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⦅詩⦆わたしの「 ひとり 」 ( 愛されるのではなく、愛する心 ① )

 ​​​​​あなたをしって はじめて

 ひとりでいることに

 おぼえた 

 いたみ


 これまでとはちがう

 せつじつな

 ひとり


 あなたに

 そばにいてほしい

 そう こころからおもう


 それでも

 こころのなかでは いつも

 わたしはひとり

 そうげんのうえにたっている


 あなたとふたり

 そうげんを どこまでもあるきたい

 そう こころからおもう


 それでも

 こころのなかでは いつも

 わたしはひとり

 ひろいそらをあおいでいる


 わたしじしんの

 かけがえのない

 ひとりのこうけい


 わたしじしんの

 ひつようないたみをともなった

 ひとりのこうけい


 あなたのことを

 こころから あいするために

 わたしは

 しずかに

 わたしの 「 ひとり 」を

 みつめようとおもう


 おかのうえ

 わたしはひとり

 あなたをゆめみて

 しずかに

 いのる

 ​​​​​マンリョウの丘を訪れてくださり、  本当にありがとうございます。  私たち一人ひとりの、心の中の草原が、  やさしい風によって、  結びつき、つながってゆくことを、  心から願っています。