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高千穂之峰と旅の準備と梅風景探し(2023年2月22日記)

昨日朝4時に起きて久しぶりに高千穂之峰に登ってきた。
2月も下旬に入ったし、だいぶ寒さも緩んできたはずと思ってたけど、家出た瞬間から気が弱るくらい風が強くて寒かった。

えびの高原の気温で-3℃だったみたいだから高千穂之峰山頂付近は-6℃くらいあったかも。
-6℃くらいなら大したことないはずなんだけど気温以上に風が強過ぎて、急登を休みなく登ってるのに体が冷えていって頭がクラってしてきた。
これはやばいかもって思って初めて高千穂之峰の山頂の避難小屋に入った。

風が巻いてたのかもだけど山のどの方角に行っても強風吹き荒れてて逃げ場がなかった。
自分が寒さに弱くなったのかもって思ったけど自分の前に登ってた人達も御鉢前で撤退してたし、なんか異常だった。

おかげで御鉢以降は一人でいられたけど、避難小屋に響く強風の音で中々外に出る気力が湧かなくて20分くらい小屋の中で休んでた。
でも最後の高千穂之峰だからちょっと気合を入れて、一瞬だけ山頂からの風景を走って撮ってきた。


写真にするといつも通りの平穏な風景。
でも息もできないほどの強風で寒過ぎるからすぐ避難小屋に退散。

避難小屋内が特にあったかいわけではないけど風がないだけで暖房入ってるような安堵感があった。

あと2時間くらいすればさすがに日差しで気温的にはマシになるだろうと思って待機してたけど5分くらいで急に風の音が止んで、あれ?と思って外に出てみたら嘘みたいにほぼ無風の穏やかな感じになってた。


よかった…。
高千穂之峰に登るのはこれが最後かもしれないから穏やかな気持ちでのんびり眺めたかった。

太陽の温かみを感じるくらいのじんわりした暖かさでしみじみと眺めれた。


全方位今日はすっきり青空。
鹿さん達は今回はいなかった。さすがにあれは寒過ぎたかな。
写真はたくさん撮ってもしょうがないから今回はただずっと眺めてた。

高千穂之峰は山頂からの眺めより御鉢からの眺めの方が好きだから、下山しながら御鉢でまたじっくり眺める。


やっぱここからの眺め最高だ…。

いつも何故かすごく心にしみる優しい大地。


少し歩いては立ち止まって見入ってた。なんか涙出てくる。
ずっと眺めてたかったけど、風が止んだせいかいつの間にか登山者が登ってきてた。

考えてみればこんな快晴の日に御鉢以降に自分しかいなかったのはあの強風のおかげかも。
最後に一人で向き合える時間を作ってくれたと思いたい。

10時くらいに車に帰り着いた。久しぶりにすごい心が満たされた。
昼からちょっと旅の準備のために姶良市のイオンに行ってきた。

今回の旅からテント泊登山もする予定だからザックとテントと寝袋を下見して、いいのがあれば買うつもりだったけどイオン内の登山用品店は品揃えが悪かった。

登山専門店じゃないからかメーカーも種類も偏りがあって参考にもならなかった。
どうしようと思って霧島市のヒマラヤスポーツにも一応寄ってみたら、テントと寝袋はなかったけどザックはすごくいいのが置いてあった。
ドイター エアコンタクト・ライト 40+10っていうので背負ってみた感じもいいし、カメラを収納するのにちょうどいい所があって求めてた感じだった。

値段は23100円で、そのくらいの予算で考えてたからちょうどいいかなって思ったけど、念のためAmazonで調べてみたら16000円って所があってやっぱネットで買うことにした。
家帰ってから更に調べたら楽天市場で同じのが14780円で売ってたから初めて楽天で買った。Amazonが最安だと思い込んでた。

テントと寝袋も実物見て決めたかったけど無かったからYouTubeとかメーカーの商品説明と口コミとか参考にして決めた。
テントはプロモンテVL17っていうので45600円。1.34kgで結構軽いし組み立てがすごい簡単。

最初はもっと軽くて組み立ても簡単なクロスオーバードームっていうのを買うつもりだったけど、雨と結露に弱いって評判みたいでプロモンテに変更した。

寝袋は最初LEEPWEIっていう3000円くらいので考えてたけど結局モンベルのシームレスダウンハガー800#3を買った。34100円もして高過ぎるけど寒いと体休めれないし、しょうがないかな。550gですごい軽いのも決め手だった。
エアーマットだけは安めのAKASOOM(2800円)っていうのにしといた。

物が届いたらとりあえず一回霧島で試してみる。秋に登った獅子戸岳に行く途中にある琵琶池で一泊してみる。
多分問題ないとは思うけどエアーマットだけがちょっと心配かな。


今日は梅景色を撮りに球磨村に行ってきた。
霧島市付近では2月11日あたりでもう咲いてたから球磨村もそろそろ咲いてるはず。

日本の棚田百選の松谷の棚田に行こうとしたけど途中で全面通行止めで、迂回すれば行けなくもなかったけど棚田は標高がちょっと高いせいか梅が満開じゃなさそうだったから諦めた。

10年以上前に球磨村をけっこう探索した時の記憶で何箇所か梅風景があった所に行こうとしたけど、全部が途中で全面通行止めで一つも回れなかった。

最近は特に災害とかないはずで以前の災害の復旧作業がまだ続いてるのかと思ったけど、終了予定日がどこも3月25日あたりってなってたからただの予算を使い切りたい工事だったのかも。

せっかく来たのにこのままじゃ何も撮れないからしょうがなく絶対梅風景撮れるはずの人吉梅園に行ってみた。


ここなら100%何かは撮れると思ってたけどまさかの開花前だった。

割と標高が高い所だった…。あと10日くらいかな?


咲いてる木もいたけど咲いてるなぁくらいの写真しか撮れなかった。
青空は気持ちいいけど。

どっちにしろ緑の保護ネットとか、梅にテープとか付けられてて風景写真には難しめかもしれない。

でもここの梅が一斉に咲いたらそういうのが気にならないくらい華やかできれいそう。10日後にまた来るかは微妙だけど4月まで暇だし、来てしまうのかな…。
今のカメラで梅景色を納得いくのまだ一枚も撮ってないから他にも近場で梅景色がありそうなところを捜索してみる。曽於市とかあたりで何かないのかな?

岩宇土山の福寿草もそろそろ見頃なはずだけど去年の紅葉時期に通行止めになってたのはもう解除されたのかな。
それが解除されてたら来週あたりに岩宇土登って、その帰りについでに人吉梅園に立ち寄るっていうのが理想。

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