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閃刀オルフェゴール

こんにちは、シルエットです
ここではOCGとMD(マスターデュエル)でのオルフェゴールの構築やプレイなどの情報を自分なりにまとめた記事になります
初心者や使用者に少しでも得られる知識があれば幸いです

オルフェゴールの強み

・一枚初動
・墓地リソースで動くため自分の盤面に対する妨害をあまり重く受けない
・妨害及び除去手段が豊富

■対象を取らない墓地送り
(ディンギルス、ロンギルス)
■対象を取ってデッキバウンス(トロイメアユニコーン)
■任意のタイミングで魔法罠の全除外(トゥリスバエナ)
■対象を取らない破壊(アクセスコード、ボマー)
■専用カウンター罠の保有(クリマクス)

・ディンギルスの自分盤面全カードに対する破壊耐性により羽根、ライストがメインから採用されているMD環境では先攻でディンギを立てることにより相手に実質ハンドマイナス1を押し付けることが可能

虚無空間や王宮の勅命のような1枚で相手を封殺出来るカードをディンギルスの全体破壊耐性で守ることによりゲームペースを掌握しやすい


オルフェゴールの弱み

・一枚初動が故に召喚権に妨害をもらうとおろまいや一滴+トロイメアのような貫通札がないと展開を通せない

・墓地リソースで動くため【シャドール】や【閃刀姫】のようなメインギミックでこちらの墓地に触れる札がある対面やほぼどのデッキにでも採用されている墓穴の指名者を重く受けてしまう

・オルフェゴールネーム自体がギルス以外一枚では動けない札のため手札事故を起こしやすい

・展開自体ケア札が無いとほぼ全ての手札誘発を重く受けてしまう

・相手ターンにマスカレーナやスケルツォンディンギ蘇生の動きを妨害の主とするためうららやG墓穴など重く受ける

・除外して動くためアーティファクト・ロンギヌスという致命的なメタが存在する


閃刀型を使う理由

オルフェゴールにはざっくり3タイプの型が存在します

・スクラップリサイクラー1枚からスクラップワイバーンに繋げ大量に展開しアドバンテージを稼ぎながら制圧盤面を形成する展開系のスクラップ型

・神罠や汎用妨害罠を大量に積み、専用カウンター罠であるクリマクスと手札に引き込んでいる罠で妨害を行いながら相手のリソースを奪う罠型

・メインギミックの展開札を最低限の採用、余った枠に手札誘発や汎用妨害を積み展開補助に閃刀パーツを積んだミッドレンジの閃刀型


スクラップ型の最終盤面は通常のオルフェゴールに比べ大量に妨害手段を並べることが出来る代わりにデッキ内の自由枠が少なく手札誘発や汎用カードを多く採用することが出来ません
先攻展開は誘発貫通率などを含めて3タイプの中では一番評価出来きるが後攻時対面が展開系の場合誘発を採用出来るスロットが少ないことに後攻時に不安が残ります
先攻展開を強くするためにオルフェパーツ以外にも展開パーツを多く積んでいる場合、後攻では死に札に近い存在になってしまうのも気になります


罠型は増殖するGを重く受けない点が3タイプの中で一番評価出来ます
しかし、クリマクスはガラテアの効果により確定でサーチを行うことが出来ますが、それ以外のカードはプライムなどでドローをしたとしても各対面にそれぞれ合わせた妨害を置けるかは不確定であり運が絡んでしまいます
マスターデュエルではシングル戦ということで各対面ほぼ羽根箒やライストなど魔法罠を破壊する手段をメインから採用されていることが事実です
その要因から使うべきではないと判断


閃刀型は展開補助となる外部出張パーツがメインデッキではエンゲージ×2とホーネットビット×1の系3枚で完結しており、オルフェゴールのギミック+うららやG指名者など標準搭載のカードを入れたらその他は自由枠になる点が評価出来ます
後述に詳しく記載するが手札誘発とエンゲージでオルフェゴールに繋がるのも利点になる
手札誘発を多く積め数多く存在する対展開系後攻時にも戦えるこの型を選択

展開例

紹介中用語
ns(通常召喚)  ss(特殊召喚)
rs(リンク召喚)  xs(エクシーズ召喚)
ef(効果発動)

1枚展開

★リサイクラー及び終末の騎士1枚から

リサイクラーnsefディベル墓地へ→ディベルefトロイメアss
→リサイクラーとトロイメアでガラテアrs→トロイメアef星杖墓地へ→星杖efディベルss→ガラテアef星杖対象バベルセット発動→ガラテア1体でディンギxsefでトロイメアX素材吸収→ディベルとディンギでマスカレーナrs

で自ターン先攻展開終了
最終盤面 バベルマスカレーナ墓地ディンギ、ディベル、トロイメア

次相手ターンドローフェイズにディベルefギルスssefでスケルツォン墓地へ

 相手メインフェイズ入る前にマスカレーナ以外にモンスターを盤面に用意しないとエルドリッチ効果や羽根箒、ライストに対して対応が間に合わなくなり盤面が崩壊する

仮に初手でドロール&ロックバードを持ってる場合スタンバイフェイズに動くと良い
相手にGを打たれた場合G効果処理のドローに対してドロバを打ててそのままそのターンのサーチ行為を封じれるため


★宵星の騎士ギルス1枚から

盤面左端にギルスnsefディベル墓地へ
→ギルスef星遺物トークン生成※1ディベルefトロイメアss→トロイメアとギルスでガラテアrs→トロイメアef星杖墓地へ→
星杖efディベル対象ss※2→ガラテアef星杖対象バベルセット発動→ガラテア1体でディンギxsefトロイメアX素材吸収→星遺物トークンとトロイメアでマスカレーナrs

で自ターン展開終了
最終盤面 バベル+マスカレーナ+ディンギ(ディベル+ガラテア素材)
MDではメインライストケアでディンギを盤面に置いているがOCGのようなメインライストをケアする必要が無く逆に場に置かない場合、ディンギとディベルでマスカレを作って星遺物トークンはリンクリにすると良い

※1(トークン生成場所は自分盤面はどこでもいいが
相手の場トークンはこちらから見て一番右端に生成)
これはロンギルスの除去効果の死角を無くすため(リンクマーカーが↖️⬆️のため)

※2スケルツォンの採用が1枚であり原始生命体ニビルをケアするのならばトロイメアを星杖efの対象、ディンギ素材吸収をディベルにすると良い

オルフェゴールのニビルの貰い所はディンギの素材吸収効果のタイミングなので予めトロイメアを盤面に置いておけばそのタイミングで打たれても墓地にトロイメア+ディンギの組み合わせが残るようになるので1妨害が可能

閃刀+αの2枚展開

★閃刀+リサイクラー

■パターン1

リサイクラーnsefディベル墓地へ※3→リサイクラー素材にアルミラージrs→ビット(エンゲージ)発動トークン生成カガリrsefビット回収→アルミラとカガリでユニオンキャリアーrs
→ビット発動キャリアーef閃刀姫トークン対象トロイメア装備
→トークンでリンクリボーrs→ディベルefスケルツォンss→リンクリとツォンでガラテアrs→トロイメアef星杖落とし→杖efディベルss→ガラテアef対象杖バベルセット発動→ガラテアでディンギxsefトロイメア素材吸収→ディンギとディベルでマスカレーナrs

展開終了
盤面 バベル+マスカレーナ+キャリアー 墓地トロイメア+ディベル+スケルツォン

■パターン2

リサイクラーnsefディベル墓地へ※3→リサイクラー素材にアルミラージrs→ビット(エンゲージ)発動トークン生成カガリrsefビット回収→アルミラとカガリでユニオンキャリアーrs
→ビット発動キャリアーef閃刀姫トークン対象トロイメア装備
→トークンでリンクリボーrs→ディベルefギルスssefツォン落とし→リンクリとギルスでガラテアrs→トロイメアef星杖落とし→杖efディベルss→ガラテアef対象杖バベルセット発動→ガラテアでディンギxsefにチェーンしてツォン効果対象ギルス蘇生後ツォン素材吸収→ギルスとディベルでマスカレーナrs

展開終了
盤面 バベル+キャリアー+マスカレーナ+ガラテア、ツォン素材ディンギ
墓地ディベル

※3リサイクラーとビットを持っていてリサイクラーnsを優先しているのは相手に貫通札を持っていることを悟らせずリサイクラー効果に対して誘発を消費してもらうため


★閃刀+手札誘発(うらら、ヴェーラー、増殖するG、わらし[アルミラージ対応範囲なら可])

ビット(エンゲージ)発動トークンss→増殖するGns→増Gでアルミラージrs→トークンでカガリrsefビット回収→アルミラとカガリでユニオンキャリアーrs→ビット発動トークンss→トークン対象キャリアーefディベル装備→トークンでリンクリボーrs→ディベルefトロイメアss→トロイメアとリンクリでガラテアrs→トロイメアef星杖墓地へ→杖効果対象トロイメアss※4→ガラテアef対象杖バベルセット発動→ガラテアでディンギssefディベル素材吸収→ディンギとトロイメアでマスカレーナrs

展開終了
盤面バベル+キャリアー+マスカレーナ 墓地ディンギ、トロイメア、ディベル

※4  キャリアーの効果で装備したモンスターはそのターンss出来ないので注意

先攻展開について補足

・基本最終盤面はバベルとマスカレーナ墓地ディンギ、ディベル、トロイメアを構え相手ターンに各トポロジックやユニコーン、ロンギルスの除去とスケルツォンディンギによる対象を取らない墓地送りの除去を主とする

相手の誘発無く上振れ展開が出来ればバベルマスカレーナ+リンク2のモンスターかモンスター2体並べておいてアポロウーサを出せる盤面にしてターンを返したい

・先攻1ターン目Gを無力化出来ず通してしまった場合は手札誘発などの妨害が無い場合ガラテアクリマクスまで構え
逆に他手札誘発や一滴など持っており相手ターンを凌げそう場合はそれ以上展開せず相手に1ドローで抑えターンを返すこともある

・MD環境はシングル戦ということもあり羽根箒、ライトニングストームの採用率が高いため出来る限りディンギルスを盤面に置いてターンを返したい
只、裏目としてマスカレーナを壊獣などで処理され【壊獣カグヤ】にレベル8×2でラビヌメでワンパン(1敗)、【ヌメロン】にもワンパンされるので上記のような対面ケアで守備表示で置きたい
(ただ、守備で場に置いておくと何かしらのモンスターでディンギに攻撃、メイン2に何かしらの手段でモンスターを展開してXモンスターを展開、そのままアーゼウスになられる場合もあるので注意が必要)

・オルフェゴールの展開、妨害手段の性質上相手ターンでもGやうららを貰うため展開最後に打つ金謙は上記のカードを無力化出来る札を加えたい


デッキレシピ


各採用カードの補足


オルフェゴールの比率


トロイメア2はプライムが入ってない&トロイメア自体が手札事故要因になるために2枚の採用
だったが閃刀+召喚初動によるバリケイドベルグからの誘発貫通、後攻時一滴絡めた後手捲りをするため3枚採用

OCGではディベルが緩和されたのでディベル2トロイメア2の採用

1枚採用でも回せるには回せるがトロイメア素引きをしているとハンドのトロイメアを墓地に切らないといけなくなり、さらにディベルやスケルツォンと一緒に重ね引きしてる場合に展開に無理が生じるのでマスカレーナを主軸とする妨害の場合は2枚以上の採用が好ましい

・スケルツォン2枚目はトロイメアと同じく1枚だけでは動けず出来る限り初手に引きたくもない札になるので最低枚数の1枚
2枚採用だと多少手札の被りに気になるタイミングがあるが
1枚手札に握っていても通常展開が出来るためわざわざ手札を減らさずに展開が可能になり、リソース管理が簡単になる

・カノーネの採用について
役割としては手札に持っているディベルやトロイメア、ツォンを場に出すことだが、EXに採用されているバリケイドベルグがその役割を担っており、ベルグは星杖まで手札から墓地に落とせるためこの構築では不要と判断した
その他にカノーネ始動の場合リサイクラーなどの召喚初動と違ってうららの妨害を受けずガラテアまで行ける点は優れてるがプライムと同じく1枚では展開出来ず必ず2枚初動を要求され手札事故を引き起こす原因でもあると考える

金満で謙虚な壺とオルフェゴールプライム


プライムは効果の発動上2枚初動でありオルフェゴールネームをデッキ内に増やさなければ手札で腐る場面が多い
オルフェネームを増やすことは手札誘発や汎用魔法罠を採用出来た自由枠を潰すことになりさらに手札の引き方の噛み合いを要求される

そういった場面から発動出来て展開することはほぼ上振れに近く肝心のプライム1枚ハンドのような下振れの場面をケア出来ていないことになる
1枚で腐らない、先攻後攻問わず展開札以外の札も探せるという理由で金謙を優先

他にドローソースは初手で打って初動や指名者など誘発ケア出来る札を探す役割の他に展開で圧縮した後に打ちメインギミック以外の汎用札を探す役割を持っているが
オルフェゴールの性質上初動となるプライムの打ち方は別にいいが
展開最後に発動した場合スケルツォンやディベル効果の先を引ききった場合、リカバリーが難しくなり最悪妨害数が減る

カノーネがいればある程度ケアが出来るが上記に書いた理由により採用はあまり好ましくないと考える

と、色々書いてあったがOCG環境のパワーがプライムを打たないと勝てないことに気付いて一気に方向転換プライム2金謙2の採用にした

プライムの主な役割はうらら受けが役割となっている
上記に書いてある通りにツォンを引くリスクを考えると展開最後に打つのはリカバリーするのが難しいので基本はケアが効く早い段階で発動する

金謙は上記にも書いてある通り初手の初動探し、誘発ケア受け、展開最後に発動して有効な妨害探しが役割となる

プライムがうららで無効にされれば金謙が発動でき、逆にプライムが通ればほぼうらら無しなのをチェック出来るので言うほど同時採用の相性は悪くない

ただ、金謙の採用は初心者、慣れていない人にはあまりオススメは出来ない
今後のゲームプランを考えること、相手が誘発を発動した枚数、種類、デッキの枚数など
少ない情報から対面のデッキをある程度割り出し残すEXを決めないといけないかつ残されたそのEXだけでゲームをしなければいけないので格段にプレイングが難しくなります


★金謙のコスト選択について

例えば「うらら、G、バベル、一滴、金謙」の初動なしの場合

リンクリ、キャリアー、カガリ、ベルグ、アルミラ、ウーサの6枚除外で一枚初動を探しにいきます

もう1つパターンでハンドが
「うらら、G、オルトロ、指名者、金謙」のオルフェネームを握ってる場合

リンクリ、キャリアー、アルミラ、ウーサ、バエナ、ディンギ(またはユニコーン)

でダグレやホーネットビットまたは一枚初動を探しにいきます

展開最後に発動する金謙は初動で使わなかった展開補助と使わなさそうなマスカレーナの先を飛ばして発動します
結構、このパターンでは3枚飛ばしの択も取ります


オルフェゴールクリマクス

オルフェゴール専用最強カウンター罠
主に素引き時による更なる盤面補強、ガラテアまでしか繋がらない場合の妨害手段、フィールド除去では間に合わない対面(主に【宣告者ドライトロン】など)に対する妨害として採用

墓地効果にデッキまたは除外された闇機械のサーチ効果がついているのでツォンや星杖の2枚目としての役割
そして一滴やディノミスクスなど発動コストが必要なカードのコスト捻出の役割がある

罠が故に後攻時素引きが手札事故にもなるケースも存在するが一滴のコストとして切れればギルスサーチから初動になるので割りきる

オルフェゴール効果唯一SS制限が闇属性機械族と細かな縛りなので注意が必要
さらに発動後ではなく発動ターンという制限でもあるためサーチ前にトロイメアユニコーンなど闇機械をSSしている場合墓地効果すら使えないため要注意


叢雲之大蛇の有無

役割としてトロイメア効果でデッキから墓地に送りトポロジック系統の起爆スイッチ、自身起動効果により相手盤面の妨害効果持ちの除去を主とする

叢雲単体でも攻守2450破壊効果持ちという性能は破格であり初動にアクセス出来なくやむを得ない場合は叢雲ビートに切り替える場面もある

後述に記載するがワンキルルートに必要なので必須

墓地に予め送っておいて相手のバトルフェイズに墓地蘇生効果で相手のワンキル難易度を底上げすることも出来る


終末の騎士とダグレ、リサイクラーについて

一枚初動及びダグレはトロイメア等との重ね持ちによる誘発貫通による採用
閃刀ギミックと相性の良いリサイクラーより末騎士、ダグレの採用を優先する理由について
魔法カードの戦士サーチである増援の存在が大きい
一枚初動の末騎士の択、オルフェネームをもってる際誘発貫通出来るダグレの択が選択出来ることにより実質増援1枚の採用で上記2種を2枚採用していることとほぼ同意義である
状況に応じてコントロール出来ることから優先して採用

それに増援は魔法であるためエンゲージの1ドロー追加効果にも貢献してくれることも相性が良い点である

リサイクラー1の採用は先攻1ターン目は確かに絶対欲しいが後攻時欲しいかと言われたら相手の妨害、手札誘発を考えたら全て受けるため同名被りのリスクを負ってまでは正直欲しくない
後攻時のゲームメイク、先攻での同名被りも考慮して1枚採用で落ち着いた


閃刀出張パーツとニビル受けについて

1枚で召喚権を使わずリンク2まで作れる点、属性種族の相性の良さから手札誘発並びにリサイクラーとでキャリアーを作れそのままオルフェゴール展開出来る点から余程のことがない限り不採用になることない

ビットから産まれる閃刀姫トークンはルール効果でリリースされないというニビルに対して耐性を持っておりその点も採用の後押しにもなっている

オルフェゴールのニビルの打ち所はディンギの除外から素材吸収時であり、先に姫トークンが存在する際ディンギxsefに貰えれば姫トークンと原始生命態トークンがこちらの盤面に残り2体でマスカレーナを作りターンを返すことが可能

仮に相手がディンギのタイミングでは無く姫トークンを使ってマスカレーナをリンク召喚したメインフェイズ終了時に発動した場合、
マスカレーナの妨害は消えるがオルフェのリソースが星杖で帰還した分とディンギで除外から吸った分が墓地に貯まるので言うほどキツくないは嘘だが相手のトップうらら等には耐えれるので平気


アルミラージと閃刀リンク2枚目の違い

展開例に既に記載してあるがアルミラの使用用途は閃刀+手札誘発(モンスター)の2枚初動で展開出来るようにするための採用
本来は閃刀リンク2枚目(主にカイナ)だがそちらだとヴェーラーを初動に出来ないので不採用

また、話が逸れるがビットエンゲージ以外の閃刀魔法を採用している場合ハヤテを採用していると
ホーネットビット→ハヤテダイレクトef→カガリrsef落とした閃刀魔法回収と言ったビット1枚でもエンゲージと実質同じサーチが出来るようになることを覚えておくと良い


バリケイドベルグの役割

カノーネの説明で軽く触れたが役割として手札のオルフェゴールネームを墓地へ落とし展開及び誘発を貫通して展開する手段を主とする

ベルグは闇属性機械族のためクリマクス墓地効果始動の際、円滑にディンギルスを墓地に送り妨害を構える役割を担う他
マスカレーナ効果からのベルグにより羽根箒、ライストから永続効果によりバベルを守ることが出来る

カノーネと違ってオルフェゴールにアクセスせずともビット単体でトロイメアや星杖を墓地送り展開でき必須採用になると考える


トポロジック3種について

★トポロジック・トゥリスバエナについて

エルドリッチ筆頭罠ビートに対して使うので採用
カードセットでターンを返す対面のメインフェイズ終了時マスカレーナ効果から出しそのままツォン効果でディンギルスをリンク先に蘇生バエナ効果チェーン1ディンギ素材吸収効果チェーン2でツォン回収墓地トロイメアがいれば効果で叢雲をチェーン3で落としておく

再度残りの手札伏せてターンを返される場合はエンドフェイズに叢雲効果でバエナのリンク先に出し起爆
これで余程のない限り負けないでしょう

ちなみにエルドリッチ素引きからのエルド効果対象バベルで黙らされる場合があるので盤面でケアするか神に祈りましょう

相手のカードを除外した場合のみバーン効果のオマケがついているのでライフの押し込みで使う場面もあります


★トポロジック・ボマー・ドラゴンについて

鉄獣筆頭ミッドレンジ系対面で使うので採用
マスカレーナから出すのもそうだが後攻時ユニコーン、ディンギで相手の盤面荒らしライフが切れない場合盤面の蓋としての役割も担う

基本はディベル効果からツォンssで1爆撃、ツォン効果からディンギ蘇生で2爆撃が主になる
さらにトロイメアが墓地に落とせるorいる場合トロイメア効果で叢雲落として起動で3爆撃
ホーネットビットを余らせて展開出来た場合ビット発動で4爆撃まで出来る

ボマーもモンスター攻撃するだけ(ボマー自身は生き残る必要がある)で戦闘耐性が相手にあってもバーンを与えられるのでライフ押し込み要員として使う場面もある


★トポロジック・ゼロヴォロスについて

明確な想定対面が存在しないため不採用

ボマーと違い魔法罠まで巻き込み除外であるため鉄獣、エルドリッチのような盤面に一旦カードを盤面に展開して動き出す対面に強いがいずれも上記2種で事足りる場面が多く、自身の効果の性質上1ターンに1度しかリセット効果は使えない

叢雲を絡めると1万以上の打点は出せるには出せるがいささか過剰な打点ラインでありオルフェゴールの基本最高打点はゼロヴォロスを抜きにするとアクセスリンク3対象5300+トロイメア効果レベル8落としの+800で合計6100となる

環境に存在する【@イグニスター】が採用しているジ・アライバル・サイバースの最高打点はEXゾーンに1種類メインモンスターゾーンの5種類をリンク素材にしても6000が最高であり越えるべき打点ラインは確保しているので何かを抜いてこちらを優先して採用するには怪しいラインである
(但し、墓地にいるであろうダンマリ@イグニスターの存在は考慮しない)

後述にも記載するがライフカットルートはアクセス+トロイメアで足りており除去効果も比較対象になるアクセスは途中で使えるため優先して採用する理由が無いため不採用


召命の神弓-アポロウーサについて

ドライトロン、電脳界等モンスター効果主体とするデッキ対面に使用
スクラップ型のように先攻で立てることはオルフェゴールの効果制約上出すことが出来ないが、前ターンに盤面を整えればマスカレーナの効果で相手ターンに出すことが可能

効果を使う度に打点が下降していくため戦闘破壊で突破されやすい印象を持たれるが墓地にスケルツォン、ディンギを用意しておけばある程度は守ることが出来るため本来の妨害数として数えられる

トロイメアの墓地効果で打点を800上げることが可能なためウーサの1妨害を増やすことが出来る

注意点として
例えばウーサが1600打点ありトロイメアで800上げ2400
ウーサ効果を使い1600に戻りそしてエンドフェイズを迎える場合上昇した分の800を使ってもトロイメアのターン終了時に戻る制約は消えていないのでこの場合800になる


閉ザサレシ世界ノ冥神

MD環境はシングル戦のためサイドチェンジで対策不可能なことから相手に詰みの状態を押し付けるNo.59背反の料理人を主軸またはサブプランとしたデッキタイプが存在します

比較的出しやすいランク4ということから特定のモンスターをエクシーズ素材にして戦闘によって破壊されない効果を付与させることができこれにより戦闘耐性+効果を受けないというバケモノが誕生します

効果の穴としてギルスでトークンを送りつければ効果耐性は消えますが瞬時にコックの効果により消すことが可能で単純にギルスの効果を3回使わなければ倒すことが出来ません

そんなことでリソースすり減らして負けて顔も見えない対面にニチャられたくないので耐性を無視してコックごとリンク素材に出来る最強カード

コック以外にも閃刀+リサイクラーで盤面にマスカレーナを含むモンスターを3体並べて普通に使う場面をあるのでEXで腐ることは無い

※アポロウーサと入れ替え枠



リンクリボー


ギルスの効果で生成される星遺物トークンを効果モンスターに変換する役割と閃刀を絡めたキャリアー展開する時に使用する
星遺物トークンは基本リンクモンスター以外のモンスターとしてよくマスカレーナのリンク素材になるため余程のことが無い限りリンクリになることが無い

閃刀絡めたキャリアー展開に絶対に使うため仕方なく採用している


細かなプレイや補足


トロイメアパンプの重要性

トロイメアの効果は現在の構築だと最大800(星杖、叢雲を落とした場合)までモンスターの打点を上げることが可能

そしてバベルの効果によりオルフェの墓地効果は誘発即時効果になりダメージステップにも発動することが出来るようになります

どういうことかと言うとディベル効果ではうららをもろに直撃しますがトロイメアであれば戦闘介せばうららをケアすることが出来ます(※バベル適用時のみ)
覚えておくと得します

それと突破が困難なエルシャドール・ミドラーシュ(先に場にいる場合)も召喚初動(リサイクラー以外)で戦闘破壊が出来ます

あまりすることは無いが相手の盤面のモンスターの打点も上げられるため、自壊しようとしてきた相手モンスターをわざと打点をあげ自分のモンスターより打点を高い状態にし自爆を防いだり

通常召喚したモンスターをアルミラージに変換しようとしている相手に打点を1100以上にして変換出来なくさせたりするちょっとした意地悪が一応出来ます



アクセス叢雲800ダイレクト

オルフェゴールの一般ワンキルルートです
アクセスコード効果対象リンク3で5300墓地トロイメア効果対象アクセスで叢雲を落として800パンプ合計6100
叢雲効果墓地蘇生で2450の打点で攻撃すれば合計8550でライフカットが出来ます



抹殺の指名者宣言オルフェゴールトロイメア

抹殺の指名者はデッキ内のカードを直接除外出来る性質上、除外ゾーンに簡単オルフェゴール名称を用意出来ます
星杖、抹殺、一滴、通常召喚出来るモンスターのようなハンドで星杖効果のアシストが出来るので覚えておきましょう



ギルストークン生成

ギルスのトークン生成は相手の場にもトークンをSSさせます
一件アドバンテージだけを与えてるように見えますが時に特定のデッキ、カードには妨害になりうる場合があります
【ヌメロン】や【HERO】にはある程度妨害として機能します
ヌメロンネットワークはダイレクトの発動性質上効果を打てず、ヒーローアライブもトークンが表側で存在するため打てなくなります
上記別欄で記載されてますがライトニングストームも表側でトークンが存在するため打てず展開ついでに封じこむことが出来ます



ニビル効果チェーンオルフェゴール効果

オルフェゴール墓地効果は共通で発動後に闇属性のSS制限がつきます
それを利用して自身のニビル効果にチェーンしてオルフェゴールの墓地効果を使うと先にオルフェ効果を処理して次にニビル効果処理によりフィールドのモンスターをリリースする処理だけ行われニビルと原始生命体トークンのSSの処理は行われずニビルは手札に残ったままになります
【@イグニスター】などニビル処理後のトークン自体を展開に利用出来る対面などに有効な手段として使うことがあります
(クリマクスの墓地効果でも同様の処理が可能
オルフェゴールモンスター、クリマクスもニビル効果を発動する前に効果を使用していまうと当然発動出来なくなるので注意)



トロイメアユニコーン対象自身

トロイメアユニコーンはフィールドのカードを対象に取れるため、ライトニングストームを発動したい場合にわざとユニコーン対象自身で戻してライストの発動制約をクリアしたり対面が【シャドール】や【ヌメロン】、【壊獣カグヤ】であり盤面にモンスターを残したくない場合この方法をする場合があります

ギルス始動ではないけどトークン生成をして相手にトークンを送りつけたい場合もこの手段を取ることがあります


スキルドレインの突破手段

基本は羽根箒やライスト、ツイツイといったバック破壊カードのなりますが引けない場合の突破手段の紹介

禁じられた一滴を持っている場合、ディンギルスまで繋げられれば相手盤面にモンスターがいればディンギ墓地送り効果発動に対しチェーンで一滴コストディンギでスキドレ突破出来ます
(相手の場にモンスターが存在している場合のみ)

またはアクセスコードトーカーまでリンク数を伸ばすことが出来ればアクセス効果コスト自身除外でスキドレを破壊出来ます


EXデッキの自由枠について

ディンギ2ガラテア1ロンギ1マスカレ1は当然固定、閃刀パーツで誘発初動貫通したいからアルミラ、リンクリ、カガリ、キャリアーも固定
エルドリッチいるからバエナ、鉄獣いるからボマー、ドライトロンいるからウーサは必須
アクセスは6000ジアライバル突破及びワンキル手段だから必要
ユニコーンはマスカレーナからの出て来る先兼後手展開中妨害を踏みながらアクセス着地を通すため必須
バリケイドベルグはメインにカノーネ不採用でオルフェを切る手段だから必須

簡単に説明するとこのようなEX事情なためトロイメアフェニックスは入らないしハリファイバー、スクラップワイバーンは当然入る余地はない



最後に

マスターデュエルの登場で遊戯王というコンテンツに触れる方が増えたと感じます
そこで自分が好きなテーマの解説っぽい記事を書いたら参考にしてくれてそこから更に色んなデッキに手を伸ばしてもっと遊戯王を知って貰えるきっかけが出来ればいいなと思いこのnoteを書いてみました

もし、構築の相談等あればTwitterのDM等で対応出来るので気軽に相談して下さい


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