論理に迷う

「#論理に迷う」では、数理論理学の狭い分野で考えそしてわけがわからなくなったことなどを書いて行こうと考えています。自分の考えを整理することが大きな目的になりますが、できるだけ他の人にも伝わるような書き方をしようとは思います。

私は、ずいぶん以前に、数理論理学を勉強しましたが、最近、改めて考えてみると、なんにも分かっていなかったなと思うことばかりです。かといって、今、論理学がよく分かっているのかというとそれも心もとないのですが。

数理論理学といっても、J.A.Robinonが考えたResolutionという推論規則に基づく証明体系です。自動証明の分野で語られるようですが「Prolog」とか「自動」の部分は触れることはないと思います。

テーマとしては、世の中のどんな現象なら一階述語の言語で書けるのか、またどう書けるのかなどに興味を持っているので、そういうことを書くでしょう。

ただ、ブランクが長いのと、自分独自の用語や記法も使っているので、最初にすこし用語の説明をしておきます。まず、Resolutionの説明をしていきます。