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言葉を体感する / SIGNCOSIGNオリジナルブレンドコーヒーづくり

言葉を、体感したい。

頭で理解する先、腑に落ちて自分ごと化するためには、体により深く言葉が落ちていくための何かが必要な気がする。

SIGNCOSIGNでは企業理念や行動規範など企業やチームが大事にしていきたい言葉づくりを一事業として支援しています。その中で、みんなで想いを込めてつくった言葉をしっかり浸透させてより役割を濃く果たすお手伝いもしていきたい。そのための施策を考えたいと思うようになりました。そんななかで、チームオリジナルコーヒーを作ったら面白いのでは?という案がでて、まずは実験的にSIGNCOSIGNのオリジナルブレンドコーヒーをつくってみることに。

ご協力いただいたのは、THE COFFEE SHOPさま。
メルカリさんやユーザーベースさんなどとも取り引きをされているスペシャルティコーヒーのみを扱うコーヒー屋さん
気持ちのいい金曜日の昼下がり。駒場東大前が最寄駅の緑が多くある静かな道沿いにある焙煎所、ROAST WORKSまでお伺いしました。

言葉を体感する1

コンセプトワークの部分から関わりオリジナルブレンドを作る。初めての試み。

普段はTHECOFFEESHOPさんがブレンドをした、いくつかのコーヒーを複数試飲してもらい、その中からその企業のコンセプトやコーヒーを介して発生させたいコミュニケーションのイメージにあったものを選んでもらいブレンドを決定する。とのことでしたが、今回はTHECOFFEESHOPさんとしてもほぼ初めて、コンセプトワークの部分から関わりオリジナルブレンドを作らせていただきました。

スペシャルティコーヒーとはどんなものなのか。ブレンドを作る時に大事なポイントなどを伺った後に。まずは自分たちが大事にしている言葉や、そのコーヒーをどんなシーンでどんな人に飲んで欲しいのかなどを共有し、コーヒーのプロフェッショナルと対話をしながら、作りたい味のイメージを擦り合わせていきます。

言葉を体感する2

SIGNCOSIGNの大事にしていきたい言葉、その言葉を踏まえてどんな時に誰に飲んでもらうどんなコーヒーにしたいのかを話し合っていきます。

レッドブルのように無理やりドライブさせるためのものではなくて、ほっと一息ただつければいいわけでもなくて。一息入れて一歩前にシャキッと少し緊張感をもって踏み出せるような。自然体なのだけど若干の緊張感がある感じがいいかな。

普段私たちだけで話している時には出てこない、コーヒーの世界の言葉を担当の萩原さんからもらいながら、言葉やイメージを深めていきます。
そうして紡がれてきたイメージをもとに、私たちの求めるものにあったコーヒー豆をいくつか選定をしてもらい、続いてカッピングの作業にうつります。

言葉を体感する3

自分の味覚とコンセプトやイメージをつなぎ合わせる

選定した豆の産地や農場のお話を聞いたうえで、その豆を挽いたものに、一つずつお湯をそそぎ、それぞれの味の違いや特徴を体感するためカッピングという手法でテイスティングをしていきます。さすがスペシャルティコーヒーどれもとっても美味しい。味の違いもコーヒー初心者であっても感じることができます。

そしていよいよブレンド作り。当日の参加者、萩原さんも入れた4名でそれぞれ、Aのコーヒー:Bのコーヒーを2:1といった感じでどのコーヒーをどのくらいの比率で合わせるか、自分の味覚と先ほど話したコンセプトやイメージをつなぎ合わせるようにして味をつくっていきます。

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できあがったそれぞれのブレンドを共有して、お互いのブレンドを飲みながら、最後は一番イメージに近いものを話しながら決めました。

こんなに味覚を研ぎ澄ませたのは初めてだったかもしれないというくらい、真剣に向き合い、イメージにぴったりのSIGNCOSIGNオリジナルブレンドができあがりました!

私たちの大事にしたい言葉と共に、みなさんの元に届く日が楽しみです。

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