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ソウル完全自宅隔離日記②~出国・入国~

入国者ガチガチ隔離真っただ中に、韓国ソウルへ出張にきてます。

そもそもどこで隔離したらいいの?とかの、出発前準備については日記①につづってます~。
こちら>>

今回は、出国から入国まで。


さぁ、いよいよ、出発なり!

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もうすぐ4歳。アッパが長期で戻らない出張だいうのをちゃんと理解するようになり、しっかり寂しがる息子との別れは、なかなかツラいものが。。。
でも、お互い、こういうの慣れないと、身動きとれないなと。
これ以上は、このエピソードは本題と無関係ゆえ、省きます。w


隔離中で外に出れないってことで、
服だけじゃなくて生活用品(洗剤とか食料とか)も持参せないかんと。
おいおい、スーツケースの重量どこまでいくか、オーバーで有料なるか!

どうなんや!という奮闘がめちゃあるんですが、
自分的にはこのすったもんだ、めちゃあったんですが、
このエピソードも本題と無関係ゆえ省略します。w

。。。チェックインカウンターで2kgオーバーを、
なんとか無料で押しきりました。いぇい!


SF映画のワンシーンのように、誰もいない成田空港

仁川空港行きは一日4,5便飛んでいるんだけど、やっぱり需要がなさすぎて、俺が乗るアシアナ便は、4社ぐらいの共同運航便だった。

しかも、火曜便で取ったのが、
その便がキャンセルになり月曜へシフトという。
おそらく乗客不足だったんやろな。


こういう時期やしイレギュラー対応とかあるかもと思い、
空いてるとか関係なくフライト2時間前に成田に着いたわけだが。。。

空港は、はい、こんな感じ。

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歩いてるのは、ほぼ職員の人だけ?!
ここまでとは、と。。。

わかってはいたものの、
世界が大きく変わってしまったという実感と、
不思議な怖さ
を感じたわけであります。

乗客がほぼ見当たらないぐらいの状況なので、
チェックインから荷物検査、出国手続きまで、
並ぶことはほぼなく、チラホラぐらい。

ほぼ最短、スムーズにいけたわけです。

いつもと違ったのは、
チェックインカウンターで、韓国での隔離措置に対する案内のペライチをもらったぐらい?かな。
それがこれ↓

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こんな時期に行く人間がレアすぎて、
日本語版の準備はなく、
韓国語と英語だけでした。w

韓国での隔離措置用のアプリ、機内で作成する書類、空港からの移動規制について簡略に書いているだけのもの。

この辺りは、事前に調べてきてるから、さっとカバンにしまうのです。


ゲートまでの憩いスペース的なところも、こんな感じ。

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空港に俺だけ隔離されているのかと錯覚するぐらい人はおらず、
お店は数店舗だけが営業して、ほぼクローズ。


機内はというと、

3人席を独り占めできるぐらい、空いていて、
後ろにも人がおらず、ま~ 快適でして。

乗客は見た感じ、会話聞いた感じ、
韓国の人と日本の人が半分ずつぐらいかな。


機内の写真はないけど、
ベタに息子にあてたザ・飛行機。

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入国手続き ~ 隔離手続き~

まず機内で渡された、特別検疫申告書 たるもの。

入国カードと違うところでいくと、
韓国での住所をちゃんと書くことと、
今の健康状態チェックみたいなものかな。

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あとは、

区役所とつながっている自宅隔離用アプリと、自己診断アプリ
これは、入国時に、強制的にダウンロードと設定まで強いられる。

これも事前に調べていたので、日本で設定済みなり。

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ちなみに、入るとこんな感じで。

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一日2回、このアプリから体温と健康状態を入力しないといけない。


空港に到着すると、
入国審査前に、コロナ関係の検疫や申請手続きエリアがある。

写真撮ろうとしたら、だめといわれて撮れず。

①まずは機内で配られた書類を検疫で提出

②隔離申請系のエリアに入ると、
まずはアプリダウンロード完了チェック
ここには、兵役中であろう学生のような若いメンズたちがマニュアルにそって対応していた。

テキパキ感に関心しながら、
ダウンロードに苦戦するおばちゃんを、
めんどくさそうに、
でもちゃんと対応しているところが、
なんとも韓国らしかった。w

その過程で、
自宅隔離か、施設と聞かれ、
自宅隔離とこたえると、

③隔離申請関係の書類をもらい、記入し提出。

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自宅がない施設隔離の人は、
空港でPCR検査?してそのまま施設へ移動するしいが、
自宅隔離者は、
PCR検査は隔離場所の区の保健所でおこない、
その後の隔離追跡管理も区の行政管轄

なので、この書類から、おたくの管轄に入国者きたよ~
と、おそらくデータで随時送信されるのであろう。

入国当日に、区の保健所にいった時、
やけにスムーズだったので、
空港からのこの情報の伝達がリアルタイムでかなりしっかりしてるのだろうと感じた。

実は、韓国では、
国内での感染が収まりをつつある中、
感染拡大が再発したのが主に、海外からの帰国者経由だったらしい。

ニュースやネットの、デイリーのコロナ感染者のレポートを、
海外由来か、国内感染かと分けて公開しているぐらい、
海外からの流入への危機意識は極めて高い
このあたりの、徹底した対コロナへの意識対策については、
また次の日記で。w


で、空港での手続きはというと、
その後も、極めてスムーズに。



健康診断のように、
はい、次はあちら、次はあちら、と
滞留しないように小分けに分かれていて、
その担当も兵役中であろう若者たちなんだが、
仕事できるアルバイト生のように、
ま~テキパキ。

俺が最低限の韓国語ができるのも大きいので、
韓国語がたどたどしかったり英語だと時間かかるのかな。


言われるがままに、進んでいき、
自宅隔離でも、
誰と同居するのかも空港では特に聞かれず、
手続きはきっちり、
でも、
確認はゆるーい感じで
入国までこれた。

普通に入国するより、早い?ぐらいだったかも。


そして、入国し手荷物受取所にいくと、
成田空港同様、こんな感じ。

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スムーズに入国したけど、
それよりもスムーズだったのは荷物の移動。w
受取所についた時には、
荷物は全部下ろされている余裕っぷり。
乗客少ない、便数少ないんだからそりゃそうか。


さあ、空港最後の難関。空港から自宅へ。


結構入念に調べて当日を迎えてわけだが、
これが一番迷った。

空港からの移動。


事前にゲットした公式情報や、現地ブログとかによると、

公共交通機関、もちろんタクシーも使えない。
う。。。でも、そりゃそうか。

車のお迎えは、家族のみが許されると書いている。
う。。。おらん。。。。

で、
1日4本ぐらい空港から隔離者向けバスがあると。
でもそれは、エリアごとに停留所が決まっていて、
当日できるだけPCR検査受けられるように、
区の保健所近くが停留所。

おい、
俺の滞在する区の保健所、
滞在先から徒歩1時間半です。。。

スーツケースもって、
そこから家まで移動って、、、
死ぬ。。。
(後で知るのだが、区から自宅へは専用の車で送ってくれるらしい)


そして、何より迷わせたのは、
この専用バスの時間。

フライト、仁川15時半着。。。
空港バスは16時半。。。次19時とか。。。

。。。おい、16時半のバス、間に合うか?
入国手続きややこしいって事前情報からすると、
。。。かなりあやしい。


いや、バス間に合ったとしても、

PCR検査の区の保健所、受付時間は18時までに対して、

仁川から保健所到着までバス1.5~2時間想定。
。。。おい、保健所の受付時間、間に合うか。


間に合わなければ、当日断念し、
翌日に1.5時間徒歩で保健所まで。
しかも天気予報、3日間大雨ときた。。。。

え?どうする?と。

基本、出たとこ勝負でいけるたちですが、
とはいえ、
荷物重いし隔離生活へのいろんな不安もあるし、
事前に消せる不安要素は極力なくしたい。

そんな性格なもんで。
イラッ。


すると、
調べると、
実はもう一つ、
バスじゃなく、
あまり使わないのか
小さく載ってた情報としてあったのが
空港から、隔離者専用タクシー。

感染対策検査を経た空港公認タクシーを、
空港着いてから窓口で手配できると。

価格は、
相場7万ウォン前後らしい。(7千円ぐらい)
通常だと、
市内から仁川空港って、たぶん5万ウォンぐらい?

う。。。高い。。。悩む。。。無理。。。

でも、このタクシー、
空港から、保健所へ、その後家まで送るのもセットでこの価格。

う。。。それは魅力的。。。
老体には、その安心感、めちゃバリュー。。。。

ってことで、
潔く、このタクシーを依頼することにした。

が、まだ消えぬ課題。

そもそも仁川空港で現地窓口で手配して、
当日PCR検査18時、間に合うか?

どうせなら当日PCR検査、絶対行きたい。
そのためにも、
できるだけ現地での手続き減らしときたい。

ということで、
NAVERブログによると、
普通に電話で事前予約できるらしかった
ので、
出発前の成田空港で待ってる間に、
連絡して手配。

よし、もう完璧。


が、その運転手から直前に届いた伝言で、

空港で移動手段聞かれたら、

会社から迎えにきてるって言え、そしたらスムーズ。

という謎の指示。

そしたら、案の定、、、、、、



空港でる最後の関門。


係りの人に、移動手段を聞かれるところ、

「会社に事前に専用タクシー呼んでもらった」と伝えたところ、

「本人手配の、そのタクシーはだめ。
空港公認でここから手配するもの以外はだめ」と。


。。。そういうことか。
ネットで調べて手配したタクシーは、
コロナ対策ばっちり、専用タクシーて書いてたけど、
それは商売のためのハッタリだったわけで。。。
なんちゃー 許可も得てないわけで。。。


空港前で待つタクシーのアジョシに電話して、
「こんな話なってて、、、」と話すと、
「だから迎えがきてるってだけ伝えないと。タクシーて言うからやん!」と。

知らんがな!!!!!!!

でも、時間の心配もあったし、
100%だまされた?って感じでもないし、
このアジョシ、
電話越しではいうほど感じ悪くもないので、
このタクシーに乗るのがベストだと思い、、


うまいこと言えよ~と願いながら、
アジョシに係りの人と電話で話してもらったところ、

会社から迎えにきた、身内とでもいったのか、
ここら辺がさすがの商売人。


係りの人は、
あ~ なら大丈夫ですよ~ と一転し、
OKに。w


この、
厳格な管理体制と、
裏腹というべきか、
人のゆるさと、
ずるさが、
またなんとも韓国らしいわけで。。。w


というわけで、
こうして、無事、空港を抜け出し、
快適な、タクシー というか、バン、に乗って、
PCR検査の区の保健所に向かうのであります!!!

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ちなみに、車内はまったくコロナ対策なし。w
シートに貼ってたビニールやらアクリルパーテーションやらの
ブログの写真はなんだったのか。。。w

※入国後の隔離注意内容の書類はこちら。

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長くなったので、続きは次回。

PCR検査というより、
コロナへの隔離監視や
感染予防の市民への意識付けとかがが
感心することが多かったなので、
次回はそれをつづります~
























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