皆様こんにちは😊
Siluro Music代表の生津祐輔です。
去年の今頃によく聴いていた曲を聴くことがマイブームになっています。
一年の間に色々あったなぁと実感できますよ😊
今回のテーマは呼吸。
ここでは歌に使う腹式呼吸を取り上げます。
ではポイントをご説明します。
練習の際に気をつけることは一点、
息を一定に長く吐くこと。
順にご説明します。
まず脱力して姿勢を整えます
軽く息を吸ってから、歯の隙間からSを言うつもりでスーッと吐きます
小さくスーッと音を立てながら一定に吐き続けます
限界まで吐き切ったら、体を緩めるようにして息を素早く吸います
息を吸った時に両肩が動かないようにします
1日5回程練習していただくと呼吸が安定して自然と良い状態になりますよ😊
吐く強さに関しては、基本は弱く長く一定を基準にします。
慣れてきたら強く一定に吐く練習を加えても良いでしょう。
吸う時に目一杯吸おうとして胸や肩が動いてしまう方が多いですが、これはいけませんので注意しましょう。
腹式呼吸の練習目的は
息を一定にしたり、溜めておいたり、ゆっくり出したり、速く出したりなどのコントロールができるようになること。
声帯に息が通り抜け振動、そして空間に共鳴して声が生まれるので、息のコントロールはかなり大事です。
しかし、呼吸はあくまで手段です。
あまり囚われてはいけません。
呼吸の練習や状態に囚われてしまっては返って声が出しづらくなります。
自然でリラックスした状態を保てれば良い
ぐらいの認識で歌いましょう。
説明がややこしくなるのであまり触れませんでしたが、腹式呼吸といっても歌唱中は肺の構造的に胸式呼吸も同時に行われています。
肺の下方に息を入れ横隔膜を下げることが腹式呼吸ですが、
胸式呼吸の状態である肺の上部への吸気や胸郭の拡張も自然と行われているのです。
腹式呼吸を複合的に呼吸を行うという意味で
複式呼吸と仰る方もいます。
私の場合はこれらの呼吸の仕組みや身体の構造を説明すると生徒様に無用な混乱を招くと思い、あえて腹式呼吸の説明のみにしています。
何より大切なのは自然でリラックスしてる状態で呼吸し歌うこと。
このことはレッスンで重要視しています。
ただこう言うとボイストレーニングを既にされている方は、
チェストボイス寄りの声で自身の最高音を出す時も自然でリラックスなのか?
という疑問を抱かれると思います。
この辺りについてはまた別に記事を書きますのでお楽しみに😊
今日の記事も皆様の練習にお役立てくださいね✨
生津祐輔
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