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建築設計における生成AI活用の試み

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建築設計分野における生成AI(Generative AI)の活用によって、革新的なデザインの創出や自動化・効率化、そして持続可能な建築の実現を目指しています。
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2024年5月の記事一覧

ChatGPT(GPT-4o)で3Dモデル生成(テキストから)

OpenAIが新しいマルチモーダルAI「GPT-4o(omni)」発表し、音声・視覚・テキストをリアルタイムで処理できるようになりました。 下の動画のように、GPT-4oにテーブルの3Dモデルを作成するよう依頼すると、指定したフォーマットで3Dモデルを作成し、ダウンロードできます。 Code Interpreter(Advanced Data Analysis)機能で以下のようなプログラムコード(Python)を生成・実行し、結果を出力してくれているわけですが、普通の人は

ChatGPT(GPT-4o)で3Dモデル生成(画像から)

前回は、テキストを入力してChatGPT(GPT-4o)に3Dモデルを作成させてみましたが、今回はテーブルの写真をアップロードし、GPT-4 Visonで画像分析して3Dモデルが作成できるか試してみました。 このような単純な形状のものなら作成できるようですが、単純な形状でも間違ったりしますし、複雑な形状のものは無理です。 しかし、生成AIがさらに進化すると、例えばスケッチと音声で指示すると、建物の3Dモデルが作成できるようになるかも、と期待してしまいます。 ところで、最