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石堂山のミツバツツジとアケボノツツジ(2020年5月6日記)

昨日の1時に目覚ましセットしてたんだけど、0時半くらいに起きてしまったから1時15分には家を出発して石堂山登ってきた。
石堂の5.5合目登山口までの道路は途中まで濃霧で、登山口近くになってから星空広がったから雲海確定だと思って期待が高まる。
誰もいないだろうと思ってたら一台駐車場に停まってた。

7合目手前あたりでライト無しでも何となく見えるくらい明るくなってきた。
思った通り谷に雲海が出てて、今回はゆっくり登るつもりだったけど結局いつもより早いくらいのペースになってしまった。


8合目手前の東側の展望が開けたところに出るとちょうど朝陽が昇り始めてきたところだった。運が良かった。
石堂でこんな大雲海が見れるとは全く想像してなかった。
山ばっかりで平地がないから雲海は出ても少し谷にたまる程度かと思ってた。


所々雲の上に山のてっぺんだけ出てて空島みたい。


じっくり見てたいけどツツジと一緒に撮りたいから急いで登りを再開。
今年はツツジだいぶ遅れてたけど、さすがに5月5日じゃ8合目付近のミツバツツジは終わってた。


8.5合目くらいかな。なんとか残ってるツツジと合わせて撮った。
9合目以降ならまだまだ残ってるはずと思いながら登り再開。

途中で先に登ってた人が下りてきた。満月の光で雲海を撮ってたらしい。
すごいのが撮れただろうな。しかもなぜか鹿児島のブログの人ですよねっていきなり言い当てられてしまった。
ヤフーブログの時のをたまに見てたらしい…。でも顔とか出したことないのによく分かったな…。
もうブログはやってないんですかって言われて、なんとなくもうやってないって言ってしまった。

この先ではアケボノと雲海撮れるところありましたよって言ってたから、とりあえず急いで頂上を目指したけどいい感じのアケボノがなくて雲海とは撮れなかった。
自分は結構こだわりが強いからな…。

山頂着いてからもう一度9合目まで下りて雲海と撮れるツツジ探したけど、いいのが見つからないからまた山頂戻って、山頂から西側に伸びる尾根を歩いていってたら何とか撮れそうなアケボノがいた。


雲海はちょっと消えてきたけどとりあえずアケボノと雲海で撮れた。
ちょっと雲海に振り回され過ぎてた。
ここからは雲海は忘れて当初の目的の石堂でじっくり山々を眺めることにした。


ここからの眺め大好きでかなり長いこと音楽聴きながらじっくり眺めてた。
春は明るい季節なのになぜかマイラバのアイデンティティーが何よりも合ってて繰り返し聴いてた。遠い河とラビリンスも。


この山々の連なり方というか果てない感じがなんともいえない。
あの遠くの山からはどんな風景が見れるのかなとか、山旅の旅情をかきたてる。


ずっと新緑ばかりの山見てるとふっとミツバツツジが視界に入るとあまりの鮮やかさに驚く。
秘境の山奥のしかも山頂付近にこんな極彩色の花が咲くってほんと奇跡だと思う。

11時近くなって持ってきてた飲み物が少なくなってきたからゆっくり下山することにした。
今日は気温が高くて山頂でもちょっと暑くなってきた。


9合目付近。
谷を見下ろすと新緑の中にアケボノツツジのピンクが際立ってた。


登ってるときはまだ日陰だったミツバツツジ。
帰りに撮ろうと思ってたけどめちゃくちゃ綺麗。
またしばらくここで眺めてた。
左奥のアケボノはここ数年満開状態を見れてない。凄まじい木なんだけどな。


奥の市房山も登りにいかないと。
石堂より100m位高いから来週かな。
他にも登りたい山たくさんあるけど全部家から遠いからな…。


8.5合目くらい。
鮮やかなツツジを見ると素通りはもったいなくて写真撮りたくなるけど、ほとんどのツツジは写真には撮りづらい、というか山々と一緒には撮りづらい。この木はいい感じ。


8合目を少し下りたあたり。ここら辺ではもうほぼツツジは終わってる。
でも新緑がきれい過ぎてため息が出る。ツツジなくてもほんといい山だ。

駐車場に着いたのは12時半くらいだったかな。
超喉乾いたから道路脇の小さい滝の水を飲んでみようと思ったけどちょっと濁りがあってやめといた。
不思議なことに自販機がある村内まで下りてくると喉の渇きもほとんどなくなってて、ポカリ飲みたいって思ってたのに結局カフェオレ買ってた。

16時くらいに帰宅。明日も登りたかったけど石堂に長居しすぎて帰りが遅くなったから家でゆっくりする。
来週は市房山かな。
上福根も登りたいけど今年は国見岳を登る。国見岳は再来週かな…。

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