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GPTsのCustom ActionsでNature Remoのセンサー情報を回答するカスタムチャットボット作成

2023.11.18

サム・アルトマンCEOの解任で、今後OpenAIがどうなるのかなあ...と思いつつ、GPTsのCustom Actionsで、自宅の仕事部屋に設置している環境センサーの温度・湿度などを、関西弁w で答えるカスタムGPTを作成するテスト。


ChatGPTと対話しながらノーコードでカスタムGPT作成

GPT Builderで、ChatGPTと対話しながらノーコードでカスタムGPTを作成できます。Instructionsで、チャットボットの会話や振る舞いなどの条件指示します。(ここでは関西弁で明るくフランクに話すよう指示している。)

環境センサーから情報を取得して、温度・湿度・照度などを回答するカスタムGPT

環境センサーデータを取得するためのCustom Actions作成

下の図のように、Nature Remo Cloud APIから環境センサーデータを取得するためのSchemaを記述。Authenticationは、Authentication Typeで「API Key」、Auth Typeで「Bearer」を選択して、Nature Remo Cloud APIのAPI Keyを入力します。

Nature Remo Cloud APIで環境センサーデータを取得するためのSchema例
{
  "openapi": "3.1.0",
  "info": {
    "title": "Get sensor data",
    "description": "Retrieves current sensor data for my home office.",
    "version": "v1.0.0"
  },
  "servers": [
    {
      "url": "https://api.nature.global"
    }
  ],
  "paths": {
    "/1/devices": {
      "get": {
        "description": "Get sensor data for my home office",
        "operationId": "GetSensorData",
        "parameters": [
          {
            "name": "自宅仕事部屋",
            "in": "query",
            "description": "Get sensor data for my home office",
            "required": true,
            "schema": {
              "type": "string"
            }
          }
        ],
        "deprecated": false
      }
    }
  },
  "components": {
    "schemas": {}
  }
}

WebブラウザとスマートフォンでのカスタムGPT実行画面

Webブラウザとスマートフォンでの実行画面。現在の環境センサーの情報を取得して、自然言語で回答してくれます。GPT Builderでの指示した通り、関西弁でフランクに回答していますね。

環境センサーBOTの実行画面

環境センサーBOTのデータの流れ

環境センサーBOTのデータの流れは以下の図の通り。GPTsのCustom ActionsでNature RemoのAPIを呼び出し、温度・湿度等の情報を取得して自然言語で回答します。

Nature Remo Cloud APIのHTTPレスポンス(JSON形式)をそのまま渡しても、GPT-4が適当に解釈してくれる模様...

環境センサーBOTのデータの流れ

外部サービスのAPIとの連携したチャットボットが、実に簡単に作成できてしまいます。「AIしげちゃん」作成時、OpenAI APIのFunction Callingでゴリゴリとコードを書いてのは何だったんだろう?と思ってしまいました。

しかし、こうなってくると、いろいろ妄想が膨らんでくるね...w


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