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企業の葛藤

どーも。ハイボールです。
 今回の表紙画像は、求人サイトのイーアイデムさんがWed運営されている、「ジモコロ」というサイトに弊社を取り上げて頂いたので、そのままトップ画として使用させていただいております。

※上記ジモコロ記事

弊社代表壽量との対談形式で、「人の採用」に対しての考え方をメインに記載頂いた内容になっております。やはり、プロが書く記事は凄いですね。結構長めの記事ですが、読んでいて飽きがこない。
そして何よりトップのラーメンの画像に、座銀の鶏sobaを使用せず、あえてインスタ映えしないラーメン店が代名詞の神虎の神虎ラーメンを使用される辺り、本当プロの着眼点だなと、深く関心させられました。
記事の内容を撫でても邪魔になるので、是非一度お目通しください。

 ジモコロの記事のトップ画像の秀逸さについて、何故触れたかというと、表題の企業の葛藤という点にダイレクトに繋がってくる部分がありまして、、、
企業としての成長戦略を考える上で、時流に乗った商品を世に出していくという観点は当たり前の観点として、世に望まれているであろうものを見極め、永続する為の成長戦略を練っていく事が必須になってきます。いわゆるトレンドを作る作業です。トレンドに乗るのではなく作るという思考が大切だと思っています。
このプロセスの中で、組織のブランディングも併せて作りあがって行くもので、
業種様々な企業さんの方々とお話する機会が増え、お褒め頂く内容が、
「座銀さん凄いですよね」
「座銀さんのファンなんです」
「座銀さんって銀の葡萄さんの運営だったんですね」
等々。とにかく皆様からお褒め頂く言葉の内容の主語の9割が「座銀」なんです。大変ありがたいお言葉ですし、組織ブランディングとしての方向性にズレがない証拠であると認識しております。

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上記写真は弊社の新店舗、座銀高槻店です。4月1日にオープンしました。おかげ様で、売上は絶好調でございます。
ラーメン店の直営店舗のみの店舗数で、全10店舗の内5店舗が座銀です。
新大阪の「〇de▽」は座銀のネクストブランドという位置づけで出店しているので、グループ分けで行くと、銀の葡萄の中での座銀系列と言うことになります。この出店攻勢を見てもらっても分かるように、成長戦略としてのトレンドの作り方の軸は「座銀」を中心に派生するような戦略をとっています。
また、昨年7月に神虎から屋号変更で本町の本社階下にオープンした
「フラン軒」はFC化の話や、時期2号店出店の話があったりします。

では、次に神虎は?といいますと・・・・・・・・・・
今後の出店予定もなければ、成長戦略の中でも、位置づけは低いです。
創業時から今もなお、銀の葡萄という会社の屋台骨であり、神虎から全てが始まった会社です。しかしながら、今後の成長戦略の中での重要度としては低い。新規出店をする意向がないということは、そういうことになります。
ここに、企業としての大きな葛藤があるんです。この葛藤の原因は、働く従業員のモチベーションに全て集約さていて、私たち経営幹部がいくら声高らかに、ブランド間の優劣などないし、出店がなかったとしても良いブランドであることに間違いはない。と言い続けたとしても、実際に肌で感じる事を言葉だけで覆すのは非常に難しい。
人に対しての評価は、評価制度を導入しているのでブランドは関係ありませんが、店(ブランド)に対する忠誠心の醸造は社内以外の第三者の評価がもろに反映されるので、座銀ばかりがクローズアップされるようになり、劣等感を感じるのも無理はありません。
では、どの様にこの課題に向き合っているのかと言いますと・・・
正直、明確にはないんです。役員会議でも毎回議題にあがりますが、明確な指針を決定できずにいます。

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実際には、収益も悪くないですし、地域密着型のとても使い勝手の良いお店なので、時間帯によっては上記写真の様に、長蛇の列が出来る事も多々あります。個人的な好みを言えば、自社ブランドの中で神虎が一番好きだったりします。
結局の所、ジモコロさんの記事のトップ画像に喜びを感じるということの意味を深く落とし込むと、この葛藤を埋める為には物質的な何か。が、やはり必要なのかもしれないと言う所にたどり着きました。そして、今までもそうでしたが、これからも更に力を入れて、向き合わなければならない、私たち経営幹部の大きな課題であると再認識できるいい機会になりました。


有能プレーヤーからレジェンドに昇華させるには!?

という新たな視点のもと、取り組んでいく事の必要性を感じております。


マルチで様々な事業を展開されている企業さんにも、同じような悩みや葛藤があると思います。何か良い方法を見出されている企業さんがいらっしゃればご教授頂けると幸いです。
今回は自社の課題を葛藤として発信させていただきましたが、今回含め今後も弊社の課題を含めた等身大の部分を発信していければと思っています。


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