試験が近づくと思うこと

公認心理師試験まであと1ヶ月、というポストを見かけました。

特にGルートの方は、もう1ヶ月切っちゃう!と不安になる頃ですね。
これが面談であれば『“まだ”1ヶ月ある、と思いましょう』なんて言うところなのでしょうが、心理師を目指すのであればここは“事実を”、“そのままに”、“現実的に”考えたいところ。

“残りは〇日”というそのままの現実を認識し、自分の認知的評価は一旦封印です。
考えるべきは、残りの日数で何をどれだけこなせるかです。

一番まずいのは、不安と焦燥感だけを抱えて漫然と過ごすこと。
今日も進まなかった…と自己効力感まで下げてしまいます。

あと1週間しかないなら、慌てるのはまだ分かります。
でも本当に1週間前になった時、1ヶ月あった“今”を思い返して後悔しない行動を取れるかどうかが現実的な焦点です。
私は後悔しました(えっ

受験した経験から、読めば読んだだけ合格の確立が上がるのが赤本だと思っています。
24章といいながら、1~3章はまとまっている(…でしたっけ?)ので実質22章。
これから初めて読むのでない限り、厚い章以外は1章あたり10分ほどあれば目を通すことができるはず。
捨て章などは人によるでしょうが、1日2章読めばあと2周以上はできます。
不思議なことですが、10分なんて携帯やPCを見ていると一瞬なんですよね。

最終的には当日の問題とそれまでの努力がマッチするかどうかなので、不安になるのは当たり前です。
不安を理屈として処理し、解消する行動を取るよう自分を仕向けるのは、公認心理師を目指すのならば“できなくてはならない”ことでもあると思います。
過去に合格した人間全員がそれができるとはもちろん限らないのですが(私も自信はないです)。

やる気は降ってはこないので、やる気が出ようが出まいが自分の行動を変えるしかないんですよね。
習慣をつけることと作業興奮を起こすこと、この2つをコントロールするのが重要であり、できるようになるべき課題です。

小さな目標達成を積み重ねましょう。
明日振り返った時に落ち込まない今日を過ごしましょう。
そして昨日できていなくても、1日分ならリカバリできるので落ち込む時間にテキストを読みましょう。

1ヶ月あれば、努力次第で巻き返しは十分ききます。
合格を目指す皆さんが、自分に納得のできる行動を取れますように。

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