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ファースト満3歳11ヶ月&セカンド満2ヶ月

4月9日。慣らし期間を経て、いよいよファーストアルバムの入園式。幼稚園の制服であるブレザーとベレー帽をかぶり、なんだか慣れない、けどニヤニヤした満更でもない様子で式に向かう。キリスト教系の幼稚園ということで園の中には礼拝堂があり、中は写真や動画撮影も禁止とのこと。最初に保護者が席に着き、後から新入生が上の学年の子に手を引かれて礼拝堂に入ってくる。上の子が下の子の面倒を見るというブラザーシスター制度のようで、ファーストアルバムにはわずか1歳上とは思えないほどキリッとした佇まいの男の子がついており、ぽやぽやしてばかりのファーストアルバムはすっかり懐いている様子だった。我が家は特にキリスト教派というわけでもなく、単に家から一番近いからという理由でこの幼稚園にしたのだが、威厳の感じられる牧師さんがお話をしたり、みんなで手を組んでアーメンと唱えている様子を実際に見ると、なかなか背筋が伸びる感じがある。そしてセカンドアルバムを連れての参加だったので、周囲の人達から生まれたての赤ちゃんを何かと気にかけられる。最後までぐずらずにいてくれたので有難かった。

入園後。幼稚園はおむつが禁止なので可及的速やかにトイレトレーニングを進める必要があった。ファーストアルバムのために加配の先生がついてくれているのだが、先生によれば「着替えをたくさん用意してください!いくらでもおもらししていいんで!」とやる気満々でトイトレを実行してくれている。そして本当に毎日ぐしょぐしょに濡れたパンツとズボンが返却される。どうしたもんか…と思いつつ、試しにトイトレ用絵本を買い与えてみた。するとかなり食いつきが良く、面白がって何度も読んで読んでとせがんでくる。絵本は元々好きな方で、トイレをがんばる絵本の主人公と自分を重ね合わせて楽しんでいるようだった。すると急にスイッチが入ったのか、トントン拍子にトイレの成功率が上がり始め、1ヶ月経つ頃にはすっかり感覚を掴んでトイレをマスターしてくれた。ついこないだまで1ミリもできてなかったのに。これには驚いた。つまづいていることでも何かしらのきっかけさえあればいくらでも伸びてくれるんだなということが実感できて良かった。今後の支えにしていきたい。

5月2日。幼稚園の行事でファーストアルバムの親子遠足に出かける。この日は幸いにも快晴。家から自転車で少し走ったところにある大きな公園で、木陰の散歩道を歩き、広場で体操したりフープで遊んだり、一緒にお弁当を食べたり。ファーストアルバムはまだ言葉が舌足らずだが、積極的に他の幼児に絡みに行って、芝生の上を走り回ったり虫や草を観察したりと楽しそうにはしゃいでいた。お外でのトイレもばっちり。帰りの自転車ではすっかり寝こけてしまい、自分はものの数時間でしっかり日焼けした。これからもいろんな場所で遊ぼう。

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