基本情報技術者試験(FE)っていつ?気になる合格率と取得メリットとは?
「基本情報技術者試験っていつ?」「この資格試験の合格率は?」「基本情報技術者試験合格するとどんなメリットがあるの?」
こういった疑問に答える記事になります。
本記事でわかる事
基本情報技術者試験(FE)とは?
基本情報技術者試験概要
基本情報技術者試験の合格率
基本情報技術者取得のメリット
上記の内容について解説していきます。
基本情報技術者試験(FE)とは?
基本情報技術者試験(FE)は、情報処理推進機構(IPA)主催、経済産業省の認定する国家試験です。
内容は、コンピュータシステムなどのテクノロジ系、マネジメント系、そして経営や法務に関わるストラテジ系まで。出題分野の広さは、同じく情報処理推進機構主催の「ITパスポート試験」や「応用情報技術者試験」と同様で、全体的なITに関するものとなります。
ただし、ITパスポート試験をレベル1とすると、応用情報技術者試験はレベル3。基本情報技術者試験はレベル2で、ちょうどITパスポート試験と応用情報技術者試験の中間に位置する資格です。
基本情報技術者試験概要
基本情報技術者試験概要を下記表にまとめました。
基本情報技術者試験概要
ホームページ・受験申込・問合せ 独立行政法人 情報処理推進機構
受験資格 制限なし
願書申込み受付期間
春期
インターネット:1月下旬~2月下旬頃まで
郵送:1月下旬~2月中旬頃まで
秋期
インターネット:7月中旬~下旬頃まで
郵送:7月上旬~中頃まで
受験料(税込み) 情報処理技術者試験の受験手数料の改定
【現行】5,700 円 → 【改定後】7,500 円※消費税込み。
受験手数料改定の適用時期
筆記により実施する試験区分 令和3年度秋期試験から適用
CBT方式で実施する試験区分 令和4年(2022年)4月から実施する試験に適用
試験内容
午前の部
ストラテジ系
マネジメント系
テクノロジ系
午後の部
コンピュータシステムに関すること
情報セキュリティに関すること
データ構造及びアルゴリズムに関すること
ソフトウェア設計に関すること
ソフトウェア開発に関すること
マネジメントに関すること
ストラテジに関すること
試験会場 全国各地
試験日程 4月第3日曜日、10月第3日曜日(年2回)
合格基準
下記の基準点を全て満たした者がで合格となります。(多段階選抜方式)
午前:100点満点中、60点以上
午後:100点満点中、60点以上
身体上の障害等に係る特別措置について 身体障害などの理由で、特別措置を希望する場合は、願書の「身体障害者特別措」欄に
該当する障害の種類の番号を記載し、願書と一緒に、身体障害者特別措置確認表と、
身体障害者手帳のコピー(確認のため医師の診断書を提出を求められる場合があります。)を
同封し【簡易書留】で提出します。
障害の種類は以下の通りです。
肢体不自由
聴覚障害
視覚障害
視覚障害(点字)
(点字による試験区分は、原則、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、
応用情報技術者試験のみ)
上記以外の障害
(骨折,妊婦など一般会場での受験が難しい場合を含む。)
封筒には以下の通り記載します。
〒113-8663
東京都文京区本駒込2-28-8
文京グリーンコートセンターオフィス15 階
独立行政法人 情報処理推進機構
IT 人材育成本部 情報処理技術者試験センター
実施グループ 願書受付係
(特別措置確認票等 在中)
基本情報技術者試験の合格率
基本情報技術者試験の合格率の合格率について解説していきます。
下記表は近年の基本情報技術者試験合格率になります。
基本情報技術者(春期・秋期)
年度 受験者数(人) 合格者数 (人) 合格率 (%)
平成28年度 99,999 26,591 26.6
平成29年度 105,252 23,288 22.1
平成30年度 111,381 28,552 25.6
令和元年度 121,556 31,224 25.7
令和2年度10月 52,993 25,499 48.1
令和3年春 32,549 13,544 41.6
※:令和2年10月・令和3年春試験試験では、合格率が40%以上となり合格率が急上昇しています。しかし、上昇化した理由は、試験の難易度が易しくなったわけではなく、令和2年春・秋試験が延期となり、試験への準備期間が長くなったためだと考えられていますので、令和2年10月・令和3年春試験の合格率は例外として捉えたほうが良いです。
合格率は、22%~27%の間を上下しながら推移しています。
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