トリプルフリーを終えて

2023年11月14日に冒険を始め、同月23日の深夜に初めてのトリプルバトル。
それから期間にして約4ヶ月半、プレイ時間にして475時間、トリプルフリーという沈みゆく村をひた走りました。
特別言いたいことがあるわけではありませんが、せっかくなので文に起こして記憶にとどめておきたいなということで。
備忘録的な意味合いが強いので(というのを言い訳に)、だらだらと書きます。


トリプルと歩んだ軌跡

トリプルバトルを始めるまで

トリプルバトルというマイナールール。存在だけなら当時から知っていましたが、興味を持ったきっかけはパデックさんでした。ポケモン対戦は見るだけだった自分としては、芸術点高いギミックの数々は最も求めているものの一つでした。
その後、自然な流れでけだまめもチャンネルを知り、BV切り抜きを見るようになりました。これまた強烈な構築に驚かされてばかりでした。「コレに魅かれて!」みたいなのは正直ないんですが、全体的に面白かったです。面白さの下限が高いのは、トリプルバトルそのものの面白さが高いからだという認識です。自由度の高いルールにおける自由な発想は、胸を躍らせれていました。
また、ざわさんのブログも拝読し、豊かな発想やユーモアに楽しまされました。(ランダムで出たポケモンについて語るやつ、またやらないかな?)
とまあ、そんなこんなでしばらくはいちコンテンツとして動画を楽しんでいました。

ただ、こんな魅力的なルール、見ているだけでは物足りなくなっていくのもある種当然のことでして。
トリプルwikiやポケ徹とにらめっこしながら、紙に構築案を書きなぐっていました。
「旅行は計画を練っている時が一番楽しい」とよく言われますが、それのアナロジーであるように、構築を考えるのはめちゃくちゃ楽しかったです。(旅行は別に好きではない)
アイデアはいくつかわきましたが、既に似たようなことがやられていたり、そもそもそんなに面白くないなと気づいたり、なんだかんだ完成(机上論)した構築は2つでした。(どうせ時間はあるので別の記事で述べたい)
ただ、この時は、「トリプルバトル、始めたいけどハードルが高いし、構築考えるだけでいいかな?」という気持ちでした。

しかし、約半年前、3DSオンラインサービスの終了のお知らせが。
とても悲しいお知らせであることに間違いはないのですが、逆にこれに背中を押されました。
「今始めないと、トリプルバトルは一生できないのでは?」
実際には、オフラインなら今でも出来ますし、トリプルバトルは復活するので(断定)そんなことはないのですが、始めるハードルはもっと上がってしまいますし、少なくとも自分の考えた構築をお披露目するには今やるしかない!という気持ちでした。
特にBV鑑賞会の存在は大きかったですね。偉大。

ということで、なんやかんや忙しくて少し遅れましたが、twitterでワンアクションし、トリプルwikiを参考にし、3DSとアルファサファイアを買い、トリプルバトルを始めるに至りました。

トリプルバトルを始めてから

きゅーちょさん、前ロムのアイテムのお預かりありがとうございました。
ずんだまめさん、6Vと5VS0メタモンありがとうございました。
その他孵化あまりをくださった方、ありがとうございました。
と、無事にトリプルフリーを始めることができました。

使った構築をざっくりと

  • ツボツボ無双

  • テンプレ雨滅びクチート

  • ゴーストタイプ統一

  • ごちゃまぜガルーラスタン

  • 眼鏡サンパワーリザードン

  • ルチャブルゴルーグ

  • 二流ガルーラスタン

  • 運任せつぼをつく構築

  • フリフォトリル

  • 結論ガルーラスタン

この間においても、孵化あまり(わざわざ用意してくれた場合はもっと感謝)、通信進化の協力、厳選用ポケモンの貸し出し、マボロシ産技マシン代行等、ありがとうございました。
#トリプル用ポケモン交換希望のリツイートにも感謝しています。

良い人と出会うよりも悪い人と出会いたくない性格なので、SNS等で人と関わるのを避けてきたのですが、そんな自分がトリプルフリーを楽しめたのは、皆さんのおかげでもあると思います。
優しい人が多く、とてもよくしていただきました。

また、たいありの感謝とともにざっくりと感想を書いていました。
2月10日からしか書いてないのですが、250くらい書きました。お相手の構築に触れないように書いたのでとりとめもない内容ばかりですが、振り返りみたいな感じで楽しかったです。
一部運を嘆いてたりもしますが(ごめん)、自分の選択の良し悪しを文字に起こして考えたのは、フリーという気楽な環境におけるちょうどいい刺激となりました。
そもそも対戦の振り返りを書き始めたのには、「トリプルバトルを自分がしていたんだという事実を残しておきたい。何も残らないのはさみしい」という気持ちもあったので、この文章と同じですね。書くこと自体に自己満的な意味があったのではないかと思います。

あと、第2回、第3回トリプルバトルクイズ(by きゅーちょさん)にて、問題作成(第2回は半分くらい、第3回は1割くらい)と問題のチェックをしました。アプリの都合上、一番大事な答えをチェックしないという甘えた行動をしましたが、問題文に関してはちゃんと裏取って確かめました。また、競技クイズ的に違和感のない文章を心掛けるなどですね。日本語として以外にも、確定ラインの後に問題を派生させない、「あ!」となるタイミングで絞られる情報より細かいことを問わない(問う場合は早めに明示する)、マイナーな情報を先に提示することで知識差による早押しタイミングの差を作る、みたいな。まあエンジョイ大会なので、がちがちにして競技クイズ経験者が無双するのも避けたかったので、そこも意識しながらいい塩梅を目指しはしました。
一応高校の頃はクイズやってたので。大学では周りが強すぎて2か月くらいで消えましたが……
参加者多くてうれしかったです。

トリプルフリー終わりに向けて

XもYもORも持っていないので、大量にポケモンを交換していただきました。
忙しい時期にすみませんでした。
贖罪として、他の人にもたくさんいろんなポケモン用意しました。許してください。

これからはオフに行きますという意思表示でもあった。既に2回行ったし、これからもぼちぼち参加したい。

トリプルバトルの面白さ

脈絡ない章であり、また面白さの分析ってだいぶ黄昏に飛び立つ梟だと思うんですが、まあ楽しいので。

  • ギミックが決まった時の興奮

  • 最適解を60秒で選択できたときの誇らしさ

  • 考えて育成したポケモンが刺さった時の嬉しさ

  • 択勝負を制したときの喜び

  • 運やお相手の行動に対する祈りが通じたときの解放感

  • お相手の面白い構築が見れたときの満足感

主にこのあたりでしょうか。

ミスや負けに対する悔しさも一入でしたが、それだけのめりこんでいたことだと思います。

フリーバトルという豊かな環境というのも魅力だったと思います。ガチで勝ちを狙うのも含めてですが、楽しいの大事!みたいな。

また、たくさんの動画を見ているため多少なりとも詳しくなり、そうなると喜べるタイミングは増える、というのもあるとは思います。ある程度分かってた方がバトルの面白さは味わえるので。
ダメージ感覚はずっと残念でしたが、一般的な技構成や動きはある程度知っていたため、それに合わせて動けると嬉しいものですね。
内輪ネタ的な波にはあまり乗れませんでしたが(嫌いというわけではない。見てる分には楽しい)、なんか見たことある!みたいなのは興奮しますよね。
味方殴りだったり、大爆発だったり、ムーブによる猫温存だったり、トリル×2によるトリル延長だったり。してやられた!とは思いますが、感嘆の思いも強かったです。

謝辞

トリプルバトルを始めるにあたり、サポートや協力をしてくださった方々。
諸々の通信交換に応じてくれた方々。
ミラクル交換企画者及び参加者の方々。
大会を開催してくださった方々。
トリプルwikiなど、情報をまとめて下さった方々。
何よりも、対戦相手の皆さん。
本当にありがとうございました!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?