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京都の古い京町家をリノベして住まう#13

床暖の真上に位置するカウンターを造り直した

上記の写真のカウンターの下の台として、奥に見える食料品などを置いている棚が使われていた。その棚が横になってこの白いカウンターの脚となっていたのだ。しかしその脚(台、棚?)の真下に床暖があり、熱効率が最悪だった。本来床から暖気が上り、足元も部屋の中もポカポカのはずなのだが、いかんせんカウンターが邪魔をして寒い冬を過ごさねばならなかった。(エアコンはあるが)
この京町家が出来て以来、私はずーっと(このカウンターを造り直さねば)と思ってきた。冬が来る前に決行せねば!
今年息子がドイツからちょうどいいタイミングで帰省してくれた。10月下旬。この機会を逃してはなるものかと、彼の奥さんが実家に戻ったタイミングで手伝ってもらうことにした。

手順は至って簡単。二部構成になっているカウンターの脚部(それは脚であって脚ではなく、棚状でただ床の上に置かれていた)を外して、全室の玄関ドアの前に置く。そうすることによって玄関ドアを開けた時に中が見えなくなり、夏の暑気と冬の寒気を防げる。一石二鳥!
脚は木材で新たに作る。以上。至って簡単。

カウンター下がオープンになり、床暖がとても温い!

天井から吊るしているのは大原でカットしてきたレモングラスの葉。もう少し乾燥させるので、この百均で買った便利な干物(?)ネットに入れている。

実は私は「見せる収納」が好きではない。棚に物を置いているが雑然とした感じがしているので、いつかこの棚に戸を作るか何か工夫しようと思っている。棚の横には突っ張り棒と、骨董市で買った古布で暖簾を作って下げてみた。


造り直す前のカウンター。今はカウンター下がオープンになり座りやすくもなった。


玄関のドアを開けると棚の後ろ側が壁のようになっている

あとこの家で気になっているのがベランダの隣人との境。丸見えを防いできたが、10月から木材をベランダ壁面に直接打ち付けてもっとスダレを掛けやすくしている。まだ終了していないが、できれば年内に終わらせたい。

では、また!


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