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競馬と数学力

今回は、競馬と数学力についての話です。
競馬では様々なデータや数字が出てくるので、競馬で勝つためには数学力が必要なのでしょうか?
 


数学力がなくても競馬で勝ち組になれる

競馬において数学力は必須ではありません。

じゃいと林先生

競馬での勝ち組は、例えばじゃいなんかが当てはまると思われますが、じゃいが数学ができる側かというと、おそらくそうではないでしょう。
一方、林先生も一時期競馬で稼いでいたと言われていますが、林先生の数学力は相当のものです。
数学力があってもなくても、勝ち組になることは可能です。

サイレンスキャットはどうか

私の数学力は、一般人と比較すれば高いです。この記事の画像に使った問題程度なら解けます。
とはいえ、高校数学までなら勝ち目があるという程度です。
 

数学力があるとどうなるか

私が数学力がある側なので、数学ができると競馬でどんなことが起こるかを挙げてみます。

買い目の点数や払い戻しがわかる

数学力があると、いくら買えばいくら戻ってきそうなどは暗算でわかります。(日本においては、計算ができることは数学ができるための必要条件になっているので、計算だけ下手すぎる数学者のことは考慮していません)

また、BOXの点数などもマークシートに書いてある点数表を見ずともすぐわかります。フォーメーションは少し考えますが。

これらは私にとっては当たり前のことなので、このことに恩恵を感じたりはしていません。
だから、できないとどうなるかという実感はないのですが、いちいちマークシートを見たり計算機を使ったりするという作業が挟まることは、思考の連続性を保てなくなるという悪影響を及ぼすのだろうと想像ができます。
 

過去のデータなどの活用度合いが判断できる

また、数学力(論理的思考力)が高いほどデータを適切に扱えると思われます。例をあげましょう。

あるレースの過去10年のデータで、以下の特徴が見られたとします。
1.逃げ切った馬が1頭もいない
2.10番人気が4連対している
3.8枠が3勝
さて、皆さんはこのデータをどう見ますか?

この3つの中で、一番意味のないデータは2です。
「穴がまあ来る」と換言して理解するのならよいですが、
「よし、10番人気が狙いだ」
などと考える奴はクソザコです。

1と3については、時間がなければ「逃げが不利、8枠有利」と認識すればよいんですけど、冷静によく考えてみてください。
もし過去10年で逃げた馬が皆2桁人気の馬だったら、そりゃ逃げ切らないよねってなりますよね?
過去10年で1番人気が6回も8枠にいたならば、3勝くらいしてもさほどおかしくはないですよね?
だから、本来ならば鵜呑みにはせず状況を確認すべきです。

論理的思考力が高いという意味で「数学ができる」人というのは、言うなれば「当たり前のことがわかる」人です。
どのデータは大して意味がなく、どのデータが活用できそうかは、他人から教えられてなかったとしても考えればわかります。数学力がある人は正しく考えられる可能性が高いので、競馬の予想の精度も高まるでしょう。

まとめ

このように、数学力があることによって受けられる恩恵はけっこうあります。競馬での勝ち組には数学ができる人もできない人もいますが、数学力がある人の方が競馬には向いているでしょうね。

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