深層祭3(仮)に向けて"私たち"ができること


1.はじめに

この記事は大盛況に終わった深層祭2の反省をふまえ、いつか未来に行われるであろう深層祭3(仮)をより有意義で幸福なものとするために、私たちができることを記憶しておくために独断と偏見で書き連ねた妄言です。

2.祭とは何か?

さて、まず祭とは何かを考えてみたい。

豊穣への感謝・祈りであり、ジェームズ・フレイザーの『金枝篇』では、生命の死・再生を通して考察された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%AD

(宗教的な)祭礼・祭典・祝祭や祝祭日のこと。転じて、世俗的な催事のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB

さらにfestivalの語源はラテン語のfestivusである

fēstīvus 男性 (女性 fēstīva, 中性 fēstīvum)
楽しい
気持ちいい
陽気な
ユーモアのある、滑稽な

https://ja.wiktionary.org/wiki/festivus

深層組運営がそーゆー気持ちで祭とつけたのかどーかは知りません。たぶんそこまで考えてねーとは思うけど、本稿では祭の原義に従い、演者にとっても、参加者にとっても、楽しく、気持ちよく、陽気で、ユーモアのあるものにすることを第一の目的とします。

3.よかった探し

運営、観客を分けずによかったことを思いつく限り描いていきます

3.1 フラスタ関連

今回のフラスタ関連は運営側からの搬入、搬出に関する指導も早く、フラスタ主催側からの連絡もスムーズだったようで、外野から見ている分には問題なく段取りが行われているように見えました。惜しむらくは来場者数に対して会場のキャパシティが追いついておらず鑑賞するのが難しかったことでしょうか。まあ、これはフラスタの問題というよりは会場選定の問題ですね。
2年前に私が書いたnoteをフラスタ主催に役立てて頂いた方もおられたようで報われた気分でもあります。

ご好評いただいたnoteはこちら

3.2 ノリがよかった

演者、運営、観客三者がすべてノリがよかったです。自主的に祭を盛り上げよう、楽しもうという空気が伝わってきました。個人的にファインプレーだと思ったのは、直前のTHE面談の関係で無料ステージにすぐに登壇できなかったちょろちゃんとぴょこらの穴埋めとして、間を開けずになまちゃん、すけちゃんが登壇して場を繋いでくれたのは非常に良かったです。また、休憩時間に自分の休みを削って観客の前に出てくれたちょろちゃん、物販スペースでゲリライベントを行った演者の皆さん、突発のゲリライベントにも粗相をせずに盛り上げた観客、みんなの気持ちが嚙み合っていたことを感じました。リスナーはマジで暴れなくてよかったよ。一人キ●●イがいたら終わるか
らな。肝に銘じないといけないよ。

3.3 物販

物販も売切れてよかったね。売り切れタイミングを考えると、発注数の読みはかなり正確だったんじゃないかと想像しています。やるじゃん、グッズセバス。

3.4 第二会場ゲリラなまほしちゃん

開催前日の第二会場になまほしちゃんが登場したことは非常によい判断でした。あれで、流れ変わったな。これに限らず3.2項で上げたゲリラ前説などなまほしちゃんは八面六臂の活躍でした。すごいね。

3.5 THE面談剥がしセバスのタイムキープ

THE面談は1分しかないのでたいていの場合において剥がしが必要になります。時間表示もないしね。一部演者(とめるなんですけど)が時間オーバーを気にせず喋る中でもきっちりと対処して、大きく延長しなかったのは非常によかったと感じました。だいたい押すからね。

3.6 とめるゲリラ面会

とめるのTHE面会中に機器トラブルで時間分お話しできなかった方がいたようですが、Xへのポストをとめるが発見して再面談となったこのエピソード。単純に美談というだけではなく、とめるが自分のファンをよく把握していること、急な補償対応にも運営が柔軟に応じたことが非常に素晴らしいですね。分刻みで予定が組まれているイベントで臨機応変な大変をすることは本当に難しいです。無理をおしてフォローを入れた演者にも運営にも拍手を送りたい。たった一人と思うなかれ、こういったたった一人の悲しみが祭すべての悪印象に繋がることだってあるんです。まあ、そもそも機器トラブル起こすなよという話はありますが、トラブルというものは起こるものなのです。すべてを予測して準備しておくことはできないからね。だからこそ、この対応力は輝いて見えました。

よかったとこはまだまだあるので思いついたら順次追記していきます。

4.悪かったとこ

よりよくするために改善できたらいいなと思った部分です

4.1 事前告知の遅さ

全体的に告知が後手に回り、連絡も散発的だったのは誰もが感じていることかと思います。それでも後半は問い合わせの声に応じて、発信を増やしたりなど工夫されておられて苦労が垣間見えました。ただ、これはギリギリ今の規模感だから許されていることで、今後益々コンテンツとして成長していく深層組にとっては一つの乗り越えるべき壁になるのではないでしょうか。前説でSKDァが次は2か月前からとか言ってたけどそれでも遅いよ!3か月くらい前から情報は小出しにして期待感を煽ってくれ。運営側の事前準備、観客側の旅行計画やプレゼント、お祝い企画などなど予定は早ければ早いほどいいですからね。

4.2 祭関連グッズの発送ミス

今回もグッズの発生ミスがいくつかXで報告されていました。規模が大きくなって、発注数も増え、納期も短く、でも人手がたりないという中で起こったケアレスミスだとは思いますが、繰り返されている事例でもあるのでここらで根本的な対策を取っていただきたいところです。私もおっちょこちょいだからあんまり責められんけど、ダブルチェックとか指さし確認とか外注とかできるところから対策できるといいですよね。お金が絡む部分でのミスは本当に気分が落ちるので可能な限り優先して対策頂きたいところです。(もっとも私はまだ買っていなかったんですけど)

4.3 会場激狭問題

会場は深層祭1から比べて非常に大きくなりました。でも、全く深層組自身の成長に追い付いていなかった印象です。SKD氏は日和ったとコメントしていたみたいですね。広すぎる会場で盛り上がりに欠ける印象を与えるよりは、やや狭い会場で熱気を感じてもらう方がいい面もあったりして、ハコの選定は非常に難しいのはよくわかります。学生オケとかだと400人のハコに200人入らなくてすごい寂しい感じになったりとかありますし。とはいえ、それを考慮しても商機を逃すレベルで小さいハコだったのは気になりました。K-Stage Oはスタンディング400人くらいなんでデカいハコならもっとチケットさばけたんじゃないのと思わなくもなし。まあ、リハで押さえる分も合わせるとン百万飛ぶので日和る気持ちもわからないではないかなあ。って感じ。水物だしねえ。でも次は広い会場押さえてくれSKDァ!

ホール概要

会場名K-Stage O!ホールサイズ207㎡(62.61坪)
客席:165㎡/ステージ:42㎡天井高3.8m最大収容キャパ人数207席(着席時)ステージ幅12m×奥行3.5m×高さ3.25m(舞台高0.64m)舞台設備
別表参照
※ホールレンタル利用料金に含まれております


ホールレンタル利用料金(大ホール)

料金プラン利用可能時間料金平日昼6時間利用10:00-16:00220,000円平日夜6時間利用16:00-22:00220,000円平日終日利用9:00-23:00440,000円平日延長料金30分 ※延長時のみ16,500円土日祝昼6時間利用10:00-16:00330,000円土日祝夜6時間利用16:00-22:00330,000円土日祝終日利用9:00-23:00660,000円土日祝延長料金30分 ※延長時のみ27,500円

ホール概要

会場名J-Stage O!ホールサイズ96.2㎡(29.1坪)
客席:68.2㎡/ステージ:28㎡天井高3.8m最大収容キャパ人数100席(着席時)ステージ幅8m×奥行3.5m×高さ3.25m(舞台高0.64m)


ホールレンタル利用料金(小ホール)

料金プラン利用可能時間料金平日昼6時間利用10:00-16:00198,000円平日夜6時間利用16:00-22:00198,000円平日終日利用9:00-23:00396,000円平日延長料金30分 ※延長時のみ11,000円土日祝昼6時間利用10:00-16:00264,000円土日祝夜6時間利用16:00-22:00264,000円土日祝終日利用9:00-23:00528,000円土日祝延長料金30分 ※延長時のみ22,000円

https://kstageo.com/spec-rental/

4.5 会場MAPわからない問題

運営公式からはたぶん会場マップに関する案内はなかったと思います。FAQを信じると列形成も想定していなかったみたいなので、本当にあそこまでごった返すことを考えていなかったのかもしれません。とはいえ、仮に人が少なかったとしても事前に観客に当日の会場MAPを通知して、物販はここ、面談はここと指示していればもう少しわかりやすくなったんじゃないでしょうか。特に、ザ面談はJ-Stage Oの中で列形成していたのですが、会場が入場制限されてJ-Stage Oにたどり着けず混乱する場面がみられました。そもそも、人が多すぎてJ-Stage Oの入り口がわからないんだっつーの。というわけで、簡易的なものでいいので当日の会場MAPは公開してくださいお願いします。

K-Stage J/Oフロアマップ


4.6 THE面会段取りわからない問題

THE面会は良かったと書きましたが、改善できる部分もいくつかありました。ひとつは入室後の段取りがわかりにくかったこと。THE面会は、
1.入室
2.ヘッドセット装着
3.面談開始
4.終了
となるのですが、スタッフの方から一言説明があった方がよかったかもしれません。まあ、私が早とちりしたのが悪い面もある。あとはタイマーとか10秒前アラームとかもないので時間管理がしにくかったですね。これに関しては私の方も事前に練習が足りなかったのを反省しています。SKDのお面を被って察しの悪い雨穴の真似をするなんて言うことをやった私が全面的に悪いので反省します。ごめんよぴょこら、次は俺がオリラジの藤森やるから中田やってくれ(反省ゼロ)。

あとはとめるはずーっと喋ってるから1分じゃ足りないみたいな意見も聞かれました。3分とか5分のロングコースを用意して、金額を5倍くらいにしたら儲かるんじゃない?まあ、THE面談の儲けは本数から考えるとほぼファンサの域なので、儲けるためにはやっていないと思いますけども。ライブ収益のメインは物販だろうし。ファンは物販をいっぱい買おうね。

4.7 フラスタ撮影できなかった問題

これは完全に観客側の問題なんですけど、昼の部開演中は人手がすごくてフラスタ観れないし、夜の部終演前は撤収のためにフラスタ解体されてるので、見られるのは夜の部開演中だけみたいな感じだったんだけど、夜の部やってるときはライブみてるからフラスタ観れないしといったジレンマがありました。まあ、昼見たらいいんだけどさ。

5.まとめ

総じて、すばらしい祭だったと思います。一方でこれから規模が拡大していって次のステージへ進むために超えるべき課題が見えた祭でもありました。夜の部の一部演目は今の会場のサイズ感だからできるものもあったし、昼の部の演者さんたちとの触れ合いももう少し規模が大きくなれば現実的に難しくなってくることが予想されます。運営も観客も意識の変革が求められるときが、いつかくるのかもしれません。それはいまではないけれど、その時に備えて私たちもできることを考えていきたいですね。次の祭も楽しく、気持ちよく、陽気で、ユーモアのあるものにするために。といったところで駄文を締めくくりたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

おまけ 深層祭2の写真

すぅ王国民と寧々丸教団のフラスタ
あいす先生宛のフラスタ
ハムスター村のフラスタ
ニコニコとの癒着を感じさせる祝い花
ちょろすけ宛のフラスタ
刺し隊のフラスタ
おともじゃくしのフラスタ
小城夜氏会のフラスタ
ちょろまにあのフラスタ
グッズ展示
DWU嬢宛てのフラスタ
寧々丸教祖向けのフラスタ
ノラ組のフラスタととめる向けのフラスタ(バラ108本くらいあるらしい)
私が面会に被っていったお面

おわり

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