5月1日 1日過ごしてみて

今日のお葬式のあと、一度も泣かなかった。
うるっとしたけど、泣かなかった。

昨日はお通夜終わったあとの夜ご飯で一口食べただけで涙が出てきた。

分からないけど多分、その日はまだ受け入れられなくて、悲しいっていう気持ちが大き過ぎて。
けどそのあと、まなへ手紙を書いて、自分の気持ちが整理された。それに今日お葬式に行って、沢山泣いた。けど、その分沢山ありがとうって言った。お花で沢山埋めた。最後に触れられた。最後の出棺まで見守った。最後もありがとう、またね。って。
ちゃんとお別れできた。だから、まなの死を受け入れられたのかなって。まなにはもう会えない、まなの体はここにはいない。けどまた会うんだって。いつでも私たちの心の中にはいるんだって。

今日は帰ってから泣いてないけど、いつかまた泣いちゃうかもしれない。けど、泣いていい。まなを忘れないための涙。まなを思い出す涙。

そう、私は悲しい悲しいって言うよりも沢山の感謝をしたから、少し前に進めているんだと信じたい。

まだどうやって生活すれば良いかは分からない。
笑っていいのか。楽しいことして良いのか。まなに悪いんじゃないかって。まなを忘れる訳じゃないけど、忘れられてると思われちゃうんじゃないかって。お父さんお母さんやひろしくんの方がもっと辛いのに、私ごときでこんなに塞ぎ込んで良いのかって。

まなの世界は止まったのに、私の世界は止まらない。それだけで後ろめたさがある。

みゆっとが言うように正解なんてないんだろうな。