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4月からの有料予想の詳細

私は4月から予想販売をします。本日は、有料予想の値段や内容について、現時点でどのように考えているかをお知らせします。


値段は1開催日で「3000円」

以前お示しした通り、私の予想は1開催日で基本3000円です。他の予想提供者と比較するとかなり割高な方だと思います。
なぜこの設定になったのかをご説明しますね。

安かろうは悪かろう

100円~400円程度の設定で予想を売る人がいます。お手軽に手を出せる価格ではありますが、その価格帯の予想は2つの点で購入者に儲けさせようという気がありません。買うのは養分まっしぐらだと私は考えます。 

薄利多売の時点で、購入者に勝たせる気がない

低価格予想がダメな理由1つ目は、薄利多売であることです。安い値段設定の予想は、それだけ安くしないと売れないか、薄利多売を目指すかの2択でしょう。

前者はそもそも論外ですね。プロモーション能力だけがUnkoという可能性は万に一つくらいありますが、普通は当たるなら売れます。

後者の薄利多売は、多売の時点で同じ買い目の購入者が増えオッズが下がります。オッズが下がる時点で、
勝ちにくくなる≒購入者に勝たせる気がない
ということになります。また、オッズが大して影響を受けない場合は、それはそれで購入者に勝つ気がありません。回収率90%台で細く長く楽しむことを是とする人ならそれでよいでしょうけど、私はちゃんと勝ちたい購入者によい思いをしてほしいので、その価格帯を好んで購入する層は狙いの外です。

予想提供者自身が「踏める」予想なのか

低価格予想がダメな理由2つ目は、提供者自身が「踏む」気がない可能性が非常に高い予想だからです。

みなさんは、自分自身でも買いたいと思うほどの渾身の予想を数百円で他人に提供しようと考えますか?
私は、どうでもいい予想なら数百円で売りますが、本気で当たりそうな予想なら内緒にするか、それなりの価格で売ります。そういうことです。

数百円の予想は、提供者自身がそもそも勝負をしない程度のものです。あるいは、マジUnko野郎なら数百円の予想販売を4つ5つ仕掛け、そのうち1つに当たり(勝負度合いが高いもの)を混ぜたりするかもしれませんね。いずれにせよ、その予想を信じて購入者が全ツッパできるような性質のものではありません。提供者にとっての勝負度合いが高い予想を「たまたま」購入できたかどうか、結局は運否天賦です。

私が3000円で売る予想は最低でも、自分自身がギリギリまで踏むか見極める類いのものにします。
「今日は勝負レースなさそうだけど、今日の中ではこれが一番マシだから売っちゃおう」
などと、勝負度合いが明らかに低いものを3000円で売るようなことはしません。勝負度合いが低い時は販売額も下げます。販売額が高額である見返りとして、一定以上の勝負度合いを確約するということです。

もっとも、勝負度合いが高い予想を本当に売っているかどうかなんて、結局のところ私にしかわからないことです。購入していただくみなさんには、私を信じてもらうしかありません。
信頼に値するかどうかを判断する1つの指標として、提供予想通りに自らが踏んだ馬券については平日にアップしようと思います。外した場合もアップした方がよいかはこれから考えます。
 

提供予想数は「午後の2レース」

提供予想数は「2つ」を予定しています。渾身の1つ、あるいは多くのレースの提供にしないのにも意味があります。

午前中は慌ただしい

まず「午後」とする理由は簡単です。提供予想に午前中が混ざったり混ざらなかったりすると、購入者にとって不便になるからです。「午後」と決まっていた方が安心して買えます。
午前中はオッズが動きやすいという難点もありますしね。

多レース提供の予想<<<専門誌

全レース予想や午後の全レース予想など、多レース提供の予想がありますね。この類いについては、専門誌とどちらがよいかをよく考えましょう。
専門誌は600円以内で全レース予想とたくさんのデータがあります。弥永が好きなら、馬三郎を買えば弥永の全レース予想が手に入ります。有象無象の予想屋と弥永、どちらが信頼に足るでしょうかねえ。

また、予想を買う人間でも多くが勘違いしていそうなことですが、「当たる予想」を買うために予想購入をする時点で負け組思考です。最も購入者の益になる予想屋は「当てる予想」の提供者です。

「10個のレースの予想を提供してもらい、4つが当たりました。均等買いで回収率110%になりました」
これはまあまあすごいことです。しかし、予想購入者にとって最もありがたい予想はそうではないでしょう。

「レースの予想を1個だけ提供してもらい、ちゃんと当たりました。回収率は130%です」
これこそが予想購入者にとってベストです。なぜなら、このレースのみに資金を集中できるからです。40%で当たりそうなレースを10個教えてもらうより、1個でいいから70%で当たるレースを教えてもらいたいというのが、予想購入者の本当のニーズではないでしょうか。

このニーズを自らの力で満たすために、複数レースの予想を提供してくれる予想屋の予想から、さらに統計的に振るいをかけて購入レースを絞ってプラスにしている友人がいます。
本気で勝ちたいならば、そういった努力が購入者側も求められます。
私は、比較的高額な私の予想を買っていただいた時点でその方は「勝つための努力」をしたと評価しますので、購入者側に追加の努力を極力求めないで済む「当てる予想」だけを提供します。

勝負レース以外の1個は「保険」

では、なぜ私の提供レースは1個ではなく2個となるのでしょうか。その理由は「保険」です。

予想提供の中には「パドックで暴れていなければ」などの注文がつくものがあります。もしその注文通りにならなかったら買いを推奨しないというわけです。
また、例えば自分でもちゃんと踏める類いの予想購入者がいた場合、私の提供レースの予想理由に関して疑問を抱くことも考えられます。
「あれ?サイレンスキャットはこの馬のこの特徴を知らないんじゃない?」
といった具合です。仮にそうなった場合、予想購入者は提供予想通りに買わないという回避策を取ることになるでしょう。
それらはいずれも3000円の丸損になります。その丸損のケアとして2個目の提供をします。

もちろん提供時には、このレースが勝負レース、こちらは次善のレースとわかるようにいたします。

その他、プラス体重希望なのに-10kgだったりする場合なども回避を推奨するよう指示を考えているため、次善のレースが勝負レースの後に来る感じになるべくしたいです。ただ、そこは番組次第のことなので逆にならざるを得ない時はすみません。
逆になると、次善レースを買うかどうかを考える労力や、買わずに的中した場合の後悔など、予想への乗りづらさが増してしまうとは思います。
 

買い目指示は思案中

私は軸を1頭決めるタイプなので本命馬は必ず存在しますが、馬券の指示についてはどうするか思案中です。4月までに決めます。
以前書いた通り、単複で回収率120%ですというのは玄人好みすぎて信を得られない気が若干します。おそらく、困ったら複勝買ってねって指示を出しながら一応推奨の連系馬券を示すような感じにになるんでしょうかね。
 

満足感を提供できるように

まとめますと、

・1日3000円で、2個のレースを提供するのが基本
・提供するからには、自らも踏めるものにする(実際に踏む)

その他では

・売れるようになったら1日の購入数制限をかける
・予想提供のタイミングは当日朝9時くらい
・条件次第でケンという制約がある提供は、(例えば)踏むか否かの判断を馬体重発表後やパドック周回中にツイッターで示すなどの方法を採りたい

ということだけ決まっています。やりながら、購入していただける方がより満足できるようにブラッシュアップしていきたいです。

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