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フワちゃん

時に本当の自分がわからなくなる時がある。

人には色んな顔がある。
家族の前での自分。
会社での自分。
友達の前での自分。
(友達といってもその親密さによってその顔を使い分けている)
初対面の人と会う時の自分。
恋人の前での自分。
1人の時の自分。

言い出すとキリがない。
果たしてどれが本当の自分なんだろうか。
家庭環境によって、家族の前の自分が本当の自分か異なるだろうし、恋人の前では新しい自分に出会うこともあるだろう。

確実に言えるのは会社での自分は本当の自分ではないということ。
家族経営や個人事業主、自分で立ち上げた会社であれば、本当の自分と言えるかもしれないが、その大半はお客様や上司のために自分見繕って接することが多いだろう。
逆に会社でいつもの調子で冗談を言ったりボケたりし過ぎてもドン引きである。
でも実際、大人になり社会に出てからは見繕った姿でいる時間が大半を占めてしまっているのではなかろうか。

だからこそ休みの日のありがたみ、友達、家族への安心感が生まれるのだと思う。

ただ、私の知っている人物で唯一、この社会の常識を覆す英雄がいる。

YouTuberのフワちゃんである。

私はフワちゃんが大好きだ。
ここ数年は私のiPhoneのホーム画面に抜擢されている。
容姿が好きなのではない。
そのマインド、飾らない姿、自分らしく生きるその生き様が好きなのである。
皆さんも知っているであろう。
彼女は思っていることを口に出す。
私たち素人が急にテレビに出たような振る舞いでテレビに出演している。
その姿にとても魅力を感じている。

私はセブンルールというフジテレビの番組が大好きだ。
セブンルールとは様々なジャンルで活躍する女性の7つのルールを紹介する番組であるが、私はこれを毎週欠かさずに見ている。
去年の年末、フワちゃんが取り上げられていた。
(普段は有名人ではなく、一般人を取り上げることが多い番組なのだが)

そこでフワちゃんはルールの1つにこんなことを言っていた。
「仕事は友達とする」
既存の友達と仕事することはなかなかに珍しい。
フワちゃんは一緒に仕事をした人と友達になると言うのだ。
アンミカさん、青山テルマ、指原莉乃など、フワちゃんは業界に友達が多い。
だが、これらの面々はもちろん、仕事きっかけで友達になったに違いない。
あのフワちゃんのスタンスが故にここまで多くの友達ができるのであろう。

フワちゃんには不思議な能力がある。
先輩に敬語を使わなくても怒られないという能力だ。
私たちはどうだろうか?
会社で上司やお客さんにタメ語を使うなんてこと想像できるだろうか。

だか、不思議とフワちゃんがテレビで敬語を使っていなくても気にならない。
あの見繕わない、どこでもお面を被らないフワちゃんだからこそ受け入れられるのであろう。

もしかしたら社会全体がフワちゃんを見習い、ラフな社会を作ることができれば、
より良い世の中になるかもしれない。

皆さんにもそういう新たな発想を日頃から探して欲しいものだ。

そして、もう1人、敬語を使わなくても許される能力者がいる。

森泉だ。

でもどうしてだろう、森泉は許せない。

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