1. ファイアーエムブレム エンゲージ
FE最新作エンゲージをクリアしたので感想を書いていきます。
ちなみに難易度はハード、クラシックです。
ぬるま湯エムブレマーの戯言をつらつら書いていきますのでよろしくお願いします。
ネタバレ全開なのでクリア後の閲覧をお勧めします。
1.良かった点
戦闘が面白い
まずプレイした方なら皆さん感じると思うのですが、戦闘が抜群に面白いです。
発売前は「指輪のシステムが強すぎるんじゃない?」と思ってたのですが、実際プレイしてみるとかなりいいバランスに落とし込めていてすごいなと感じました。
最初手に入れた指輪の効果を見ると、「移動が6マス増える」だの「レベルが5上がる(全ステータス強化)」だのとんでもない効果がたくさんありましたが、意外とやってみるとそれらを全力で駆使するのが前提のバランスに仕上がっていました。
調整スタッフの方にまず拍手を送りたいです。
キャラデザ・戦闘モーションが良い
任天堂の公式HPの開発者インタビューにも書いてありましたが、キャラクターのモデリングやデザインはとても良いと思いました。前作の風花雪月でもそこそこ綺麗な3Dモデリングだと思っていましたが、今回はさらに強化されており個人的にはかなり満足のいくでした。
さらにそのモデリングが戦闘中にキビキビ・バシバシ動きます。
必殺モーションや、敵の攻撃(弓・手槍など)を避ける際にパリィのようなモーションをするなど、かなり芸が細かくすごく気に入っています。
個人的にはソドマスの必殺モーションがかなり気に入っています。
BGMが良すぎる
おそらくいままでのFEシリーズを触った人ならわかると思うんですが、過去作のBGMアレンジが大量にあります。
アレンジも全て素晴らしい仕上がりで感動しました。
過去作のアレンジ以外のBGMも高水準で良いものがそろっております。
前作の3Hからそうですが、戦闘中にBGMの曲調が変わる演出最高ですよね。。。
全BGMの中では「蒼炎の試練」が一番好きでした。
サントラを早急に発売してください。
2.微妙だった点・悪かった点
ストーリーが陳腐・一部キャラクターへの感情移入ができない
残念な部分1つ目ですが、ストーリーが本当に陳腐というか、ご都合主義的な展開が続きすぎだと思います。一番ドン引きしたのは敵側の烈火の剣でいうところの四牙みたいなやつらの一人が、勝手に大事な指輪を2本も持ち出して主人公達にカチコミをかけたシーンです。あまりにも敵側の統率がとれてなさ過ぎです。そこから敵がただの無能集団としか思えなくなってしまいました。後にそのカチコミをかけたキャラクターの感動、お涙頂戴シーンがあるんですがまったく感情が動かなかったのは言うまでもないです。
それ以外にも、言動(なんか肌が黒いアサシンキャラ)や性格(やたら乳でかい女)が終わってるキャラが沢山いて支援会話は正直苦痛でしかありませんでした。(正直個人的には 覚醒 if よりつらかった・・・)
たぶん支援会話を積極的に回収しなかった初めてのFEだと思います。
UIが謎 カメラがゴミ
これは賛否あると思うんですが、今作のUI・カメラは中々終わってると思います。まずUIですが武器の素のステータスがすごく見づらい(敵のステータスが参照されて表示されている)のがとても気になりました。
向こうは親切心のつもりでしてくれてると思うのですが勘弁してほしかったです。
次に、戦闘準備中に支援会話等の項目があるにも関わらず、支援会話をできるのはソラネルだけなのが意味不明でした。
そして、紋章士とのスキル継承が紋章士の間でしかできないも正直くそめんどくさかったです。鍛錬の間→紋章士と訓練→紋章士の間で継承の流れが結構なロード時間を挟むのでこの辺はどうにかしてほしかったです。
あと紋章士との訓練なんですが、勝っても負けても経験値も何ももらえないのにやる意味あるか?ってなったの僕だけですか?
続いてカメラなんですが、本当にクソゴミすぎてびっくりしました。
カメラを引く角度がすごく中途半端で、マップによっては強烈な角度のカメラがあったりして大変不愉快でした。前作のカメラと同じ感じにしてくればよかったのになぜこうなったのか理解不能です。
シュミレーションゲームにおいてMAPの全体俯瞰はとても大切な要素だと思うのですこし考え直してほしいと思います。
SPの量が多すぎる&獲得できる量が少ない
紋章士のスキルを継承するためのSPの量が多かったり、獲得できるSPの量が少なかったりで「僕の考えた最強のユニット」が大変作りづらく最後の最後までもったいない病で、エーデルガルトとチキの技しか継承しませんでした。たしかにどのスキルも強いものがそろっているので継承が気軽になるとバランスがおかしくなるという懸念はわかります。ですがあまりにもSP関連の数値が渋すぎてその点は面白くなかったです。
3.好きなユニット (ネタバレ注意)
アイビー
発売前からかなり好みの見た目だったので、よっぽど性格が終わってなければ好きになると思ってましたが、期待通りのいい子でよかったです。
登場当時からつけてたリンをずっとつけてましたが、エンゲージの仕様上魔法で敵をワンキル→速さの吸収→攻め立てで一生周りの敵を粉砕してくれました。残像を使うことで守りもこなせるので大変重宝したキャラです。
ドーピングも全てつぎ込み、S魔法武器との相性も良いこともあり終盤のMVPはほぼアイビーでした。ただリンの弓とのシナジーがほんとどなかったのがすこしもったいなかったです。
ラピス
こういう普通な感じの子が一番好きです。当初は力に伸び悩み困っていましたがエイリークとエンゲージできるようになり最強になってしまいました。
正直切り抜けは一回も使いませんでしたが、倭刀との相性は大変よく、一生避けて必殺を打ちまくるGBAソドマスのような働きをしてくれました。
ジャン
成長率のいいガキ枠です。たぶんガキ枠を真剣に育てたのは聖魔のアメリアが最初で最後でした。今回は久しぶりに育ててみたらものすごく強い脳筋キャラになってくれました。アイクやロイと相性がとてもよく中盤は立派な盾になってくれました。支援が乏しく、成長限界が低いので終盤はすこし地味な感じになってしまいました。
メリン
王子様系女の子(女ですよね・・?)、わかりやすくシグルドを乗せ縦横無尽に駆け巡ってもらいました。武器の紋章も回避があがるものに全ぶりし、敵に攻撃が当たったことはほとんどない正当な回避盾として活躍してくれました。
クロエとは違い守備もそこそこ伸びたので終盤は安定して役に立ってくれました。
クロエ
ペガサスは強い。槍S武器が強すぎて終盤も大活躍でした。
ただ守備が低かったのでたまに事故って死んでしまうことも・・・
ただCC後は杖も使えるようになり支援もできるのでとても使えるキャラでした。
総評
かなり画期的なシステムが沢山採用され、戦闘だけで評価するなら歴代でもトップクラスの面白さだと思います。
ただ、上記でも述べましたが陳腐なシナリオやキャラの性格や言動などがあまりにも厳しく、とてもではないですが100点をつけられるゲームではないと思います。
ただ、かなり意欲的な作品で歴代FEをプレイしていればいるほど楽しめる作品なのは確かだと思うので個人的には大変満足しています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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ありがとうございました。
@sikkoku494949
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