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建築設計における生成AI活用の試み

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建築設計分野における生成AI(Generative AI)の活用によって、革新的なデザインの創出や自動化・効率化、そして持続可能な建築の実現を目指しています。
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#ペンタブレット

Kritaで写真を元に建築パース生成し、リアルタイムで点景を加える

面白いので、しつこく Krita AI Diffusionで遊んでますがw、今回は、参照元の写真と良く似た画像をControlNetのRefarenceで生成させ、その上にペンタブレットで子供や植栽などの点景を描き足しています。 下が参照元の写真です。プリプロセッサの強度を30%程度に設定し、写真を元に画像を生成させます。 下が生成された画像です。参照元の写真とは少し細部が異なっていますが、強度が低すぎると、描いたスケッチがそのまま出力されてしまいます。 参照元の写真と

Kritaで線画から建築パースを生成してリアルタイムで点景を加える

調子に乗って、今回は、Revitから書き出した線画パースからレンダリング風画像を生成し、ペンタブレットで人物や植栽などの点景を描き足して、リルタイムに反映させながら建築パースを仕上げる、というシナリオで試してみました。 krita-ai-diffusionではレイヤごとにプリプロセッサを変えることができるので、線画パースと点景はレイヤを分け、線画パースには「Line Art」、手書きの点景には「Scrrible」を適用して、ライブペインティングしています。 天井やディテー

Kritaのライブペインティング機能で建築デザイン(試行)

前回は画像生成AIの王道wで、かわいい女の子の絵を描いてみましたが、今回は、建築デザイン案やイメージパースが作成できないか試してみました。 CheckpointやLoRAを選択し、画像生成したい建物の用途やスタイルなどをプロンプトとして与えてペンタブレットでスケッチをすると、下の動画のように、リアルタイムで建物のパースが生成されていきます。 現状では、checkpointやLoRA、プロンプトの選択や組み合わせなど、画像生成AI特有の面倒臭さもあって、なかなか思ったような