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#16 現級に目途

今日は乗馬Dayで、初の4鞍とも上のクラスです。
今後は予約が取れなかった時以外は上のクラスが主戦場になります。


1,2鞍目 重すぎるマウンテッド馬

最初の90分は、前のクラスでも乗ったことのある牝馬です。
前のクラスでは上手く動かせなかった重い馬で、私より後に入会した兄ちゃんに「乗りやすかった」と若干マウントを取られたという思い出があるので、マウンテッド馬と名付けます(山のように動かないし)。

久々に乗るので、自分がパワーアップして動かせるようになっているかもしれんと期待したのですが、前と一緒でした。
常歩は問題なく、前の馬との馬間距離に気を遣うくらいなのに、速歩の掛け声で皆が速歩をし始めたら途端に置かれます。むしろ常歩すらしなくなります。指導員さんが近づいた時だけ動くのも前と一緒です。

私の馬だけ遅れて、私は鞍上でガチャガチャ動いているという事態にしばしばなりました。
ダンスで馬群に沈む蛯名の気持ちを味わえました。激怒はしていません。

今日はキックの強さを変えたり、圧迫の場所を変えたり、鞭を持ち替えて反対側から打ったりと、動かすためにやれることを色々と試して疲れました。雨が止むか止まないかくらいの寒い気候だったのに暑かったです。

色々試してみて、とりあえず手綱を短く持つことは必須だと感じました。
シャキシャキ動くようになってから短くしようとしても、そもそもシャキシャキ動くようにならないので、速歩に入る時は普通の歩きでも強制的に手綱を短くした方が今回は上手くいきました。
上手くいったと言ってもこちらの合図で速歩をしてくれたわけではなく、動かない中ではマシだった程度ですが_( _´ω`)_ペショ

それでも馬自体は可愛いです。停止してる時などによくこっちを見ます。

 

3,4鞍目 ちっこいnew face

3鞍目と4鞍目は別々のレッスンでしたが、乗る馬は同じでした。
前のクラスで見たことがないばかりか、乗馬クラブのHPにも載っていない謎の馬です。聞くと新馬(最近乗馬になった馬)とのこと。
現役時代は横山和でデビューしています。中央で1戦後、地方に移っても勝てずという馬です。

洗い場で見た時、
「ちっちゃ!」
が第一印象でした。後で調べたら、現役時代は400kg前後でした。400㎏くらいの馬はやっぱり小さく見えるんだなとわかりました。メロディーレーンはもっと小さいのでしょうね。

自分からよく歩く馬だったので、レッスンは楽々でした。ただ、私が
「さあ速歩だ」
と合図をしてもそこは意図通りにならなかったので、シャキシャキ歩くからといってすぐ速歩をするとは限らないことを学びました。それでも、軽い馬はレッスンを円滑に進めてくれるから好きです。

終了後は、次にこの馬に乗る人が片付けを手伝ってくれ、さらに馬房に戻すのにチャレンジさせてもらえました。
いつも馬房に戻すのはスタッフさんなので、馬房の位置さえ知らなかったから経験できてラッキーでした。おうちに近づくと歩みが速くなって少しデンジャーだったので、馬の止め方などもこれから知っていきたいです。

4鞍目の指導員さんは、以前私に
「馬が好きなのはわかったから前を見ましょう」
と声をかけてくださった教え方上手の指導員さんでした。
ミーティングではレッスン生のどんな疑問にもわかりやすく答えてくれたので、レッスン生はみんな満足していました。

あと、これもレッスン後の話ですが、体験乗馬の時の指導員さんが声をかけてくれました。ちっこいnew faceのお世話係らしく、
「可愛いかったでしょー」
と言っていたので同意しました。そして上手に乗ってましたよと褒められました。やった。

  

まとめ 昇級の壁はさほどない

上のクラスに行く前は、重い馬でも動かせるとか軽速歩なんてお手のものとかって人たちの巣窟だと想像していました。
最初の2回は軽い教官の馬を指名したから好勝負は当たり前で、今回が上のクラスで通用するかどうかを占う試金石でした。

で、最初の90分はマウンテッド馬を動かせない私が最もザコだなーと自覚しつつも、他にも流れを詰まらせる馬はいました。

3,4鞍目は余裕があったので、指導員さんが他のレッスン生にするアドバイスもよく聞こえました。その内容を聞きながら、自分は大丈夫かどうかをチェックしていました。

その結果、私でも十分やれるじゃんと思いました。
マウンテッド馬は、もっと上のクラスの人でも鞭や拍車をしっかり使わないと大変だとスタッフさんが言っており、私が特別にザコだったというわけではなさそうです。

競馬で例えるなら、未勝利戦を勝ち上がった3歳馬が古馬と初対戦する夏の1勝クラス程度の壁でした。
前のクラスで学んだことを活かして、常に好勝負していきます!

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サイレンスキャット
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