見出し画像

九州中央山地の紅葉(2015年10月25日記)

23日に九州中央山地に行ってきたけど、ダメだった…。
今年はかなり調子悪い年みたいだ。
平年よりかなり早いからけっこう期待してたけど、木々にとってはちょっと早すぎたのか、かわいそうなくらいの感じで写真には撮らなかった。

仕方ないから他の地域で気になるところを回ってみることにした。
パッと思いついたのが祖母山だった。
昔、初めて全国を旅した時に確か祖母山をどっかから眺めた記憶があった。
それ以来1回も見てなくて、13年ぶりに見るとちょっとはあの頃の旅の記憶がよみがえってくるかなっていう期待も込めて、行ってみることにした。

高千穂町もけっこう久しぶりに通った。
今まで晴れの日に来れたことがなかったせいか暗いイメージがあったけど、今回は爽やかな雰囲気に感じた。
ていうか、新しい店が多くなってて、道路も新しいのばっかりだから昔の面影はあんまりないのかもしれない。
時代の流れか。いいような悪いような。

地図で見ると昔自分が通った道路は県道7号っぽかったんだけど、走ってみても全然記憶が蘇らなくてまったく見覚えがない。
さらにこれから峠っていうところで時間通行止めしてて「次の通行可能時間は1時間後です。」って言われてあきらめた。
本当にこの道だったんだとしたら峠を越えた先で祖母山が見えてきて記憶が蘇る予定だったんだけど、まぁしょうがない。
でもここまで来るのに相当な距離かかったから近くの林道を探検してみることにした。


四季見原とやらへ続く林道。
見上げる山々の雰囲気はすごくいい感じで期待が高まる。
でも紅葉自体はやっぱり九州中央山地と同じでかなり調子悪そうなのが遠目にもわかる。


ずっと林道を走ると親父岳って山へ登る登山道の近くの渓流に、ちょっと鮮やかな紅葉を発見した。
このあたり親父岳やら祖母山・古祖母山と、なんか名前がかっこ悪いけど山々は登るときれいな気がする。

登ってみたいけど家を出る時点で登山する気が全くなかったから替えのTシャツもタオルも持ってきてなかったからあきらめた。
どうせ今年は紅葉の状態も悪いし。
来年もしかしたら登るかな。


竜が岩の滝…だったかな。
案内板では紅葉時期は多くの観光客が訪れる、と北の国がつきそうな強がりが書いてあった。
ここに来るまでの道も帰りの道も3~4時間くらい走ったけど1台もすれ違わなかったけど。
滝自体はいい感じだけど手前の木が多すぎてすごく見づらい。
ここの林道あまりにも長すぎて町に降りる頃には疲れ果てた。
40~50kmはあったんじゃないかな?うんざりした。

夕方また九州中央山地に戻って、一応ちょっとましな状態の紅葉だけ撮ってみた。


木の種類によってはきれいなのもいる。
じっと見てると鮮やかに見えてくる。
でも赤系は調子悪い。


全体的に茶色くなってる。
普段はオレンジに染まる木なんだけど、葉っぱをよく見るとほとんどの木がクシュクシュに縮んでる。
紅葉はちょっと残念ではあるけど、久しぶりに中央山地でテントして寝れて良かった。
ラーメンも食べてコーヒーも飲んで、ここにいるという幸せを感じながら寝た。

翌朝は5時に起きた。19時に寝たから10時間も寝た。
5時はまだ満天の星空だった。
朝も明るくなるまでしばらく紅葉を眺めて、多分今年は今日が最後かなと思ったから来年の春まで別れの挨拶をして帰ることにした。
来年こそは当たり年だといいけど。


帰り道人吉からえびの市へトンネルを抜けると雲海が広がってた。
雲海の季節だしな…。
雨でも降ったらもっとしっかりした雲海になるだろうけど、ここ最近晴れ続きだからこんなもんかな。
すっきり晴れ渡って気分がいいから霧島の様子も見て帰ることにした。


不動池の状況。
池の青さはきれいだけど…、紅葉はやっぱり残念だな。
六観音御池までは見に行ってないからまだわかんないけど、ちょっと今年は期待できないな。


若干標高低めの山の木々も色づいてきてる。来週4日休みだから、霧島でどこか発見したい。なんかすごい絶景が眠ってるところないかな。
奥深くに行くとありそうなんだけどな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?