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平成ギャンブラー栄枯盛衰<1> 「ミミズにだって張る」
20代のころ、筆者は近鉄バファローズを応援し、その応援・遠征費用を公営ギャンブルで稼ぎ補うという、アルバイトとの兼業ギャンブラーだった。その頃に出会ったギャンブラー・Aさんとの思い出を振り返る――
どんな博打も打てる希少種同士に通じた心 今やインターネットはSNSが主流だが、筆者がギャンブラーだった当時(約15年前)はサイト、掲示板、ブログ中心の時代であった。それでも当時は新しいツールの登場に
平成ギャンブラー栄枯盛衰<2> 麻雀の名手が見せた隙
20代のころ、筆者は近鉄バファローズを応援し、その応援・遠征費用を公営ギャンブルで稼ぎ補うという、アルバイトとの兼業ギャンブラーだった。その頃に出会ったギャンブラー・Aさんとの思い出を振り返る――
誰もが居てもいい場所は賭場しかない 賭場でどんな振る舞いをするべきか、についても、Aさんの話や振る舞いを見て影響された部分は多い。兼業とはいえギャンブルで喰っていこうと決めたとき、どうすればいいのか
平成ギャンブラー栄枯盛衰<3> 終わりの予兆は突然見えた
20代のころ、筆者は近鉄バファローズを応援し、その応援・遠征費用を公営ギャンブルで稼ぎ補うという、アルバイトとの兼業ギャンブラーだった。その頃に出会ったギャンブラー・Aさんとの思い出を振り返る――
電気料金の支払票 賭けではない遊びの麻雀とはいえ、手を抜くような人ではないAさんが徹マンで眠気に襲われていた4半荘目。筆者の上家で苦戦するAさんが眠気に負けてうつむく姿勢になった瞬間、それは見えてし
平成ギャンブラー栄枯盛衰<4> 心地よいダメオヤジ
20代のころ、筆者は近鉄バファローズを応援し、その応援・遠征費用を公営ギャンブルで稼ぎ補うという、アルバイトとの兼業ギャンブラーだった。その頃より少し前の、一介の競馬好きだった頃に出会ったBさんとの思い出を振り返る――
後楽園7階にいつもいる普通のオヤジ○学生だった私は、当時日本最大の競馬ブーム…ナリタブライアンやマヤノトップガン、サクラローレルといった馬たちが活躍していた頃、すでに馬券を買うよ
平成ギャンブラー栄枯盛衰<5> 10万円で買ってくれ
20代のころ、筆者は近鉄バファローズを応援し、その応援・遠征費用を公営ギャンブルで稼ぎ補うという、アルバイトとの兼業ギャンブラーだった。その頃より少し前の、一介の競馬好きだった頃に出会ったBさんとの思い出を振り返る――
でかい紙袋をもってきたある日から、いつも専門紙を買っていたBさんが、俺と同じ東スポになっていた。最初は私の予想に乗り始めてきたから高い専門紙を買う必要がなくなったのだと思ったが、