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MBTI:ダイの大冒険



補足

「I」と「E」積極的に様々な人と交流しようとするかどうか。
「S」と「N」Sは戦術的短期的具体的、Nは戦略的長期的抽象的。
「F」と「T」表層ではなく深層的に本質的に。
「J」と「P」大きな目標信念があるかどうか。当初の計画に固執するか、柔軟に変化させて軌道修正出来るか。忠義性が高いのはJ、状況に合わせて臨機応変なのはP。

16種類に振り分ける為に、微妙に感じるものもあると思います。
MBTIは一つの視点になりますが、あくまで個人の傾向であり比較するものではないと思います。
一人の中にも様々な人がおり、接する人や所属する環境や状況に合わせて何が強く表れるか変化があり個人差が大きくあるものと思います。
太陽星座だけではない占星術などと同じように、何かしらの気付きやヒントを促すツールだと思います。


ISTJ:ノヴァ。ラーハルト。バルトス。

「ノヴァ」
I=引っ込み思案や内気ではないが、独断専行が多かった。
S=戦術的短期的な戦い方。
T=Fも強く最終奥義は生命の剣。ただ生命の剣は皆を奮い立たせる為の思考。ダイに嫉妬していた当初はFが強く表出されていたが、落ち着きを取り戻すと補佐的隊長として実力を発揮。
J=幼い頃から既に母はおらず、将軍の父の息子であった影響もあってか一本気が強くそれが気負いとなって当初は空回りしていた。ただ気持ちとしては純粋に魔王軍を倒し人類に平和をという一途な想いからであった。

「ラーハルト」
基本的にはヒュンケルと似た傾向。ヒュンケルほど熱くはならず、冷静に戦う事が多い。

「バルトス」
基本的にはヒュンケルと似た傾向。ヒュンケルほど熱くはならず、情深くも落ち着いている。


ISFJ:ヒュンケル。ヒム。

「ヒュンケル」
I=多くの人と積極的に交流しない、想いを内に秘める。
S=戦術的短期的な戦い方、生き方。
F=表層は一見Tであるが、深層や本質はF、ポップと逆。最終奥義は感情や精神を基盤とした闘気のグランドクルス。
J=一途、忠義心が高い。一途で忠義があるから亡きバルトスを大切にし、仇のアバンを一途に恨んだ。真実を知って和解後も一途にダイ達の為に身命を賭した。

「ヒム」
基本的にはヒュンケルと似た傾向。


INFJ:ゴメ。

「ゴメ」
I=慣れていない人には人見知り。慣れた人にはフレンドリー。
N=ゴメちゃん自体はS傾向であるが、神の涙である事を考慮すると仮の姿であり本質はN。
F=所有者の願いを叶えるという設定とダイと出会った事により表現されたものはF。これが仮に作中の中では登場しないが無感情で解りやすくは数字だけの人が願いを込めたら冷徹で冷酷なAIのようなゴメちゃんが生まれていたかも知れない。
J=一見Pではあるが、神の涙や所有者の願いを叶えるという設定により、本質的にはJだと思う。


INTJ:アバン。バラン。ミストバーン。ブラス。ザムザ。

「アバン」
I=表層は一見Eであるが、深層や本質はI。誰とでもフレンドリーに接するが、深い想いを内に秘める。NやTの要素により表層をEに保つ。
N=戦略的長期的な戦い方、生き方。後の危機を予見して後輩を育成。ダイやポップの独り立ちを確認した後に、先々に必要となる自分の役割を考慮して行動。
T=俯瞰した思考力洞察力に富んでいる。その為に詐術や謀略を見破ったり、騙されたフリをして逆に罠に引っ掛ける反計が得意。
J=表層は一見Pであるが、深層や本質はJ。祖父に対する国民からの恐れによる負の感情を理解し、普段はPを装い吞気に振る舞っているが、深層ではカール王国や国民や人類を護り保つ為の最善を常に考慮し行動している。

「バラン」
I=孤高の騎士。人間でも魔族でも竜族でもなく、秩序を維持する役割であるから馴れ合いは不要。
N=秩序を維持する為にハドラーよりヴェルザーを優先したり、ダイを取り戻す為に記憶を奪ったり。妻子の為に濡れ衣で犠牲になろうとした姿勢は視野が狭く短絡的でNよりS的。
T=感情が爆発する事も多いが闘争本能の高さと連動しており、基本的には理性的で冷静な戦闘も出来る。
J=竜の騎士の立場から秩序維持に良くも悪くも縛られている。

「ミストバーン」
I=役割も相まって内向的で寡黙。
N=尊敬出来る肉体と精神の持ち主には先々で必要になるものを支援する。尊敬出来ない者には一見支援しつつも利用価値がある間だけだったり実験台として使い捨てたりする。
T=思考力は高いが、それをあまり表に出さない。バーンの肉体を預かる責務が最優先されている。
J=バーンに対する忠誠心。強靭な肉体と精神への憧れ。

「ブラス」
デルムリン島に於いてはE要素もあるが、一人で思慮する事も多い。長期的な思考をしており思慮深い。ダイが勇者に憧れていても柔軟に対応せずに、厳しい親のように振る舞いもする。

「ザムザ」
研究者タイプ、実親であるザボエラに対する怒りや悲しみがありつつも内に留める。ザボエラに対し不満が強かったのに最期までザボエラに尽くし反抗反逆しなかった、暗君にも忠誠。


ISTP:ロン・ベルク。

「ロン・ベルク」
I=多くの人達と交流せず隠棲生活。
S=長期的や抽象を具現化させる武具の生産はN的であるが、戦闘などに於いてはS。
T=寡黙であまり情を表現せず。
P=武具作りに於いてはJであるが、例えるなら芸術家気質でありPの自由で柔軟な発想から生み出されたアイデアを活かしJとして武具作りをしている。


ISFP:ブロキーナ。

「ブロキーナ」
I=多くの人達と交流せず隠棲生活。かといって内気ではない。
S=戦術的短期的な戦い方。人生観としては達観していてN。
F=元々はT傾向であったが真剣に考え過ぎてもと悟る事が何かあり、その後はユーモアを重視するようになったと推測。ところどころで奥深くもユーモアを多用する。
P=元々はJ傾向の武闘家であったかも知れない。若き日のブロキーナは真剣に武道に取り組んでいたが剛一辺倒の傾向により一時挫折し、その後に柔能く剛を制すと変化したのかも知れない。


INFP:メルル。まぞっほ。

「メルル」
I=不特定多数との交流が苦手、内気で引っ込み思案。
N=未来予知の技能は群を抜いている。
F=感情豊かであるが、強い内向性や未来予知の影響も伴って内に秘める傾向。勇気を出すと周囲も驚く情熱や意志の強さを表す。
P=大きな目的がなく成り行きに合わせて柔軟。ポップに対してのみJ。

「まぞっほ」
基本はマトリフと同じINTPであったが、劣等感に苛なまれ自分の心と向き合う事から逃避し、思考を弱め誤魔化しの情を高めていきF化。


INTP:マトリフ。ザボエラ。キルバーン。

「マトリフ」
I=多くの人達と交流せず隠棲生活。かといって内気ではない。
N=戦略的長期的な戦い方、生き方。戦闘中に於いても俯瞰したり先々を予測した上で計算して戦う。
T=思考力は高いがアバンと違って配慮不足であったり率直であったり我が強かったりもする。
P=やる時はやるけど基本はマイペース。問題視されそうなセクハラが多い。

「ザボエラ」
I=内向的ではあるが謀略的な外向的部分も。
N=先々を予測して政治的計算高さが強いが、詰めが甘く読み間違える事も。
T=情らしい情が感じられない。実子であるザムザに対しても。悲しい話は多々あっても少年漫画としてかドロドロしておらずの影響か、最も狡猾で残酷な頭脳とはとても思えず、能力の低いサイコパスのようであった。
P=利己心や出世欲や保身の為に、ころころと態度を変えていた。

「キルバーン」
I=よく話すが機械人形を操っていたピロロは本心を隠す、Eを装ったI的。
N=戦略的長期的な戦い方。
T=思考力が高く詐術やトラップも使うが物質偏重であり心理戦の巧みさは感じられなかった。
P=ヴェルザーに対してはJであると思うが、基本的にはPであり状況を柔軟に楽しんでいた。


ESTP:レイラ。

「レイラ」
E=誰とでもフレンドリーに接する、物怖じしない。
S=戦術的短期的な戦い方。配慮や思慮が深くはあっても長期的とは言い難い。
T=情深くも思考がより優位。影女も湧き立つ情を活かす為の思考。
P=ネイル村の人達へやアバンやロカ達に対してはJ傾向でもあるが、村の平和への為やアバンやロカ達と伴にの戦闘に於いては柔軟に僧侶姿勢や影女姿勢を切り替え、マトリフが邪な気持ちを含む水着を差し出した時やマトリフがセクハラをしたがる前振りを示した時なども柔軟に応対する臨機応変さを示した。


ESFP:マァム。ソアラ。

「マァム」
E=誰とでもフレンドリーに接する、物怖じしない。敵であっても感じるところがあれば会話をしようとする。
S=戦術的短期的な戦い方。支援より近接戦闘を選択した。
F=感情豊かで敵であっても感じるところがあれば深く共感し同情する。思考していても感情を基盤として思考している。
P=当人としての深い目的は比較すると低め。今後を考慮して武闘家への転職。

「ソアラ」
E=誰とでもフレンドリーに接する。見知らぬ男性を護衛もなく侍女二人を連れただけの状況で助ける。
S=一国の姫や王女の立場でありながら見知らぬ助けた男性を城に招き入れ恋仲となる。本質を見極める能力があってバランを評価したとしても、大臣達への根回しに欠けていた事が禍へと繋がってもいる。
F=慈愛に溢れバランから太陽のような女性と評される。
P=城の外へ侍女と出掛けバランを助ける、バランを招き入れ恋仲に、大臣達の嫉妬が強まるとダイを身籠っていた事もあり駆け落ちし国外で暮らす、ストーリーの影響もあってかバランが犠牲になろうと縛られている最中に強い抗議や抵抗をした描写はなく(していたら兵士に拘束されていたのでは?)、バランが魔法を撃たれたら我が身で庇う。情の深さ故かその場その場で感情に動かされ先々を思慮する点に欠けていたと思う。


ENFP:バダック。

「バダック」
E=種族に関係なく敬える心があれば誰でも分け隔てなく接する。
N=獣王痛恨撃を獣王会心撃への提案。発明に関して複合知を活かす。
F=思考しつつも本質は情感による思慮。
P=護衛兵士という役目からJ的でありつつも、クロコダインやチウへの接し方や発明に関してを考慮すると柔軟でありP。


ENTP:ポップ。

「ポップ」
E=お調子者であるが、誰とでもフレンドリーに接する。
N=大魔導士らしく計算高く戦う。
T=表層は一見Fであるが、深層や本質はT、ヒュンケルと逆。特に初期の頃は不安を率直に表現していたが、成長に伴って不安を表現しつつも深層では突破口を拓く為の思考を巡らせているように。
P=Jであれば武器屋の跡取りとしての人生を送っていたはず。アバンに弟子入りの行動がP。その後は成り行きに合わせて仲間を大切にするが、初期の頃は臆病になって逃げたり勇敢になって戦ったり。成長に伴って柔軟さと思考を巡らせる特徴が相乗効果となって戦い方やパーティーに多大な貢献をするように。


ESTJ:ハドラー。フレイザード。

「ハドラー」
E=魔王として外向的。アバン達に追い詰められてからは一時期内向的にも。
S=戦術的短期的な戦い方、生き方。魔王よりかは武人としての求道者。
T=感情豊かで情深くもあるが、よく思考し計算高くもある。劣等感が強まった頃は思考が弱まり裏目も多くF寄りになっていた。
J=魔王としての世界征服。バーンへの忠誠心。最期は自分と向き合い劣等感を克服し誇りを取り戻し生き様へと昇華させた。

「フレイザード」
ハドラーの禁呪法で作られた劣等感の強かった頃のハドラーの下位互換。


ESFJ:ダイ。クロコダイン。チウ。ロカ。

「ダイ」
E=平和的有効的なモンスター達と伴に過ごし育ち、人とも物怖じせずに積極的に交流する。敵であったモンスターや人であっても、和解したら素直に仲良くしだす。
S=戦術的短期的な戦い方。
F=感情豊かで天真爛漫。思考力の高さを感じるシーンは思い浮かず。
J=デルムリン島に居た頃はP。勇者への憧れや夢、レオナへの恋心、竜の騎士としての自覚や責任の芽生え、過程も伴って最期に自分だけが犠牲になろうとした姿勢もJ。

「クロコダイン」
E=百獣の王としてモンスターを束ね統率する。ダイに感服してからは人間ともフレンドリーに接する。
S=戦術的短期的な戦い方。ただヒュンケルやバランが突貫傾向でもあるのに対し、冷静に戦術的撤退をする計算高さも。
F=体力を活かした盾役を自ら務め、敵の力量や技を引き出し攻略のヒントを味方に託す。思慮深い描写もあるが男気による情や野性の勘が基盤になっている。
J=武人らしく一途で忠義に厚い。最初は名誉、次いでハドラーに対し、最期はダイ達に対し。

「チウ」
クロコダインと似た傾向。作中は人間の年齢に換算して10歳くらい。その分、幼さやむき出しの感情表現も多いが、特に部下思いで情が深いのでプラスへと大きく働き部下から慕われている。

「ロカ」
勇者アバンと獄炎の魔王にて、みながロカに惹かれて集まってくる、リーダーはロカが、などといった評をアバンがしている。分け隔てなく誰に対しても情深く接する事が出来るのは大きな才能だと思う。


ENFJ:レオナ。

「レオナ」
E=王室生まれで跡継ぎとして姫であり王女である立場により様々な人達と接する事に慣れている。本質的にも様々な人達とフレンドリーに接していく。
N=主要メンバー5人の中で唯一実戦は苦手傾向。思考力や王族の立場を活かし後方支援や外交、バラン編やバーン編では戦場での支援も務めた。
F=立場上必要な時はTの顔が出ているが、まだまだ若く無邪気さや好奇心も旺盛で感情豊か。歳を重ねたらTの方が割合高くなるだろうか?大魔王にビンタをかます感情の激しさも持ち合わせている。
J=プライベートではP要素が高いが、王女として一国の代表としての責務や責任感も強い。FとTと同じく歳を重ねてP要素が落ち着いていき、P要素による親しみやすさとJ要素による女王としての風格が相乗効果となって名君となり、パプニカ王国は復興を遂げる。


ENTJ:バーン。フローラ。

「バーン」
E=大魔王として外向的。幕の後ろに居たのは演出。
N=戦略的長期的な戦い方、生き方。自身の若い肉体を長期温存。部下を叱りつつやる気を促す采配。
T=思考力や計算高い。ハドラーや勇者一行に対しては読み間違えた。
J=人類が弱者利得を得て、魔族が暗い地底に追いやられた差別や不公平を改革是正する情熱を抱いた魔族の救世主。太陽見たい、日光浴したい、鬱だ…と想っていたかも知れない。地底からいきなり地上に来たので日光に慣れておらず、暫くはひきこもって指示だけをしていた…かも知れない 笑。

「フローラ」
レオナの将来の近しい姿?F要素は控えめでT要素が高い。作中ではフローラ29歳、レオナ14歳。


考察後記

・ENTJにバーンとフローラが位置しているのがおもしろい。アバンがフローラと結婚して国王になっている。
・レオナも大人の女性へ成長するに伴ってENTJへと変化する可能性は高く、ダイはある意味で将来苦労もする事だろう。
・ブラスはINTJではなくINFJ的でもある。ブラスをINTJとした事で、ダイの親や親代わりであるバラン、ブラス、アバンの全てがINTJに。
・ポップ、マァム、ヒュンケルを線で結ぶと三角関係になり、その線上にメルルがいるのがおもしろい。ヒュンケルを抜かしたポップ、マァム、メルルでも線で結ぶと三角関係に。
・ロカとレイラの一つ隣りにマァムがいる。
・ロカとレイラが一時離脱した時のアバン一行は3人ともI。
・ダイが記憶を失った時は気弱なメルルと似た印象で、メルルの位置はバランとソアラの間。バランは自分よりソアラにダイは似ていると。
・IxxPは隠者になりやすい?




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