曲は、アレンジしやすい訳ではないものの、困る曲ではありませんでした。
 Twitterを見てると、ヤバい曲は本当にやばそう…。極端な変拍子だったりとか、超絶技巧の作曲テクニックで作られた曲だったりとか…。そんな曲を見ていると、僕が引いた曲はアレンジに頭を抱えることはなかった。
 それでも、以下のツイートに改めてハッとさせられる。

 「既存曲のアレンジができる=高いハードル」というのは、実際事実だと思う。これはアレンジ祭りに参加してよくわかった。「だからアレンジ祭りに参加しちゃいけなかった」にはならないほうがいいのだろう。むしろ、こんな僕でも参加できる場を作ってもらったことがありがたいと思う。

 深夜テンションなので、少し長文&変な文章になっちゃった。また後日、記事を追加することにします。