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京都・大原古民家再生 2021年荒れた畑

タイトルの写真が開墾前の畑の状態・ジャングルである

「竹」には手こずる。当初は作業するたびに絶望したものだった。竹は地上のみならず地中にも実は地上と同じような根(竹が横になって地中に埋まっているのを想像してもらえればわかりやすい)があって、そこからドンドン地上へ生えてくるのだ。地上の竹を切る事に意味はなく(梅雨の時期は3週間経つとカットした時のように生えて成長している)地中の根を如何に除去できるかが勝負だ。

ここが同じ場所だとは思えない

まさか60代の私達が竹に勝つとは!


竹林はもっと左側でこの写真は右側のレイズドベッドを設置した所。こちら側はシダ類(わらび)とかが多かった。なぜか地中にボロボロになった大量のカーペットなどが埋まっていた。

2024年 もうすぐ3月になる 

農作業の季節だ!早い農家さんだともう畝を作り始めているがまだ大原は早朝に霜が降りていることがある。私達の体感的には(まだちょっと早いかな〜)という感じ。

昨年近所の農家さんがバナナの苗を下さると約束してくれた。毎年ダーリンや帰省した息子が野菜畑の中に何故か立派にそびえ立つ10本ほどのバナナの木の前で写真を撮る。「みんな元気?僕は今フィリピンです!」という感じに。本当にそこだけそんな風に見えるのだ。昨年そこを通りがかった際、たまたまそこの農家さんがいて作業してらした。ダーリンがすかさず「こんにちは!もしよかったらバナナの苗、脇から出てきている小さいのでいいので貰えませんか?」と聞いたのだ。日本人の私はそんなこと聞けない。恥ずかしくって。でもそこは外人さんだ、言ったもの勝ちって感じでサラッと聞いてのけた。
農家さんも、最初はキョトンだったが自分ちの立派に育ったバナナを欲しがってる彼をかわいい奴と思ってくれたのか「いいよ、来春取りにおいで」と言ってくれた。
今年はその楽しみもある。春よこい!早く来い! 

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