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霧島の紅葉 2023(2023年11月5日記)

六観音御池の紅葉を月明りで撮るために10月29日に夕方から行ってみた。

15時半くらいにえびの高原に着いて池に向かったけど日曜だから夕方でも結構人多かった。

六観音御池の紅葉をきれいに撮るには16時くらいの夕日がいいと思うけど、三脚並んでるだろうから夕日での撮影は元から諦めてた。


六観音御池手前の白紫池でまぁまぁ水鏡になってたから夕景はここで撮ることにした。

水がだいぶ減ってて土が露出してた。
今年の九州は晴れ続きで相当不足な気がする。野菜とか大丈夫なのかな?


韓国岳が池に映る位置まで移動。
はっきりとした紅葉は無いけど夕日で山が染まって秋の池の雰囲気。
硫黄山の噴煙が赤く染まるかなって期待したけど太陽側に雲が出て曇ってきた。

夜になるとまた晴れてくるだろうと思って日が沈んでから六観音御池に行ってみたけど、月が昇ってくる位置が朝日とほぼ同じ方角から昇り始めてて紅葉に光が当たるのがだいぶ遅くなりそうってことが分かって諦めて帰ることにした。

夜中2時とか3時くらいまで待たないと多分紅葉に光当たらない気がした。
えびの高原に帰り着く頃にはもう真っ暗で星空広がってたから、えびの高原のススキをちょっと月明りで撮ってみた。


肉眼で見ても月光で幻想的に光って綺麗だったから、なるべく見たままの感じになるように撮った。


遠いけど硫黄山の噴煙が月明りで照らされてすごくいい感じ。

夜だけど完全に無風だからF8まで絞って撮った。


ススキのもっと多い所だったらもっと何か撮れそうな気がした。

硫黄山付近のススキが好きだったんだけど、もうあそこに行けることはないのかな。


今年の紅葉はもう完全終了かなって気もしてたけど、ほんと晴天続きでさすがにもったいないから11月3日に竜王山の紅葉も見てきた。


鹿ヶ原を少し過ぎた付近から見た中岳。
相変わらずほんと優しい雰囲気。
中岳を見るとなんかこみあげてくるのは何でだろ。


紅葉は終わり気味なのが多いけど黄色系はまだきれいなのが多かった。

せっかく晴れ続きだったのにわざわざ終盤に来てしまったのがちょっと悔やまれる。


紅葉と新燃岳。紅葉はきれいだけど新燃岳がちょっと遠い。


一つ目の水のない河原。


去年も撮った真っ赤なモミジ。
今年は終わってるんじゃないか思ったけど意外にまだまだ綺麗だった。

逆光で透過してるから異様にきれい。
あの時は曇り空で真っ白な空だったけど青空だとまた全然印象が違う。

墓標のように見えてた枯れ木も爽やかに見えた。


霧島の紅葉も霧島らしい良さがあるなってしみじみと感じながら歩いてた。

特に竜王山に向かう登山道は祝日なのにほとんど人もいなくて穏やかな気分で眺められる。雰囲気ならくじゅうより断然好き。


赤黄橙が並んで綺麗だった。

写真始めた頃に初めて紅葉を見て感動したのを思い出す。


二つ目の水のない河原。前回曇り空でもいい感じの所だったけどやっぱ青空なら更にいい。

座れる岩もたくさんあって広々してるからここまででも充分かも。


崖下から紅葉を見上げてみたら魚眼レンズで撮ったような写真になった。


ファミマで買ったおにぎりを食べながらここの河原でしばらく紅葉を眺めてた。

九州南部とは思えないほどこの辺りは紅葉が多い。


竜王山山腹の紅葉もすごいきれい。


紅葉の中に松の木なのか朽ちてるけどすごい存在感あってこういうのも霧島らしくていいなって思った。


時間が遅かったせいで中岳と新燃岳は逆光気味になってしまった。

紅葉も去年より残ってない。

去年と一日違いだったんだけど、霧島は去年より5日くらい紅葉の色づき早かったのかも。


霧島ですらもう晩秋の雰囲気かな。


朽ちた木がどうにも気になって何とか紅葉と絡めて撮りたくなる…。


完璧な当たり年のここの紅葉ってどんな感じになるのか見てみたいな…。


帰り道でも上を見上げると夕日で照らされた背の高い木々がきれいで思ってたよりも今日は結構写真撮った。


1700年代の新燃岳の大噴火で朽ちたみたいなことが書かれてた。
それが起きる前はどんな光景だったのか思いをはせる。
水のない河原は全部溶岩流の流れた跡なのかな。

だいぶゆったり歩き過ぎて車に帰り着いたの16時15分になってた。
今年の紅葉撮影はこれで完全終了かな。

9月からもうだいぶ見てきたからさすがに満足。

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