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連休明けでリセットされ、危機感の去った人々の中でひとり違和感のあるわたし

♠通勤電車にて

 連休が明けて10日ぶりの出勤。
 通勤電車は3年前の景色なのか。
 いや、マスク外した人が3割くらいで残りはまだマスクしたまま。まだみんな手探り状態のようだ。ただ明らかに連休前とは変わったことがある。混み具合だ。
 「コロナが収束してもリモートワークは続くんじゃないの?」
という識者の意見はひっこめてもらわないといけないようだ。

♣事務所にて

 事務所に到着すると、受付にあった消毒用アルコールが消えていた。
席の間にあったアクリル板もない。わが社のこういう対応は実に素早いな、と感心する。

 朝会では
 「さあ、もう大丈夫。営業はどんどん外に出てお客さんを訪問してきましょう。」
 の号令だ。何が大丈夫なんだろう。

上司どのに言ってみる
「Web面談のやりかたもありますよね。」
「だめだよ、ちゃんと会わないと伝わらないでしょ。それにかかっても重症化しないしね。むしろ免疫つけるためにはかかった方がいいんだよ」
「・・・・」
(心の中で)かかった方がいい病気なんて、ない!

♦そして、思うこと

コロナでいろんな制限に苦しんだ3年間。早く元の生活に戻したいと誰もが思っていた。

でも変わったままのほうがいいこともあるはずだ。
3年前のやり方に戻すだけで本当にいいの?
「働き方改革」は言葉が独り歩きしているけど、現場の感覚は何も変わっちゃいないよ。

 これからは、接待と社内飲み会の嵐が襲ってくるのだろうか。

♥最後に

連休のニュースでは町に人があふれかえっていた。
「3年ぶり、羽を伸ばして、羽目を外して、楽しんでるよ。
やっと何もが元通りだ」と喜ぶ、顔、顔、顔、、、
それを見てつぶやく私。
「コロナはこれからも続くからね。自分は無防備にはならないようにしよう。」
 うーん、一歩引いて俯瞰すると、われながら自己チューの過剰反応だな。
 でもそれもまた、私である。

久しぶりの仕事から疲れて帰ってみると、1通の郵便が届いていた。

「新型コロナワクチン接種券在中」

 いつ打とうかな〜

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