資格って何??という素朴な疑問②

高校の同期と年末に会って飯を食った。会ったのは30年振り。男子高校で、他にも何人か年賀状のやり取りがあったけど、段々減っていって、今はほんのわずか。その1人。彼が以前転職したらしい、また俺も転職を考えているという事で、じゃあ会って話そうという事に。同じ業種ではあったが、自分よりも彼は相当昇進していた。彼は本社の企画が長く、実際には営業拠点には出られないが、資格は営業拠点の長になれる職階。そして本社では13M貰っていたとのこと。そして 似た業種の同じような本社企画に50歳でスライド転職して10M。

その話を今自分に重ねてみて、どうだろうと思った。自分は所詮営業拠点の中間管理職で25年が過ぎて、残り5年を本社の事務部門でもうじき55歳。年収的には遠隔地手当なんかが乗ってやっと10Mには乗った時期もあったが所詮は万年係長。そして本社事務部門の管理者で8M。そして55歳で給与水準が6割になるのを前にこの4月から転職するが、そこはまあガテン系で4M。これが自分の真の姿だなあと。

つまりここで「資格」の別の意味が出てくるのに今最近気づいた。外に出るときに、それまでの会社でどういう「資格職階」、どういう立ち位置でその組織に居たのかということ、これがより大事な話なんだという事を、恥ずかしながら最近気付いたときには遅かったというお話。


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