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思い出のツィンクルブライド親子【競馬の神様は存在する!】

北九州記念にツィンクルソードが出走予定です。

ツィンクルブライド、兄ペールギュント、私にとって忘れられない親子なんです。ツィンクルブライド桜花賞で、ペールギュント高松宮記念で私を助けてくれた恩人(馬)です。

【ツィンクルブライド 1994年桜花賞2着】

当時浪費癖のある私は、父の還暦祝いをどうやりくりするか、頭の痛い春でした。そんな中での武豊の婚約発表!

これはなにかある!と閃いた私は、大学時代からの馬友(昨日の北海道旅行の友と同じ)とサイン馬券対策。

武豊はオグリキャップの妹オグリローマンに騎乗。婚約祝いは間違いないという意見で一致!

週末のスポーツ紙にJRAが広告として出すサラブレッドインフォメーション(地域で異なる)の九州版は漫画チックなもので、スーパーマンに扮した兄貴馬が妹馬を背負っている図という情報も得て、ますます軸は堅いと踏んで…

大井のナイター競馬が春から開始されるCMが流されたのが同時期でした。ナイター競馬の名前は『ツゥインクルレース』と云い、白い馬が疾走するCMは印象深いものでした。

人気は全くないものの、芦毛ツィンクルブライドという名前がシンクロしてきたのは言うまでもありません。ブライドの意味は『花嫁』と云う…

武豊が花嫁を引き連れてのシナリオは完全に読めた状況。オグリローマンの調教師は瀬戸口師、瀬戸の花嫁ですから…

父の還暦祝いには、北陸豪華温泉旅行を両親にプレゼントする事ができました。競馬の神様にプレゼントをいただいたと今でも思ってます。

因みに馬友も私と同額1-7にベットし、大金をゲットしています。金額は内緒です。

【ペールギュント 2007年高松宮記念】

大阪赴任時代でした。会社内のパワハラに相当参った頃だったと思います。楽しみは家族団らんと週末の競馬… 競馬の神様は私を見捨ててはいませんでした。

今でも何故なのか覚えていないのですが、1番人気のスズカフェニックスは間違いない!と確信していました。確信の元は武豊の発言だったかなと記憶しているのですが…

単勝100倍超の大穴馬だったのですが、ペールギュントが絶対来る!となんか自信めいたものがありました。これはサイン馬券ではありません。長年の経験から、ペールギュントの戦歴に注目していたからです。クラシック候補の逸材だったのは戦歴を見ると分かります。デイリー杯シンザン記念のマイル重賞優勝歴は見過ごせません。

もう一つ、ずっと中距離路線を使ってきた本馬を、突然1200mのG1レースにぶつけてきたのです。名伯楽が本気で賭けに出たと読み取れた一戦でした。

競馬の神様は、ツィンクルブライド親子に姿を変えて、私に降臨してきたのだと思います。そう考える事にしています。

私は馬連で、パワハラを忘れる恩恵を被りました!2007年の春は、今振り返ってみると、『競馬の神様降臨祭』だったようです。春天・ダービーの大波乱での歓喜もこの春の出来事でした。

因みに私の母は、3連単をゲットしています。今も健在で、ウインズ小郡に父とカップルで出没し万馬券を当てまくっています。本当にありがたい事に競馬の神様のお陰で、両親ともに認知症とは無縁の生活です。

私は心情馬券はまず買わないです。昨日の友は今日の敵と、馬券はドライです。しかしながら、ツィンクルブライド親子だけは心は揺れるんです…

ツィンクルソードは今年去勢手術を受けました。戦歴からも馬齢からも触手が動く馬ではありません。ただ、福永祐一×大久保龍志の3度目の正直が、レパードSで現実になったからには、買うでしょうね、武豊との馬連を。

ツィンクルブライド親子の前には、必ず武豊!

ダイアナヘイロー連覇かよ…

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