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オープンソースのペイントソフト「Krita」用画像生成AIプラグイン

オープンソースで高機能なペイントソフト「Krita」用に、画像生成AI「Stable Diffusion」のプラグイン「krita-ai-diffusion」が公開されたので、試してみました。

ちなみに、「Krita」とはスウェーデン語でクレヨンのことだそうです。

「krita-ai-diffusion」プラグインを「Krita」にインポートすると、プラグインの設定画面からStable DiffusionのWeb UI「ComfyUI」や「ControlNet」などの拡張機能をインストールできます。

「ComfyUI」は、自分でローカルPCにインストールしたものや、リモートサーバー上のものに切り替えて利用することもできるようです。Stability Matrixでインストールしていた「ComfyUI」も一応利用できました。

プラグインの設定画面

プロンプトやスケッチなどから画像生成するのは、Photoshopなどでも同様の機能がすでに実装されていますが、Kritaでは画像生成が高速なLCM(Latent Consistency Models)を搭載しているので、リアルタイム生成機能(ライブペインティング機能)が利用できます。

そのため、下の動画のように、描いているものに応じて、(ほぼ)リアルタイムで画像が生成され、変化していきます(動画は4倍速)。

自分の書いたスケッチが、リアルタイムで生成画像に反映されるのは楽しいですね。逆に、AIの生成画像からインスパイアされて、スケッチの方を修正してみたりして、人間とAIが共同で作業している感じがします。

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