豊田市足助「重伝建地区選定10周年事業」第3回 実行委員会議 メモ
2021年6月18日、「重伝建地区選定10周年事業」の第3回目の実行委員会議が足助支所にて開催されました。
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3回目となる今回の会議では、まずファシリテーターの堀部篤樹支援員による前回会議のふりかえりを行いました。
そのうえで、豊田市小原地区を拠点に広告デザイン業を営むスズキ広務店の鈴木孝典さんを支援員にお招きし、足助の町並みをフィールドとしたローカルツアーの企画を実行委員会の皆さんとともにつくりあげていく取り組みについての、最初の話し合いを行いました。
次に、前回会議で実行委員会内で出た意見を参考に、あらためて「ロゴデザイン」案(修正案)を提案し、再度意見の集約をはかりました。
最後に連絡事項として、次回以降の会議の予定、また、この会議の2日後(6月20日)に開催する「重伝建地区選定10周年事業キックオフイベント」について、お知らせをさせていただきました。
本来なら、各議題についてその場で意見交換をしたいところではありましたが、今回も緊急事態宣言下での会議となるため、まずは「会議時間の短縮」を優先し、皆さんにはあらかじめ配布した書面にコメントを書いて提出いただき、意見集約をすることにしました。
【Review & Feedback / 前回会議のふりかえりと「コメントマップ」の共有】
ファシリテーターの堀部支援員による、前回会議のふりかえり。前回会議で、実行委員や支援員の皆さんから提出いただいた「コメント票」をもとに、そこで出た意見をパッと見で分かりやすくなるようにまとめた「コメントマップ」を見ながら、お話しをしました。
全体的には、足助のまちづくりについて関心をもっており、前向きなコメントを数多くいただきました。
また、今回の会議名にもなっている重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)についても、「もっと知らないといけないと思いましたし、知りたいと思いました」というコメントもいただくことができ、今後重伝建を議題とするための土壌が少しずつできてきたように感じます。
一方で、別の方のコメントにもあるとおり、足助の地域住民のなかには、重伝建地区に選定されたことに対するマイナスイメージを持っている方が、少なからずいらっしゃるようです。
今回のこの実行委員会の通年の取り組みが、「できるだけ多くの住民がプラスのイメージをもてるようにしていく必要はある」という、この方のコメントを本当に実現できる場になればと思います。
【Make a Local tour in ASUKE / 「本当に足助の町並みの観光コースをつくってみよう」】
今回、新たに支援員として会議に参加してくれたスズキ広務店の鈴木孝典さん。広告デザイン業を営む傍ら、今年4月からは新たに「三河里旅」という、三河の山里でしか体験できないディープなローカルツアーを企画提案する旅行業を立ち上げました。
足助在住のライターさんである高木支援員のご紹介のもと繋がった鈴木さんに、今回の事業についてお話しさせてもらったところ、興味をもっていただき、足助の町並みをフィールドとした三河里旅の観光コースを、実行委員会メンバーとともにつくっていくプロジェクトを立ち上げることになりました。
その名も、「三河里旅 in 足助の町並み」。
※具体的な観光コースが決まり次第、ツアータイトルを決めていく流れとなるのかなと思います。
会議当日の話し合いの時間があまり取れないことが想定されたため、実行委員会の皆さんには、あらかじめグループLINEを通じて「事前質問票」をデータでお送りし、足助の町並みで紹介してみたいところや、自分のお家やその近くの歴史や思い出について、考えていただくことにしました。
三河里旅は、地域に詳しい方が「地域プレミアムガイド」としてツアー当日のガイドを務めます。また、地域で子育て中の主婦の方など、お時間のある方にパートやアルバイトで「地域ツアースタッフ」となってもらい、ツアー当日の補助を行うかたちで、観光ツアーを運営していく仕組みです。
「足助には、塩の道があったり商店街もあったりと、観光資源が沢山ある。コロナ禍になる前ではあるが、歴史を掘り下げた観光ツアーはヨーロッパの方からも好まれる傾向にあり、可能性を感じている。」と話す鈴木支援員。
堀部支援員も「地域の皆さんにとっては普通のことが、外から来た方にとっては普通じゃないこともある。そういう所を紹介できると面白いかもしれません。」と話しながら、実行委員会の皆さんの意見を伺います。
以下に、会議内で話題となったお話しとやりとりを、簡単にまとめてみました。
▶︎足助中馬館の「高所金庫」
…元々、旧稲橋銀行足助支店として建てられた建物なので、金庫があること自体は理解できますが、「なぜこんな位置に?」と、とても不思議な光景。わが家ではこれを勝手に「高所金庫」と名付けて呼んでいますと、話してくれた奥村委員。
その存在を知っている方も何名かいらっしゃったようで、周りの皆さんもウンウンと頷きながら、お話しを聞いていた印象です。
▶︎足助牛乳(名古屋牛乳 足助販売店)の「看板で作ったテーブル」
…教えてくれた田口委員長のお話しでは、現在の牛乳屋さんになる前に、ここでお店をやっていた薬屋さんが残していったものだそうです。
足助の町のことに詳しい、田口委員長ならではの足助の見所の提案です。
▶︎しすたあ美容院の歴史
…こちらの話は、「事前質問票」のなかでの記入例として取り上げさせてもらっていた話です。現在、しすたあ美容院を経営する井野口委員が、お母様に聞いた開業当時のお話を紹介していただきました。
井野口委員
昭和31年頃に美容院を開業した当時、まだ私は生まれていませんでした。
母親が修行をしていた頃の足助の町なかには、芸者衆を抱える「置屋」さんが沢山あったそうで、芸子さんがお座敷に呼ばれる度に髪結いに来てくださるため、とても忙しい日々だったそうです。
その後、私が生まれて物心つく頃には時代も変わり、芸子さん達はだんだん少なくなり、代わって花嫁さんのお支度の仕事が多くなってきました。
自分の目で見た話ではないため、あまりはっきりしたことはお話しできないのですが、まだ当時の芸子さんがまだ足助に住んでいらっしゃる方もいるので、お話を聞いてみてもいいのではないかと思います。
堀部支援員
昭和30年代の開業当時から、美容院は現在の場所にあるんですか?
井野口委員
いえ、最初はマンリン書店さんの前だったか、隣だったか?にあったそうです。
平野委員
前!
堀部支援員
前ですか。ちなみに、芸子さんの好きな髪型とかあったんですか?
井野口委員
日本髪という結い方です。私の母も、若い頃には日本髪を結う修行もしたそうです。
このお話しを興味深く聞いている様子の実行委員の皆さん。一方で、支援員の男性陣も、こどもの時の風景を思い出しながら、会話が盛り上がります。
廣瀬支援員
自分も聞いた話なんですが、芸子さんは、髪はお店で整えてもらうけど、化粧は自分で支度するみたいで。服をはだけさせながら、化粧をする芸子さんの姿がよく見られたそうです。
田口委員長
我々の世代は大変お世話になりました。
会場 一同
笑
田口委員長
自分がこどもの頃は、(足助小)学校の下に置屋があって。学校から眺めていると、芸子さんが「僕たち見たい?」と聞くので、「見たい!」というと、胸元を見せてくれました。
廣瀬支援員
良い時代ですね。笑
これも聞いた話ですが、昔、足助には銭湯があって、こっそり中を覗けるところもあったとか、なかったとか…。
堀部支援員
足助の町並みに、銭湯は何か所あったんですか?
田口委員長
2か所です。
平野委員
新町のところと、新田町のエルさんだね。
堀部支援員
建物のなかは面影はありますか?
平野委員
エルさんは中を全部変えちゃったけど、新町の方は中も綺麗に残っているので、あそこは利用価値がありそうな雰囲気です。
堀部支援員
モザイクタイルの絵があったりもするんですか?
山田支援員
絵は無かったような気がする…。そこまで立派な所ではなかったから。
平野委員
でも雰囲気はあります。バリバリ昭和といった感じ。
堀部支援員
そういうの良いですよね。最近では、銭湯のスケッチを描いたりしている元建築家の女性もいたりして、銭湯はいろいろな方に人気がありそうです。
田口委員長と廣瀬支援員とは、年齢がふたまわり近く離れているかと思いますが、足助で育った男性なら年齢に関係無く共感できる話題もあるようです。笑
さまざまな世代の住民がいる場所で会話を進めていくことで、それぞれの時代を生きた人々の記憶を手がかりに、昔の光景が蘇ってくる…。そんなことができる取り組みになるかもしれないなと、皆さんのお話しを聞きながら、感じました。
▶︎足助に昔あったもの(映画館、遊具)
…会議当日には参加できなかった川島委員より、「事前質問票」の回答をLINEメールで送っていただいたので、会場で読み上げさせていただきました。
堀部支援員
それでは読みます。
川島委員「足助の新町には昔、映画館がありました」
山田支援員
誰だあ?壊したのは!笑
平野委員
………。
(苦笑いしながら、黙って深くうつむく。)
会場 一同
爆笑
堀部支援員
何か言うと、何かエピソードがあるなあ。笑
堀部支援員
川島委員「こどもの頃、宮町に遊具があり、よく遊びに行っていました」
宮町のどの辺りのことでしょうか?
佐久間委員
足助観光協会があるところの近くにありました。今は駐車場になっているところです。
実行委員メンバーには、年齢的に若い方、また結婚を機に足助に住みはじめた方もいらっしゃいますので、知らない話も飛び交っていたと思いますが、会場全体で笑いも起こるほど、皆さん興味津々で会話の雰囲気を楽しんでいた様子。
そうした方々にも、今回のように足助のまちの記憶を伝えていくきっかけを、これからもつくっていけると良いのかなと感じました。
▶︎足助の歴史の痕跡(遺構、住所)
…伝建地区外にお住まいの浅井(美)委員からも、普段あまり気づかない視点からお話をしてくれました。
浅井(美)委員
香嵐渓内の巴川待月橋近くの川の中に、コンクリートの橋脚らしきものがあります。おそらく昭和47年の台風の爪痕で、今の橋の2、3代前の残骸です。
堀部支援員
そう!自分も前から、あれは何だろうと気になっていたんですが、やっぱりそういうことなんですね!
ちなみに、もう1つあるそうですね。
浅井(美)委員
わが家の住所は「豊田市足助町宮平1」です。
以前から、足助八幡宮の宮司さんがお見えになった際には、「ミヤダイラ1 という住所は、本来お宮の住所であるべきなんですよ」とよく言われます。
堀部支援員
そう言われても…、ですよね。笑
ちなみに現在の足助八幡宮の住所は何でしたっけ?
浅井(美)委員
「豊田市足助町宮ノ後(ミヤノアト)12」です。
当時の出来事を伝える痕跡や、住所にまつわる不思議な話など、いかにもまち歩き番組「ブラタモリ」で取り上げられそうな話題。日常何気なく見ている身近なところにも、こうした潜在的な魅力にあふれているんだなと、あらためて気づかされました。
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15〜20分程度という、限られた意見交換の時間でしたが、実行委員会の皆さんからいただいたお話は、一般的な足助の観光案内にはあまり載っていない、ローカルだけどとても面白いコンテンツとなりそうなお話ばかり。
今回会議にて提出いただいた「コメント票」を見る限り、実行委員の皆さんも、これまで足助に住んでいても聞いたことのなかった足助の町並みにまつわるストーリーに、とても興味をもってくださったようで、嬉しいです。
今後、実行委員や支援員からの意見をふまえて、鈴木支援員らとともに、今年度中には足助でのツアー化を実現できるよう、引き続き企画検討を進めていく予定です。
※「事前質問票」及び「コメント票」にて集約した「三河里旅 in 足助の町並み」に関する意見は、次回以降の会議にて共有予定です。
【Re Design / 実行委員の意見をふまえた「ロゴデザイン」修正案】
前回会議にて、事務局より提案した「ロゴデザイン」計13案について、実行委員会の皆さんよりコメントをいただきました。その内容をふまえて、どのロゴデザインに対してどのようなコメントをいただいたのかが分かる資料をつくり、今回会議で実行委員会の皆さんと共有しました。
そのうえで、今回会議では、上記資料にあるコメントを参考にしつつ、あらためて有志のクリエイターの方々に協力いただき、以下の修正案を提案しました。
今回のロゴデザインは、今回の事業を始めるきっかけでもある「10周年」をベースにデザインした2案と、委員の皆さんが考えた「キャッチコピー3種」をベースにデザインした3案の、計5案のロゴデザインを提案しました。
まず「10周年」ベースデザインについては、このロゴデザイン2案をつくってくれた、椙山女学園大学4年生の堀田明来さんと服部ほの華さん(生活環境デザイン学科 𣘺本雅好研究室)に、ロゴデザインの制作コンセプトをプレゼンテーションしていただきました。
※堀田さんは【ロゴ A-①】案、服部さんは【ロゴ A-②】案をつくってくれました。2人とも、堀部先生の指導のもと、第1回会議から支援員として関わってくれています。
2案とも、足助の町並みの特徴である、屋根の妻入と平入のカタチをモチーフとしたデザイン。そこに10周年事業のイメージとして、【ロゴ A-①】案は漢字の「十」を、【ロゴ A-②】案は数字の「10」をあしらっています。
特に【ロゴ A-②】案については、今後、20年後、30年後…となっても、数字を変えれば使い続けられるように、という思いが込められているそうです。
また、前回のロゴデザイン案には「ローマ字だと少し見にくく、読みづらいので、あすけ、または足助の方が、足助っぽい気がする」というコメントがあったため、2案ともに漢字を使う配慮がなされています。
さらに、2案とも白地の背景色に黒色でロゴや文字が描画されたものがベースデザインとなっていますが、季節や使用するシチュエーションに合わせて、日本の伝統色を背景色に白色でロゴや文字を描画したバージョンも変化形として用意されています。
次に「キャッチコピー3種」ベースデザインについては、いずれも前回のロゴデザイン案を踏襲しつつ、コメントを参考にしながら微修正が加えられています。
【ロゴ B】案の「あかりのつながる町」バージョンについては、「家のモチーフと、あかりをイメージした円形のモチーフを組み合わせてはどうか」というコメントを参考に、家のつながりとあかりのつながりの双方を意識した提案です。
【ロゴ C】案の「_きになる足助」バージョンについては、「 _ 」に入る文字を一旦「あ」として想定して、ロゴデザインのイメージがつくられています。「(大きなハートマークが)AEDを連想してしまう」や「(家に被さる虫眼鏡が)不審者を連想してしまう」などのコメントに配慮し、複数のもみじのモチーフ全体がハートマークの輪郭となるというイメージでの提案です。
【ロゴ D】案の「やい!おまん〜」バージョンについては、前回のロゴデザイン案からほぼデザインは変えずに、キャッチコピーの文字部分だけ、向きやレイアウトが微修正された提案です。
この3種類のキャッチコピーについては、コピー自体を単独、あるいは別のかたち(ポスターや展示物など)で使用することもできるかと思います。
今回の資料では、単独で使用する例として、【ロゴ D】案のコピーのみを使用する例を変化形の使い方として表記してあります。
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事務局の意向としては、基本的には、これら5案の修正案のなかから、最終的なロゴデザインを決定したいと思っていることをお伝えしつつ、実行委員の皆さんには、配布した「コメント票」にどのロゴデザインが良いと思うかを記入いただくことにしました。
あわせて、ここで決定したロゴデザインを、今後どのように活用していきたいかも提案してもらうこととしました。
どのロゴデザインとなるにせよ、この実行委員会でつくってきたものを、今後、足助の町並み全体でどのように活かしていくことができるかが、最も重要なことであり、かつ最も難しいことでもあるように思います。
今後の展開については、適宜進捗状況を実行委員会内で共有しつつ、引き続き、検討を進めていければと思います。
※現在、「コメント票」にて集約した意見を参考に、最終的なロゴデザインの決定に向けて調整中。次回、第4回会議にて再度共有予定です。
【Kick-off Event / 「重伝建地区選定10周年事業キックオフイベント」の開催】
その他、実行委員の皆さんへの情報提供として、この会議の2日後(6月20日)に開催する「重伝建地区選定10周年事業キックオフイベント」について、お知らせをさせていただきました。
※この記事を書いている現時点では、既にこのイベントは既に終了しています。
2021年6月20日で、足助の町並みが重伝建に選定されて、ちょうど10年目の、この日。足助の町並み内のほぼ中央に位置する旧田口家住宅を会場に、足助の町並み解説や、足助の商家にゆかりのある民具を紹介するイベントを開催し、当日は沢山の方々にお越しいただきました。
当日は、地元新聞社やケーブルテレビなど、複数のメディア陣にも取材していただきました。このイベントを皮切りに、今年度はこの重伝建地区選定10周年事業実行委員会を中心に、足助の町並みのより良い未来に向けたさまざまな取り組みを実施していく予定であることを、広く発信していくことができました。
▶︎豊田市政番組「とよたNOW」
ニュース「旧田口家住宅で重伝建地区選定10周年イベント開催」
ちなみに同日には、足助観光協会さんによる「足助の町並み伝建選定10周年記念 ご朱印めぐり」や、足助商工会さんによる「足助マルシェ」など、足助の町並み内で別のイベントも同時開催していました。これも少なからず相乗効果になっていたように思います。
今回のイベント会場となった旧田口家住宅は、これまでは季節のイベント時にのみ公開していましたが、この日以降、月・水・金曜日の10時〜17時、毎週公開することとなりました。より多くの方々に、お越しいただけたら嬉しいです。
建物公開するにあたり、来場者の方向けの「旧田口家住宅の展示・案内等に関するアンケート用紙」もつくりました。
歴史的な町家の活用方法については、まだまだ試行錯誤を重ねていく必要があるかと思いますので、見に来てくださった方々の声を聞かせていただきつつ、これからさらにバージョンアップをはかっていければと思います。
一方で、実行委員会の皆さんについては、通常のアンケート用紙に記名欄を設けたものを今回会議で配布させていただきました。
この度、実行委員や支援員になってくださった方々は、「お客さん」でもあり、かつ足助の町並みを一緒に盛り上げていく「仲間」でもある存在です。今後は、旧田口家住宅の活用方法についても、地域住民が活躍する場所としても使っていけるよう、実行委員の皆さんの意見も参考にしつつ、一緒に面白い取り組みにチャレンジしていけたらと思います。
【Next Step / 次回の会議へ向けて】
この10周年事業のひとつのターニングポイントでもあったキックオフイベントも無事終わり、徐々に実行委員会の認知度も高まってきたように感じます。
会議の場では、実行委員の皆さんからも前向きなコメントを多くいただけるようになってきたし、また、旧田口家住宅の展示パネルやケーブルテレビの番組など、さまざまな情報発信の場面でも、実行委員さんひとりひとりを取り上げてさせてもらう機会も増えてきました。
▶︎豊田市政番組「とよたNOW」
特集「重要伝統的建造物群保存地区選定10周年 足助の町並み」
第5回会議あたりからは、いよいよ重伝建制度に関する話などの、少し難しい話も交えながら進めていく場面がでてきますが、きっと今の実行委員の皆さんであれば、一緒に課題解決に向けた建設的なお話ができると信じています。
今回会議で起きたような、立場の違う方々が一緒に笑いあえる場面もつくりつつ…。日々忙しいなかでも、この会議に参加してくれた皆さんに、毎回少しでも発見があったり、成長できる場所だと感じてもらえるような運営を、これからも目指していきたいと思います。
▼髙木支援員作 YouTube動画
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