どうやら2018年秋に書いたらしい、備忘録

ちょっと個人的な話

私が一番長く一緒にいた人は

185センチ53キロ
座高より長い足
白く細く長い首筋
シャープな輪郭
脂肪のない薄い皮膚
少し凹んだ肋骨
細くて長い指先
座るとびっくりするほど小さくなってしまう猫背の背中の人だった

彼は家族で1人だけ違う容姿で
いつもキレイだなって思っていた

その後、たまたま知り合った方がびっくりするくらいそっくりな体型で、その方がマルファン症候群と知り、彼に病院に行って調べることを勧めた記憶を思い出す

私は遠くからでも一目でわかる
彼の姿が大好きだった

そんな過去があり
米津玄師という人を始めてDVDで見たとき、まずそのシルエットや指先に目を奪われ
その後 歌声に歌詞に、更にインタビューを読んで人柄に惹かれて今に至る

だから先日、HIGHSNOBIETYの雑誌を読んだときにはびっくり半分やはりが半分で その気持ちのもやもやを書き記した

例え 米津さんに自身にコンプレックスがあろうと、周りが何と思おうと
私は米津さんを美しいと思うし、そのコンプレックスや周りとの違和感が今の米津さんを作ったのであれば、それらを全部受け入れ、過度に悲観せず前に進むことを選び、変化を選択した生き方を心底美しいと思う その先を見たいと願う

いま私の横にいる
ASDを持って生まれた 4歳のちいさな息子は
世界との違和感に日々戸惑っている

親である私は
彼にとっての世界が辛いものにならないように、少しでも美しいものに満たされるように配慮するべきなのか
傷つくことになっても、彼自身が世界との折り合いを模索する戦いの手助けをするべきなのか
日々選択の連続で

そんな日常の中で出会った、米津玄師さんの歌詞や歌声や生き方から発せられるメッセージ

勇気を出して初めて行った幕張flamingoのライブでの、幼馴染の中ちゃんと楽しくお話する米津さんの姿 心に突き刺さったamenの歌声
迷い選び取った
変わることへの貪欲で潔い前向きさ

そのどれもが
本当にホントに一方的すぎて申し訳ないけれど、ちいさな息子との未来へと 背中を押してくれる 希望の光に感じた

いつかは息子と2人 米津さんの作る
美しい空間に一緒にゆくのが夢だ

くれぐれもお体に気をつけて頂き
これからも行きたい方向へと進む背中を
大ファンの息子と2人
楽しみにずっと見続けて聴き続け追いかけてゆけたらなと 思うのです

(拙い駄文で、万が一病気の当事者の方などがご不快に思われたら ごめんなさい)


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