![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137915204/rectangle_large_type_2_c0088d63612d03ea8015df3e593a167c.jpeg?width=1200)
雨の登山(2017年10月19日記)
昨日15時頃に瀬ノ本高原に着いた。
山を見上げると先週と比べて紅葉が進んでる気配がないし、昼から曇りの予報だったのに雨降ってるし…。
牧ノ戸峠に行ってみると若干赤いのが多くなったような気がして少し安心して、長者原の駐車場付近で仮眠することにした。
夕方雨も上がって太陽は出なかったけど、なんかいい感じの夕暮れですごくきれいだった。
色んなところ霧が棚引いててこのまま夜晴れてくれれば雲海間違いないって感じだったけど、23時くらいに起きてみるとまた雨になってた…。
どうしようかと思ったけど、とりあえず1時まで待って雨が止んだら登って、止まなければもう帰ろうかなってちょっと迷った。
でもせっかくここまで来て何も見ずに帰るのもっていう思いが強かったし、何より登って後悔するより登らないで後悔する方が嫌だしで、結局雨降ってたけど0時40分に大船林道から登り始めた。
雨でしかも真夜中だから急な登山道はあんまり登りたくなかったし、カッパ着てるから汗だくになると山頂で地獄になりそうだったから汗をかかずに登れそうな林道歩きにした。
その選択自体は正解だった。
坊がつるまで全然汗かかずに、そこからの大船山もかなりゆっくり汗をかかないように登った。
おかげで初めてまったく汗をかくことなく登頂した。
でもやっぱり何となく達成感がなかったけど。
肝心の紅葉は登ってる途中からうすうす気づいてたけど、やっぱり今年は全然だめだった。
今年は、というか今年もか…。
山頂着いた時はまだ真っ暗でライトで照らして状態を見てたけど、ダメだとわかってからも一応夜明けまで待ち続けた。
明るくなるとちょっとくらいきれいなのも見つかるかもと思ってたけど、今年はほんとにダメだった…。
![](https://assets.st-note.com/img/1713603059740-DGDxll29Zj.jpg?width=1200)
霧雨が降り続いててカメラをあんまり出したくなかったけど、撮りたかった場所からの光景を1枚だけ撮った。来年こそはお願いします…。
御池は霧で全然見えなかった。
待とうかと思ったけど見える範囲全然赤い木が一つもなくて、待ったところで…っていう気持ちが強くて、まぁ一応7時までは待ってみたけど、昨日家出る前の天気予報で6時から雨ってなってたから良くなることはないだろうと思ってあきらめた。
無収穫でしかも雨の中の下山はかなりきついけど、今年もちゃんと来れたし、紅葉がダメでも自分の目で見れたからすっきり諦めがついて気分的には割と晴れやかだった。
帰りも大船林道通って帰ったけど、長いなぁ…。
帰りは暮雨の滝方面から帰ればよかった。
今年の紅葉はスイッチが入ったのは早かったみたいだけど、そこから秋雨前線が停滞したから早く色づき始めた木は茶色くなってしまってた。
まだ色づいてない木の葉っぱの状態は良さそうだったから、秋雨前線が消えてから色づく木はいいんじゃないかな。
来週もくじゅう行こうかと思ってたけどまだ前線停滞してるし、どっちにしろ見たかった木は茶枯れてるから今年はもうくじゅうはあきらめた。
帰りの運転中、八代市の美里町の国道443号沿いでちょっと休憩しようと思って、特に休憩ポイントでもないけど道路脇に止まった。
ストレッチしてる時に何気なく川の方を見下ろしてみたらなんかいい感じの滝を発見した。
![](https://assets.st-note.com/img/1713603059715-bILr0rapO7.jpg?width=1200)
道路の下にこんなきれいな名もなき滝があるとは…。
![](https://assets.st-note.com/img/1713603059810-DkjEbD9Xcq.jpg?width=1200)
すごいいい滝だと思うけど知られてないから道路からごみを捨てられててこっち側の岸はゴミが多かった。
滝に名前を付けて看板でも立てた方がいいんじゃないかな。
道路からはのぞき込まないと全然見えないし。
来週はどこ行こうか考えたけど、ずっと気になってた祖母山を登りに行く。
昔から険しい山のイメージだったけど、調べてみたら普通に登山道とかありそうだし。
でも来週までの紅葉はどこもダメだろうな…。
10月末からの紅葉はいいかも。
霧島は韓国岳に登るルートが全て規制になった。
これから紅葉シーズンだっていうのに。
とにかく早く解除されてほしい。
登れなくなると急に恋しくなる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?