THE BOYFRIEND 感想
今さらかもしれないが、Netflixの
「THE BOYFRIEND」に触れたいと思う。
リアリティーショー大好きな私。
かなり良いと耳にしてはいたが、
最初は見ようと思っていなかった。
理由は、見るものとして恋愛ものは
男女のものが好きだから。
性的マイノリティに偏見があるわけでは
全く無く、自分が好むエンターテインメントとして
そう思っていたからだ。
しかし、どんどんどんどん
好評する声ばかりが耳に入り、
気になって気になって。
時間だけはありすぎる私。
みない理由は特になかった。
インスタなどで目にした感想の多くは、
出てる人たち皆が皆、素晴らしい!!
というものだった。
見てみると確かに。
うん、全く同じ感想ですね。笑
本当に皆さん人格者だと感じた。
今まで様々なリアリティーショーを見てきて、
毎回、一人や二人は未熟な人やヒール役になる
人がいた。
今回もしかしたらシュンがそのポジションに
なりうるのかと思ったが、違った。
本当に彼は魅力的。。。。
あそこまで心の声と言動を一致させて
カメラの前でふるまえる人が居るんだろうか。
少しの違和感も見逃さない、
常に自分の心に敏感である彼を
尊敬せずには居られなかったのだ。
ダイが言っていた言葉が印象深い。
ダイはある場面で、アランが話をキレイに
まとめようとする節があると怒っていた。
たしかに。その場の空気を優先させ
ダイの言葉を封じ込めて
まとめてた感じはあった。
一方、ダイはシュンの好きなところを聞かれたとき、
キレイごとで終わらせないところ
というような趣旨のことを言っていた。
(うる覚えですみません)
この一貫したダイの捉え方は
彼の価値観を感じる事が出来た。
アランはかなり存在感があって
言葉選びが巧で
ダイからしたらキレイすぎるのかも
しれないが、視聴者の心の拠り所
であったことは間違いない。
そしてカズトの爆モテぶりは
本当に面白かった。
忙しくてあまり出番ないのかなと
思っていたら。
だけど何故だろう?
見ていて、カズトは一番
何考えてるか分からなかったし
自己開示が少ないようにも思えた。
つかみどころがない。
カズトを見ていると、なんか不思議な
気持ちがあった。
その理由を、あくまで自分の感覚として
正直に書くと
ゲイの人達という情報がある中で、
見た目からそうだと感じる人、
話し方や仕草で、そうだと感じる人、
ずーっとみてるとそう見えてくる人、
おおかたこの3つに別れたのだが、
カズトはどこにも属さない。
ひとことで言ってしまえば
ゲイっぽくないってことなのかもしれないが、、
なんかしっくりこない。
カズトはまさに、LGBTQが単なる個性の
ひとつに過ぎない、何も特別なことではないと
象徴する力があるのかもしれない。
そういった意味ではもう一人、
イクオもそうだった。
ひょっとしたらイクオは
上述した未熟な人に該当したのかも
しれないが、彼の滞在時間の短さを
誰もが理解して、考慮しているのが
伝わった。
せっかくなので
ひとりひとりに触れていこう。
テホンさん
テホンさんといえば、シュン子に
アドバイスするあのシーン。
「正論は後でいいから」
「でもシュンは悪いなって思ったんじゃん?」
(またうる覚えです)
ほんとに響きました。
シュンになった気分で聞いてた。
私も喧嘩すると、自分は間違ってないと
証明するムーブに行きがちだから。
本質を見失ってしまう。
自分が相手に悪いなって思ったのなら、
悲しませたかなって感じたのなら、
その事に対して素直に謝罪すればいいんだよね。
シンプルな思考で生きていきたいなって思った。
リョータ
やっぱオシャレ。ひとり、NANAの
世界観に居たよね。
チェリーボーダーのニット、
可愛すぎて。
欲しくて調べた人も多いのでは?
売り切れてましたね。
あーーー!欲しい!w
やっぱモデルって、なりたくて
なれるもんじゃないよねって
リョータみてて思った。
天性のルックスと、にじみ出る
個性のような、オーラのような、、
神秘的な何かが必要。
これからたくさんモデルのリョータ
見れるんじゃないでしょうか。
ゲンセイさん
クセになる。見終わったあと
いちばんSNS追っかけちゃうのは
ゲンセイさん。
お仕事好きなのが伝わるんですよね・・・。
いいなぁ!
リョータに施していた
メークも、すごく良くて。
表現者なんだよね。やっぱ。
ユーサクさん
あのメンバーの中で
もともとの知名度がいちばん
あったんだよね?きっと。
本当に魅力的なbodyと
爽やかなスポーツ顔で
脳がバグをおこしそうな
瞬間がまた、クセになる。
そして!!
イラスト。映像を停止して、
じっくり見てしまった。
泣きそうになった。
ユーサクさんが
メンバーを、あの日々を
すごく大切に思ってるのが
伝わったから。
言葉も良いけど、芸術で
表現するのってやっぱり
響くなぁ。
スタジオメンバーのイラストも
めちゃくちゃ素敵でした。
本当に、みたあとに
感想を言わずにはいられない
心ゆさぶられるリアリティーショー
だった。
それは、彼らがゲイだったからではない。
彼らが、彼らだったから。
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