仕事のこと(その後)

ただのオッちゃんの仕事の話ですのでないと思いますが、転載は固くお断りいたします

内容的には面白くないです。将来自分で読み返すための「備忘録」というやつですので。



新しい会社に入社して、初出勤の日、ちょっとした違和感がありました。

入社試験の時にお世話になった人事の女性スタッフが、用意してくれた誓約書や各種書類に署名・捺印をした時、「ちょっと注意していただきたいことがあるんです」と言ってきました。

「はい、なんでしょうか?」

「このあと、社長に挨拶に行ってもらって、明日は社長の研修があるそうです。研修は二ヶ月前に入社した営業の方とお二人で受けてもらいます。その中で、社長との会話の場面があると思いますが、『はい』とだけ答えてください。理由はそのうちにお分かりになると思います。」

その時にはそれほど気に留めてなかったんですが、その理由はすぐにわかりました。


(中略)


出勤9日目、あらかじめこの日は社長の面談があると聞かされてました。

15分ほど話しましたが、社長は支離滅裂で、要は「あなたは何も仕事をしてない」とか「何も会社に利益をもたらしてない」とか、こんな話が続き、「はい」と答えるか無言でいるかしかないんです。

「で、この状態でやっていけるんかな?」と聞かれたので、「やっていく自信はありません」とはっきり言いました。

こう言ったのは、この日までにこの会社の取締役をはじめスタッフ全員が常に社長の顔色を見ながら、そしてビクビクしながら仕事をしてるのに気づいていたからです。

社長は、待ってましたという感じで「では、解雇通知を出します」と言って部屋を出て行きました。

こんなことで、恥ずかしながら入社9日で解雇され、本社をあとにしましたが、後悔はしてません。





お盆前に思わぬ形で無職となり、とりあえずハローワークに求職の登録をして、少しずつ求人情報を調べていきました。





数日後、新聞に折り込まれた求人広告に二つの良さげな求人があるのを見つけました。

一つは自宅から徒歩で通える距離の工場で、もう一つは車で30分以内の自社工場で作ったパンを関西圏内のショップに配送するという運送業でした。

大型免許は持ってるけど、この先10年とか15年を考えると、無事故で仕事を続けられるのか?ということをふと思ったので、まずは一つ目の工場の会社に電話してみました。


面接の日程が決まり、その後すぐに内定を頂いて、9月からその会社に勤めることになりました。


配属は、思ってた工場とは違い、車で15分ほどの第二工場で、勤め始めました。


約三週間経過して、少し仕事にも慣れてきた頃、第一工場(本社)に欠員が出るので、9月末からはそちらに回ってくださいということで、今に至ります。


製造業は全くの初めてて、自動車のエンジン内部の部品を扱うんですが、たくさんの種類の部品があり、だいたい7kg〜14kgくらいの部品を手で持って検査します。

第二工場でもかなり筋肉痛になりましたが(ここは300g〜7kg)、本社ではさらにひどくなり、本社では5勤を4回終えた時点で筋肉痛がない日はありません💦


7月までの営業マンのように、人と接することはないしお客様に気を使うことはありませんが、その分、身体を使ってるという感じです。




殿は大学四回生で、先日最後の学費を振り込みましたが、姫は短大一回生だからもう少しは贅沢しないで頑張らないと。

二人の学費が必要無くなれば、少しずつやりたいことを見つけていければと思います。




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